ケイコとマナブ

オークランドの今年の4月は、25年ぶりの暖かさだったそうですが、今朝はちょっと冷えてます。朝から長袖を着ていますが、窓を開け放していても寒くはなく、初秋の趣。
高くなった空、
色づく木々、
移ろう季節――
本当にいいものです。

「掲示板」にもチラリと書き込んだのですが、昨日をもって2週間のコースが終わりまた。最終日はマンツーマンで45分の口頭、筆記試験があり、試験官5人で生徒17人を手分けして面接しました。

「落ちる人はいない。」
という噂で、想定質問状も事前に手渡されていましたが（落ちたら今日、追試でした）、習ったことの総仕上げ――使った時間を無駄にしないよう、それなりに心してかかりました。

試験官の目の前での筆記とは契約書作りで、彼女が口頭で挙げていく条件をしかるべき場所に埋めていき、日時や金額など関連する数字を、時には言われた通り、時には自分で計算して書き出していきます。

言われた条件が理解できているか、どれぐらい落ち着いて自信を持って一連の作業をしているかどうかが試されていたようで、
テストと言えば重箱の隅をつつくような出題、準備は丸暗記
という刷り込みがある日本人には、やや意外なものかもしれません。

口頭試験は丸暗記でも対応可能で一見楽そうですが、一言一句間違えずに言うよりも、自分の言葉に置き換え、特に私たちのような外国人の場合、相手が内容はもちろん、
こちらの英語をわかってくれているかも見極めながらー。ー；、
答えることが肝要だったようです。これは日常生活にも言えてます。

金融関連の話では、想定質問状にない実例を挙げて答えたため、試験の途中ながら、
「あなたの前の仕事は？」
「長らく投資銀行にいました。」
“Oh, I see.”（なるほど）
となり、
「どんな仕事でも過去の経験は無駄にならないなぁ。」
と改めて思いました。

これを機に、西蘭夫婦は「ケイコとマナブ」モードに入りそうです！
マナブくんはDIYコースを探しており、
ケイコさんはモザイクとタイル張りのコースに絶対行く！
と決めています。

空調完備のオフィスワークが完全に過去となった今、思い切り違うことにも挑戦してみたく、ゲリラ的習い事が続きそうです。

（←いつかはこんな大作に挑戦？
これぞ生涯教育？？）

ＧＷの思い出

風薫る5月ですね～。
（東京はとても暑そう!）
（ＳＡＲＳの時の日本滞在中にて。今や貴重な一枚→）

このテンプレが北半球のみなさんの感覚にやっとマッチしてきたと思ったら、南半球では季節外れに。アチラ立てばコチラ立たず。
でもズボラなのでしばらくこのままにしときま～す♪

日本はゴールデンウィークの真っ盛り。
・・・と言ってはみても、大学卒業と同時に海外へ出てしまい、日本での社会人経験ゼロなので、そのありがたみはたいしてわかっていません（笑）　でも、学生の分際でもＧＷはありがたかった！

ズバリ！バイトの稼ぎ時！！

「ミニスカＯＫ♪」のキャンギャルで一週間ブッ通し・・・
（ギャルなんていう英語、アメリカに行ったことがないので日本でしか聞いたことがないですがぁ´ー`；）
なんていう話で、下宿の家賃の2、3ヶ月分をゲット♪

なんといっても
「女子大生」が＄＄になる時代でしたから。

「オールナイトフジ」に出てたコもいれば（懐かし～）、
「現役女子大生」を看板にポルノ作家として（当時だからＡＶじゃないです）、
「あっ！彼の指先がスカートの下にぃ～」
とかなんとか書きまくりで、
「バッカみたいに稼いでる」（本人弁）コもいました～（笑）

学校は違いましたが、川島なお美が「学生証つきヌード」とかで、バンバン脱いでた時代（笑）
（同学年かと思ってましたが、プロフィールを見ると彼女の方が2歳年上なんですね。）
まっ、同世代ってやつです。

こうして書くと、女子大生をウリにするようなバイトしかなかったみたいですが、もちろんそんなことはありません。私の場合は、
浮き沈みの激しい「女子大生ご指名」バイトよりも、
19歳で家を出て完全に自活していたので、
「安定」＋「効率」＋「海外旅行代稼ぎ」まっしぐらでした。

なのでＧＷと言ってもどこかに遊びに行っていた記憶がなく（笑）、行ってたとしたら海外添乗員のバイトで（当時は資格も必要なく、誰でもできました）出かけていたくらいかな～？
（添乗員は数々のバイトの中で一っ番辛い仕事でしたＴＴ）

川島ななお美が、
「卒業したら失業しちゃったみたいで仕事が来なくなった。」
とインタビューで正直に言ってたのが、なんだか可愛かったです。
チヤホヤされているうちが花ですね。世の中そんなもん（笑）

在学中の思い出はメルマガ「母校を遠く離れて」でつづってます。