to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

肥満細胞腫摘出手術

2008年08月18日 | Health

昨日、欧介兄さんの、

「肥満細胞腫」摘出手術が無事、終了しました。

 

「肥満細胞腫」とは、

ご存じの方もいると思いますが、

悪性の細胞腫で、癌とはちょっと違うようですが、

転移など、同じような経過をたどる、病です。

 

ただ、きちっと取ってしまえば、

限りなく再発の恐れは無くなるので、

外科的な切除が、今のところ、最善の治療になるようです。

 

欧介は、3歳の時に、この病気に罹りました。

2月に頭頂部にできた、小さなシコリが、

5月のある日、突然大きくなり、

1時間後には、元の小さなシコリに戻りました。

すぐに、細胞針を行い、

「肥満細胞腫」と判明。

このときのo-mamaは、毎日、悲しくて泣いて過ごしました。

泣いているo-mamaに、

何も知らない、わかるはずのない欧介は、

「遊ぼうよ!!」って

 無邪気に誘ってきます。

この表情を見て、

「もし、この子の命に限りがあるのなら、

泣いている時間があったら、

楽しいことをいっぱい経験させてあげたい!!」って

思って、泣くのを止めました。

それは、今でも変わりません。

何事も、精一杯取り組むようになったのも、

この経験が大きいのかもしれません。

 

今回は、7月の初めに、

左前足に、虫に刺されたような跡を発見して、

すぐ、獣医さんに見せました。

「1か月、様子を見て、消えない時は、

検査してみましょう」と、いうことで、

8月初めに、検査。

覚悟はしていましたが、やっぱりと思うと、

落ち込みました。

 

切除は、腫瘍の周り最低3センチ。

欧介の足を考えると、3センチはかなりの大きさです。

そこを、塞ぐために、皮膚移植手術も同時に行われます。

移植部位をどのように確保するかで、

獣医さんに、症例写真を見せてもらった上で

説明を受けました。

痛々しい写真が、並んでいました。

 

 手術前1週間は、胃が痛くなるような、

不安な日々を送りました。

思ったより、移植部位が確保できなかったとか、

麻酔の事故とか、

考えれば、ありとあらゆる不安が襲ってきます。

 

無事、手術が終わり、Dr.も、思っていたより、

移植部位が切除部位に近く、少なく済んだと報告を受けて、

写真を見せていただき、

うっ血もなく、キレイに縫合が施されて、

安心しました。

 

欧介の様子は、面会は出来なかったのですが、

手術後数時間しか経っていないのに、

はっきりした顔立ちで、スクッと立ち上がっている姿が、

写真におさまっていました。

一安心です。

 

あとは、細胞検査で、切除したマージンがマイナスで

帰ってきますように。

 

 傷口が開いちゃうので、暴れないでねのポチッとね→

Atelier sucre sale」に、ビーズ編みの小銭入れ

UPしました。覗いてみてね