ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

スーパー14、2010年のメンバー発表

2009-11-15 | ラグビー・ヨガ・スポーツ
ラグビーにご興味ない方、すみません
しかも、どぉぉ~~~んと2週間も後出しだしで、すみません


でも、でも、これは記録しとくしかないでしょ
ということで、堂々といきます(←開き直ってます

今週発表された、2010年のスーパー14のメンバー
NZのプロラグビーを担う精鋭たち、140人です。
毎年、誰がINで誰がOUTか手に汗握りながら、ジーーーーと見入ります。

すでにお話した通り、今シーズンでニュージーランド航空杯の14チームのうち下位4チームが2部に降格するため、下位チームはまさに必死の生き残り戦を繰り広げ、移住以来6シーズンで最高のシーズンとなりました。

その結果、ほぼ2部落ち確定のチームからもバシバシ新人が出て、
うっきゃ~~と喜んどります。


だってだって、ココで言ってたシーズンの初めにはほーんとヒヨっ子だった、
アンドレ・テイラーも→





←クールヘッドな緑のヒーロー、
アーロン・クルーデンも、






ニック・クロスウェルも→

み~んな自分たちの本拠地チームであるハリケーンズに入りました~

ますます熱いケーンズ
(ワタクシの応援順位1位チーム)
楽しみだなぁ


アーロンにフラれたオークランドはケーンズで弾き出された、お公家顔のダニエル・カークパトリックをドラフト(要は借り物)で採りましたよ。
「オークランドには人を育てる気がないのか!」
と呆れる夫。(Me,too

10番という要職をドラフト選手のスティーブン・ブレット(カンタベリー所属)とダニエルで乗り切ろう・・・・
というのが、地元オークランドというチーム。
淋しい限りです


応援順位3位のハイランダーズには、
「サウスランドの幼児体型と言えばこのコ!」(若い証拠?!)
バックスの選手には珍しい胸板よりお腹ポッコリのロビー・ロビンソン!
キタよねぇ
「カーターの次」のNZの10番は案外、ロビロビかもよん


ワタクシは熱烈応援、
夫は「ナイよ
と断言していた、
←ジュニア・ポルレウリガガもチーフス(応援順位2位)へ!

彼はオークランド、ノースハーバー、フランスのクラブチーム、再び戻って今シーズンのベイ・オブ・プレンティーと、いわゆる旅人族でした。
(サモアの国代表なんですがねぇ・・・)

今シーズンにブレイクして一気にオールブラックスにまで駆け上がった
マイク・ディレーニーと9番10番でタッグを組んで、実力開花
チーフスでもマイクと一緒です。

ジュニアと言えば、
「バレリーナ・キック」
(ワタクシ命名)
めっちゃ身体が柔らかくて、バランス感覚よさげ。
ぜひ、ヨガを勧めたい~(えっ?もうやってる?)



けっきょく、ジュニアが入ったことでスーパー14から押し出されたのが、隣のタニちゃんこと、オークランドのタニエラ・モア。

9番のポジションは各チーム2人、計10人しか採用されないので、競争も熾烈です。


そして、そして、そして、
夫から、
「絶対ナイ。あんな体型でスーパーはムリっ
と太鼓判を押されていた?!

「ナナちゃん」こと、ティム・ナナイ・ウィリアムス、
キター━━━(゜∀゜)━━━!!!
 
なんだかんだといっぱい写真を撮ってたよ~ん


新聞のインタビューで、
「ママとナナ(おばあちゃん)に感謝してる」
なんて言っちゃう(パパはどーした?!)、初々しい20歳はチーフスへ。

スーパーで体重85キロは確かに最軽量級ですが、
どうしてどうして、入ったじゃ~ん<<<夫

彼が所属するカウンティーズ・マヌカウはニュージーランド航空杯の最下位チームで、なにがどう転んでも2部落ちなので、10月の記事で、
誰か雇って!
と言ってましたが、おかげさまで就活終了です!


スーパーに選ばれると最低でもシーズン給が約7万ドル(約450万円)あるはずなので、ここからはホントのプロです。
(ニュージーランド航空杯のシーズン給は最低1万5,000ドルです)

ルーキーたち、おめでと~

丸花壇、その後 

2009-11-14 | 家&庭関係
最初は「スパ」だのなんだのと呼ばれつつ、独りでコツコツ造った丸花壇。 
こ~んな変遷がありました。

最初はここから出発~



2008年12月23日
最後の段差を付けてガーデンウォールを積む重労働部分はさすがに家族を強制出動させ、4ヶ月ぶりにとうとう造園終了~



2009年1月6日
しかし、その後、いろいろ植え込むのはもちろんワタクシ独りで。
自分で挿し木したラベンダーや多肉や買ってきた木を植えました。
記念樹のみ家族で1人1本ずつ植えました)



2009年2月28日
掘り返した土なので、雑草が伸びること伸びること。
はいつくばって、右手の握力がなくなるほど除草した後がこの通り。
階段もはっきり



2009年6月20日
冬場は雨も多く、雑草も雑草並みに強いラベンダーもどんどこ伸びます。
切ったり刈ったり、育てているのか封じているのか曖昧なほど
そしてとうとう中央にバラを植えて、丸花壇、完成



2009年10月下旬
それから放置すること4ヶ月。
どっひゃ~~~~な伸び具合。
 
ラベンダーと雑草のステキなコラボ(←大ウソ


買ってきたバラも見えなきゃ!
階段も見えない!
そもそも花壇が丸いのかどうかさえ、もうわからない
(どうしてここまで放置するかな~


2009年11月14日
そして今日、とうとう刈り込み終了~

途中ゴミの回収を挟んで、数日かかりました
ゴミ箱がパンパンで草むしりはかなりテキトーですが・・・・・

再びバラも階段も見えるようになりました。


気が付いたら咲いていた、
バラ

LOVEが足りなくてなんだか元気がありません

花びらにふも入っているし、これは心してケアしないと!


植物は世話をしてくれる人を覚える
んだそうですよ~。カワイイですよね
買ってから長く放置してしまい、かわいそうなことをしてしまいました。

この夏は草むしりと水やりをがんばりたい、と思いまーす
(って、言うは易しなんですけどねぇ

11月の記憶

2009-11-13 | 私事・リタイア・人生
ワタクシの記憶に間違いがなければ、今日は香港時代の取引先、
サイモン・イップの20周忌のはず。

20年も前の20代の頃の思い出ですが、社会人になったのが遅かったワタクシには働き始めて3年目の出来事でした。
 
(よく、このトラムに乗って営業に行っていました)


メルマガにしてからも早くも7年!
(そんなにメルマガやってたんですね~←他人事


よろしかったらご覧下さい。
Vol.0070   ~11月の記憶~

夫の決意?!

2009-11-12 | 家族&夫婦
ここ数日、取引先のオフィスに朝から夕方まで缶詰だった夫。
在宅業なので久々の『通勤』が新鮮だったよう。

帰って来るなりYシャツを脱ぎながら、
「やっぱりオフィス勤務がいいね。
ボクはブルーカラーには向かないよ。」

と例によって訳のわからないことを・・・・。

「シティーってティータイムになると、その辺で買ってきたパイを道端で食べてる人とかいっぱいいるけど、ボクにはできない。」
「ふーん。」

「今日行ったオフィスなんか、広くてキレイな休憩室があってコーヒーマシーンもあるからフラットホワイト(南半球のカフェラテに相当)も飲み放題だし、お菓子もいろんな種類が置いてあって、みんな適当につまみながら談笑してるんだよね~」
「ふーん。」

「外資~って感じ。」
「ふーん。」(そりゃ、そうだろ。ここは外国

「懐かしかったなぁ。栄光の香港サラリーマン時代を思い出したよ!」

「えぇぇぇえ、アレが栄光 じゃあ、もうアレ以上はないってこと?」
「ないね。」(断言

(栄光の時代→)


「みんなネクタイ締めててさ。髪も短めできちっと分けてて。(←短髪好き)ボクはやっぱりホワイトカラーなんだな~とつくづく思ったよ。もうブルーカラーにはなれない!

「もう」って?! 誰がこれから肉体労働するって?
経験も資格も根性もなくて、40超えてて、誰も雇ってくれないってば


「あー、サラリーマンっていいなぁ
おいおい、それは口からでまかせでしょ

勤め人になんかなったら、休日の仕事からは解放されるかもしれないけど、平日のラグビーレフリーもゴルフもナシだよん。
そんなの堪えられないくせに!

そもそも、家事がどっとこっちに回ってくるじゃない!(特に買い物・洗濯・猫トイレ掃除)

サラリーマン、
絶対反対!

(←これも栄光の時代

イワシの南蛮漬け

2009-11-11 | 料理・食べ物・外食
気温が上がってきている証拠なんでしょうね、ここ最近、酸っぱ辛いものが食べたくて仕方ありません。
(人間のカラダって本当に上手くできている!感動~

アジア在住暦20年のワタクシには『南蛮』なんて、最高のネーミング
『南』『蛮』、いいですね~(←意味不明)

しかし、NZのイワシはピルチャードと呼ばれるかなり大ぶりのもので、日本の小アジぐらいの大きさがあります。骨もビックリするくらい太くて、
とても手開きでササっと、とはいかない代物です。
(ワタクシの技術力の問題も多分にあると思いますが´。`


で、超ズルして水煮缶のイワシで作りました。

かなりカリカリに揚げましたが、中身はやっぱり水煮。
水っぽいです

でも食べたい物が食べられて、満足
子どもたちもこの手の南蛮系はなので、よかったよかった。

気が向いたらまた作ってみましょう

国のブランド・ランキング

2009-11-10 | 経済・政治・社会
仕事柄、1日何度となく見るロイター
年々内容が充実してきて、記事の日本語訳も素晴らしいと思います。

先日、目にしたのが「国のブランド指数」の記事。
9ヵ国の旅行者約3,000人を対象に、行ってみたいもしくは仕事をしてみたい国を調査した結果だそうです。

さて、ブランド国ってどこのこと? 


10位 スペイン
う~ん、闘牛とかバルセロナとかアルハンブラとか(って、自分が行ったとこばかり)、永遠に固定のイメージがあって、なるほど、これがブランドね!

9位 ドイツ
8位 英国

この辺のヨーロッパ諸国はもう鉄板ですよね。ドイツは高級車にビール イギリスはブランド中のブランド、クイーンもいるし!仕事があれば住むのもいい(遠慮しときますが)

7位 日本
キター━━━(゜∀゜)━━━!!!
アジアきってのブランド国。国民もブランド好きなら国もブランドさっ
非西洋国で唯一のエントリー。

(日本で一番好きな場所、伊勢 そこで必ず行く「すし久」

6位 イタリア
5位 フランス

この2ヵ国もヨーロッパの中じゃ、頭ひとつ飛び出してますね~。
ファッションにグルメに名所旧跡。殿堂入りの風格?!
でも、まだ上がいるのねぇ。



4位 ニュージーランド
キター━━━(゜∀゜)━━━!!!
知らなんだ。ココってそんなにハイブランドだったの
と羊とオールブラックス? 
クリーン&グリーン?
名所旧跡・・・・・ほぼありません



3位 オーストラリア
これもビックリ 世界のトップ3に入るなんて!
コアラにカンガルー。「世界3大がっかり」のオペラハウス?
(あとの2つはシンガポールのマーライオン、コペンハーゲンの人魚姫・・・
なんだそうです by某旅行会社集計)

2位 カナダ
NZ、オーストラリアときたら、コレは読めました。
世界は大自然を求めているんでしょうか。いずれも資源国、人気の資源通貨国でもありますし。(関係ナイ?!)

1位 米国
オバマ効果で集計以来5年で初めて1位になったんだそうな。

逆に「今までの1位ってどこだったの?」と思ったら、3年連続で、
オージーでした!
ちょっと意外~

ともあれ、南半球国、けっこう健闘中
個人的には7位のニッポンがウレシいです。

がんばれ、ニッポン 
ついでに、
がんばれ、ワタクシの日本円(どさくさ)
この時以来、円ブルです~

ランニング強化月間

2009-11-09 | ラグビー・ヨガ・スポーツ
日光皮膚炎気味のワタクシ

毎年言っていますが、11月は要注意月間。陽射しがグっと強くなり、真夏よりも症状が出やすいのです。症状が出たら、そりゃもう痒いのなんのって

幸いこの時を最後に、3年間症状が出ていないので肌が南半球の強烈な日差しに慣れてきたのかもしれませんが、まだまだ油断は禁物です。
(移住して来るまで日光皮膚炎などまったく無縁でした~)

なので今月は日陰者のように、家で大人しくているのが一番なのですが、
今年はなんだか走りたい気分



週1、2回は朝早めの時間に走っているのですが、
なんだかもっと走りたくて~~
(なんでまた11月に思い立つかなぁ

今のところ、「さぁ、行こう!」というタイミングに通り雨が来たことが何度かあり、ウエアに着替えておきながら走りに行かなかったことが続いて週1ペースですが、肌の調子を見ながら(むしずが走るようなピリピリ感が走ったら即ギブアップ)、週3、4回を狙ってます


11月はガーデニングも忙しくなる月で、種まき、間引き&植え替え、水やり、剪定、雑草対策、うどん粉病対策、凸凸対策、凹凹対策・・・と、
こちらの方でもつい外にいる時間が長くなっちゃうんですよね~。


う~ん、がんばれ、ワタクシの肌


多肉いじりをしたい気持ちもやまやまなのですが、これ以上外にいるのはさすがに自粛中

ボーボーのままでゴメンねぇ、多肉たち

ディス・イズ・イット

2009-11-08 | 映画・文化
マイケル・ジャクソンの映画「ディス・イズ・イット」を観て来ました。
珍し~くメルマガにしたので、よろしかったらご覧下さい。

メルマガ Vol.496「ダブルスタンダード」

観た日とメルマガの配信日が2週間もずれてしまいました~
優しい感動は今でも心の中にあります。

たくさんの愛をありがとう、マイケル!

こんな土曜日って

2009-11-07 | 家族&夫婦
(すみませんねぇ。先週ではなく先々週の土曜日の話です


「こんなにゆっくりした土曜日があるなんて。みんなが羨ましいよ。」
と、ひとり呟いて悦に入っているのは、夫、タカさんです。

なーにが、
「みんなが羨ましいよ。」
だよ

三度の飯より好きなラグビーレフリー
1試合でも多く吹こうと、残り僅少の試合を他のレフ(リー)に取られまいと、本チャンのシーズンが終わったあとも、パシフィック系の島内対決試合だの7人制のセブンスだのを吹きまくっていたのは自分でしょ!

基本、スゴいナルです。
自己矛盾、ぜ~んぜんOKなヒトです( ̄‥ ̄)
自分のためなら、え~~んやこ~~ら
(家族と仕事も大事だけど、なんたってレフリー稼業が一番さっ


でも、そんなタカさんも今日はとうとうOFF
もっと上の人たちが勢揃いで、いよいよ吹く試合がありませんでした。

で、最初の1行目に戻って、
「優雅なOFFを満喫中のオレの図
と、それはそれでポジティブになっちゃうわけです。
(ややこしいです


「じゃあ、行っちゃう?」
ってことで、フレンチ・マーケットへ
どれぐらいぶりか思い出せないほど久しぶり。日記で最後にUPしているのが2月だから、まさかのまさか9ヶ月ぶりぃ~~~??????
アリかと思います。
(ホントに最後がいつか思い出せないので)

というか、いつ行っても同じように過ごしているので記憶が超あいまい・・・
今日は珍しくナッツ類を買いました。モチロンお野菜も。

妙~に長いピーマン発見→
味は一緒かな?


アスパラガスがめちゃくちゃ新鮮で、買ってその場で丸かじりしているキウイの小母さんたちの気持ちがよ~~くわかりました。
(袴も取らず、バリバリかじってました。絶対正しい

移住するまでアスパラを生で頭からかじるなんて考えたこともありませんでしたが、野菜特有の甘さがほんとうに美味しいです。


でも相変わらず長居ができず、ブランチの後はささっと買い物へ。
夫は仕事用の文房具、ワタクシは89歳の友人ベットに頼まれていた炊飯器を購入。5合焚きで27ドル(2000円弱)ってどんなお値段
中古もビックリな新品価格。
(こういうところは不況バンザイ)

帰り道に炊飯器を届け、使い方を説明し(前に持っていたそうです)、念のため保証書を預かり、帰宅。帰って早々、
「今、スイッチ入れたの!」
とウレしそうな電話。

15分後、
「いつ炊けるのかしら?」
と再びウレしそうな電話。

その後電話がなかったので、無事炊けたのでしょう


午後からは、夫は仕事に行き、ワタクシは溜めていた繕い物と仕事を。

←ボロ雑巾もビックリでな、温(15歳)のデニム この時のコンサートで裾が縦裂きになりました。

「どーゆー状況でこんなに硬い布が20cm近くも裂けちゃうワケ?」
とママは不思議でなりませんが、
恐るべしモッシュピット(ステージ前の全員総立ちの揉みくちゃエリア)
こんなの当たり前?
(靴、携帯の紛失も多いそう)

「ここで誰か転んだらみんなが倒れて、死ぬヒトいるかもって思うもん。」
とあっさり言う温は、柔道⇒ラグビー⇒水中ホッケーと危険なスポーツを渡り歩いてきて、コンタクトプレーは得意科目。モッシュピットは肘鉄や蹴りは当たり前、なんだったら拳固もアリな世界らしいです。

「でも大丈夫。転ぶほどスペースないから。足が下に着いてなくても立ってられるよ。息できないって、思うこともあるよ。」
って、無事帰ってくるだけでもありがたえと思え!
という状況みたいですよ~(大人は酔ってるし)  
コワ~ 
(15歳が行ってもいいとこなんでしょうか?というか、そこへ送り出しちゃう親ってどーなの?)

夜はラグビーもなく、エーン エーン  こんな土曜日って

花火とチャッチャの危機一髪

2009-11-06 | ペット・動植物
(後出し日記が続くのは、毎日なんかしらん起きているから


今日は初夏の風物詩、花火が夜空を彩るガイフォークス・デーでした。
(写真はイメージで~す
これはディワリのもの→)


最悪期を脱したとはいえ、NZの景気はまだまだ低空飛行。
キウイたちが大~好きなガイフォークスですが、今年も緊縮ムードでした。でも近所を見る限り、去年よりは打ち上がる本数も規模も増えていましたよ。
この時と比べたら程遠いですが~)


移住後6回目にして、とうとう西蘭家はなにもしませんでした
去年
「花火やろーよ。やろーよ。」
と熱心な善(12歳)に他の3人がベビーシッター状態で付き合ったものの、今年はとうとう本人が、
「もういい
と言い出し、ベビーシッターズはお役ご免となりました

ご近所には見に行くほどド派手にやっている家も、持ち寄りの花火ポイントもなく、なんとなくデッキからチラ見させてもらって終わりました。


その程度でも17歳の老猫チャッチャには十分恐かったようで、夜の見回りも行かず、ずっとソファーにうずくまっていました。寝ている訳でもなく、やはり大きな音が恐ろしいのでしょう。


それでもいつものように食べたので、食後に糖尿病のインシュリンを打ち、私たちの寝室に移動させ就寝しました。その頃には花火も終わっていて遠くで思い出したように時折ポンポンと音がする程度でした。

どれぐらい経ったのか、チャッチャの鳴き声で目が覚めました。
明け方に外に行きたがって鳴くことはあっても、夜中に鳴くことはまずないので(室内にはトイレも用意してあるので夜中はそこで用足しできます)、
驚いて起きると様子がヘン

電気をつけるとすでにカーペットの上に放尿したところで、爪がカーペーットに引っかかって動けないままもがいています。
糖尿病患者の最大の敵、低血糖です。


抱き上げると目がパチパチしているどころか顎もガクガク痙攣していて、久しくなかったほど血糖値が下がっている様子。

(←これも以前の写真。低血糖で腰が抜けて歩けなくなります。今回はもっとひどく、苦しくてもがいているうちにどんどん血糖値が下がってしまったようです)




大急ぎで濃い砂糖水を作り、スポイトで口の脇から流し込んで飲ませ・・・・
後は付き添って様子を見ながら、カーペットの掃除をしたり、花がつおをたくさん入れたご飯を用意したり(匂いで釣って食べさせるため)・・・・・
その後の展開は、だいたいコチラの通り。

多分、花火に怯えて食欲がわかず、花火が終わった後は疲れて寝てしまい、空腹にインシュリンばかりが効いてしまって低血糖になったのでしょう。就寝するまで何度か手で食べさせていたのですが、足りなかったようです。
う~ん、介護は奥が深いっ!

さすがに今日は超~~寝不足で、ボランティアから戻ってくるや2時間ほど爆睡してしまいました。
寝ないで通した夫、尊敬
ご苦労さまでした~。

チャッチャ、今回もサバイブ、ありがとう

親子の課題

2009-11-05 | 息子通信
(今日もモチロン後出し日記でぇ~す しれぇ~~


知人の家に第2子が誕生し、お祝いのカードとプレゼントを贈ることに。

張り切って一番最初に書いた善(12歳)のお祝いの言葉は・・・・・
 
これでも日本語補習校国際部に何年も通っています

本人としては「これから大変だね」と言いたかったんだと思います。

小さいお子さんがいる海外に定住している日本人のご両親が、
「日本語は家庭で話しているから大丈夫。うちの子はバイリンガル
とお考えなら、残念ながら自然にはそうなりませんから~<<<<
(逆ギレ?)

「まぁ、通じればいいや。」
とハードルをグっと下げれば、日英2ヶ国語とも「話せる」とも言えます。

2つの言語を同じレベルで自由に行き来できる(読み書きも含め)というのは、それなりの教育を施すか、本人がかなり強い意志をもってそうしない限り、自然にできるものではないようですね(つくづく
(移住直前の香港日本人学校の体験入学→)


読み書きができない言語は話し言葉も日常会話の域を出ないし、特に日本語は敬語が使えないときちんとしたものにならないのに、家庭で話している限り、ここがスッコ~~ンと抜けちゃうんですよね~┐(  ̄ー ̄)┌

(余談ですが、英語圏の人に読み書き一切なしで高度な中国語を話せるように教えるメソッドはすでに開発されています。台湾に留学していた20年以上前、アメリカの「外交官の卵」が驚くほど流暢に中国語を話しているのに、見分けられる漢字はせいぜい10字ほどで非常に不思議でした。その時にメソッドの話を聞きました)


善などいまだに、
「友だちがボクにこれあげたの。」
と日本語を学ぶ外国人とまったく同じ間違いをします。
『あげます・くれます・もらいます』
は中級日本語のカギの一つ。(byかつて日本語教師もしてたママ)

(←先生に紹介してもらいながらカチンコチンの6歳の善)

う~ん、ここがクリアできないと、敬語(丁寧語も謙譲語も含む)がバンバン出てくる高級日本語に進めないよ~、善くん<<<<




9歳まで駐在員子弟に交じってかなり日本語をやった温(15歳)ですら、電話に出て、
「今、おかあさん、いません。」
とか、平気で言ってますから

ごらぁ~ 母と言え、母とぉ
それにママは家にいるんですけど~!


「その前にママ、その英語なんとかしたら?何年しゃべってんの?」
と墓穴を掘りそうで、子もイタけりゃ、親もイタい西蘭親子なのでした。

(こちらは日本での1学期間の体験入学→

善はピカピカの1年生、
温はフツーの4年生でした。

温の最初の漢字ミニテストは0点でした)


来客

2009-11-04 | 私事・リタイア・人生
玄関のドアがノックされ、ガラス越しに人影が。
出てみると、な、な、なーーんと取引先のお客さん

「ちょっと疲れてて、すこし寝かせてもらえないか?」
と言う突拍子もないリクエスト。

ど、ど、どーしてぇ?
と絶句している間に、スタスタと一番手前の善の部屋へ。


えぇぇぇえ?
ドアが閉まり、後はシーーーーーーーーーーン


「疲れているようだから寝かせてあげれば。どうぜ善はカード屋に行ってて1日帰ってこないし。」

いつの間にか来ていた夫は、やたらに理解があります。でも、こんなことってある?ネクタイでスーツのまま、善のシングルベッドへ?!

(←写真はこの時のもの)


うそ、うそ、うそ、
ありえな~い

と思っていると、電話が鳴り、出てみると今度は彼の部下
仕事上お付き合いがない人なので、「どうしてここに電話が?!」

部下:「どうしていつも私宛に連絡がないんですか?」
み:「そういうお話はうかがっていなかったので~~」(聞いてないよー)
部:「おかしいですね。ボスからはそう聞いてましたよ。ところが今朝からボスの姿が見えなくて、どこにいるか知りませんか?」





こどもの部屋で寝てます・・・・・・





って言える 



言わないのは『大人の常識』

そもそも突然やって来て、有無を言わさずスーツで寝ちゃうって、
これって『常識』





「ほんとうに知らないんですか?」


















というところで目が覚めました

ワタクシ、疲れてる?

NZのCPI

2009-11-03 | 経済・政治・社会
今日は「文化の日」。
と言ってもNZには全然関係ありません。
ついでに言えば、後出し日記にも全然関係ありませんねっ


今日、オーストラリアがサクっと0.25%の追加利上げ!
ホント、オージー鼻息荒~い
初っ端だった先月の利上げは世界同時不況入り以来、経済先進国では初の利上げとして大いに話題になりましたが、1ヶ月で再利上げとなると、トレンドも腰が入ってくるというもの。

NZも住宅ローン金利がジリジリ上がってきていて、
実質的な利上げはすでに始まっています。

利上げ局面でも利下げ局面でも、かな~り蚊帳の外な雰囲気の準備銀行(中央銀行) 政策金利と市中金利の動向が必ずしも一致しないのは、それだけこの国が海外資金に依存している証拠。海外から資金がど~っと入ってくれば、船だって山に登っちゃうわけで、
あり得ないことが起きちゃう

潤沢になってきた資金が不動産市場に一斉に向えば、元来た道
実際、不動産市場はビックリするくらい活況を呈してきています。NZの不動産動向は歴史的に見て上げ相場でも下げ相場でもオークランド主導なので、ご近所のちょっとした動向でもけっこう見逃せません


CPIと言えば消費者物価指数、要はインフレ率。
需要な経済指標ですが、この国でCPIと言えば
C(Currency:為替)
P( Property:不動産)
I(Interest:金利)
じゃないかと!

この国で暮らす限り、この3つからは一生目が離せません。
(頼まれなくても見てますけど~←根本的にCPI好き

対円で70円を目前にしたNZドルも今日はザラ場で63円台。
約10日間で10%の円高キウイ安。目まぐるしいです。
(画像は10月末のもの)


そう言えば、
昨日のモデル美香さんのブログ記事に続き、コレも発見
「恐竜の卵」に大笑い。


そしてもうひとつ、コレ
『世界が認めた最高の水』
そっ、そうなの?

このボトルがどこぞの賞をとったとは聞いてましたが・・・・
(NZの水は軟水なのがいいですね~♪)

今やワタクシの中でワイウェラ・インフィニティは子どもたちが、
「ワイウェラ以外ならどこでもいい。」
と断言しちゃう、温泉なんですが~
(この話はコチラでも)

でもそのうち行ってみようっと (←チャリじゃ行けません
(その前に新しい水着がほしいなぁ~ 温泉用か

25年ぶりの寒い10月

2009-11-02 | 移住生活
月曜日は朝イチの仕事がないので、走りに行くことが多いです。
今朝もゆっくり9kmを。途中から雨が降って、最高でした

例年だと11月ともなると気温も上がるのですが、今年はけっこう涼しくて
ウレシいったら
先月は25年ぶりに寒い10月だったそうです。

99%が夏好きのキウイには怒られそうですが、声を大にして言いたい
冷夏バンザイ
今ぐらいの「半袖着ようかどうしようか?」ぐらいな陽気がず~っと続いてくれたらなぁ。

虫も少ないし(セミはいますが蚊はいません。セミの話はコチラでも)、
も多くて陽射しも許容範囲だし、
そこそこ雨も降って、庭にもお肌にも助かるし
爽やかなので1日フル活用できるし(アイロンがけも気持ちいい~)、
もちろん冷暖房どっちもいらないし(つまり家計に優しいし)、
新型インフルも収束してるし(冬場はけっこう深刻でした)、
野菜ができやすいのか農作物が安いし(庭の草木もスゴいですが)・・・

なんだかいい事づくめ



昨日は珍しく週末だけのバーゲン会場へ

下着メーカーの冬物在庫処分市のようでした。こういうところで買い物をするのは初めてで、面白いのでじ~っくり見ちゃいました。

お目当ては子どもの靴下

夏休みに子どもだけで里帰りするというのに、2人が持っているのはスポーツソックスのみ。日本の冬を知らないヤツらはオークランド同様、
半袖Tの上にフリースさえ羽織っていれば・・・・
と舐めてかかっている風。

「南島ぐらい寒いのよ。」
「雪だって降るかもよ。」
といろいろ説明しても生まれも育ちも香港の2人は、きょっと~ん
親が一緒なら日本で買えばとも思いますが、2人となるとそうもいかず、
とりあえず頭寒足熱でやや厚めの靴下を買ってきました。
「持ってない冬服はどーするの?」という話は置いといて・・・)


温(15歳)はサイズの問題もあり、
なんたってコレですから
(30cm定規と。履けばさらに伸びます)
やっぱりこっちから持っていった方が良さそうです。
しかも、この底圧の靴下、1ドルでした

善(12歳)にピッタリなジョッキーのボクサーパンツが1枚5ドル(350円)
だったのも超~お買い得!

たまにはこういうところをのぞいてみるのも、いいものですね~ 親も冬用の靴下を買いました。

(←メーカーも面倒くさいのか、かなりいい物から2ドルショップで売っているような物まで、全部5ドルでした

オールブラックスinニッポン

2009-11-01 | ラグビー・ヨガ・スポーツ
(後出し日記もやっと11月入り! こんな古い内容で面目なく


事前のチケットの売れ行きが芳しくなかったようなので心配だった、

オールブラックスvsワラビーズinニッポン

フタを明けてみたらあの大観衆 やったねっ
さすがニッポン!この集客力、この動員力!
(スポンサーや広告代理店のなせるワザ?!)

結果はご存知の通り、32対19でいただきました
でもワラビーズに対して全戦全勝したのは1972年以来37年ぶりでした。
(これはちょっと意外・・・

オールブラックスは懸案だったラインアウト(人が2段に積み重なってボールを取るアレです)が改善して、ホッとしました。ワラビーズはジョージ・スミスを外す思い切った布陣でしたが、効果はあったんだろうか? 
9番のウィル・ギニア(ホントにパプア・ニューギニア出身なんです@@
が俄然目立ってましたね~

20歳の新人ザック・ギルフォードはデビュー戦にならずにやや残念
彼は今年、ラグビー「19歳以下」世界大会でNZ代表として日本へ行った際に、応援に来ていた父親を急病で失う(確か球場で倒れたはず)
ということがあったので、ぜひ日本で初の黒ジャージを着てほしかった!


でも彼の前途は洋々さっ!
がんばれ!ザクザク(←西蘭家のニックネーム)
ちょび髭だけは生やすな!
(スーパー14のとき生やしていて、メチャクチャ似合いませんでした。
あの色白に黒々としたノリのようなヒゲ。まるでチャップリン><


観戦していて試合の面白さもさることながら、観客も面白~い
タックル行って「ワ――――――
ラインアウトでボール取って「オ――――――
スクラムで揉めてケンカ腰になって「ド――――――


一挙手一投足に
もれなく歓声がついてくる~ 

「あの~、この人たちラグビーやってるんですけど~
と念押ししたくなるような雰囲気でした

「これでトライでも決めたらどうなるんだろう?」
と思ったり。(決めましたケド)


こうやって南半球ラグビーのフィジカリティーとパワープレーを目の当たりにして、興味を持ってくれる人が1人でも増えたらな~と思います。
週末にテレビで7試合も観たり、雨の中でも球場に出かけていく私たちの
ラグビーバカぶりが多少なりともご理解いただければ~

さっそく、こ~んなブログの記事発見! ウレシいったら


これからもオールブラックスをよろしくお願いしま~す。
スポンサーしてくれた、ニッスイにも感謝


「選手も日本でうまいもんいっぱい食ってんだろうなぁ。
丸くない寿司とか食って、ビックリしてんじゃないか~」
(NZでSUSHIと言えば「太巻き」のことなので

夫の忌憚ない発言。 
真実だったと思います