ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

怯まず揺るがず

2024-12-11 | 移住生活
認知機能の低下が始まったら
しい70代の友人。ここでも何
度か彼女を取り上げました。


喜びも悲しみも幾歳月
8月初:みんなの心配を私が
初めて自覚したタイミング。
自分のクルマを駐車場のどこ
に停めたのか思い出せない


喜びも、悲しみも、恐れも
8月下旬:女子会の場所とは
全く関係ない場所に行ってし
まい血相を変えて遅刻してき
て、駐車場のクルマも見つけ
られず焦るのを手伝った日。


寄り添い方と落ち着かせ方
11月初:8月の1件以来、一緒
にクルマを探すのが習慣化。
「当てにできる」と思うと安
心なのかぐっと落ち着きも


私の自覚から4ヵ月経つ12月
今日も定例水曜女子会の日☕


みんなで彼女の反応を見つつ
手加減して話していた一時期
もありましたが、そこは年季
の入った70~80代。彼女が
思い出せないことに本人も周
囲も慣れてきていつもの調子


「今日の夕飯どうしよう
いつものように彼女が言うと

「昨夜はなに食べたの?」

「それが思い出せないのよ」

実に正直な答え。でももうこ
こで誰も怯まくなった私たち

「ダンナに何食べたか聞いて
別のを作ればいいじゃない」
ツっこんでいるようで真剣?

「別に同じ物でもいいのよ。
私も夫もそれで生きてるし」

というセルフつっこみ来た


周囲が怯まず揺るがないこと
は彼女の自信にもつながるの
か、彼女は思い出せないこと
にどんどん正直になり、それ
がまた会話の風通しを良くし
タブーがなくなっています。


「私はココ以外は問題がない
のよ」と彼女が頭を指さすと






全員が
「えぇぇぇえ


そしてみんなで大爆笑🤣🤣


最近はカードの暗証番号も思
い出せ、今日の駐車場では自
分から吸い寄せられるように
スタスタとクルマの方へ行き
そこにシルバーのマツダが



逆に私がふと一昨日なにを食
べたか思い出そうしたら・・
えっ💦けっこう覚えてない


夫にも聞こうと声をかけたら
「キミ、出かけてたじゃん」


えっ💦💦それは昨日だけど



【答え】
ポケノベーコンのソーセージ

生キャベツ(無限サラダ化)
ブロッコリーとマッシュル
ームのポタージュスープ
前日の煮物の残り