昨日、欧介兄さんの、
「肥満細胞腫」摘出手術が無事、終了しました。
「肥満細胞腫」とは、
ご存じの方もいると思いますが、
悪性の細胞腫で、癌とはちょっと違うようですが、
転移など、同じような経過をたどる、病です。
ただ、きちっと取ってしまえば、
限りなく再発の恐れは無くなるので、
外科的な切除が、今のところ、最善の治療になるようです。
欧介は、3歳の時に、この病気に罹りました。
2月に頭頂部にできた、小さなシコリが、
5月のある日、突然大きくなり、
1時間後には、元の小さなシコリに戻りました。
すぐに、細胞針を行い、
「肥満細胞腫」と判明。
このときのo-mamaは、毎日、悲しくて泣いて過ごしました。
泣いているo-mamaに、
何も知らない、わかるはずのない欧介は、
「遊ぼうよ!!」って
無邪気に誘ってきます。
この表情を見て、
「もし、この子の命に限りがあるのなら、
泣いている時間があったら、
楽しいことをいっぱい経験させてあげたい!!」って
思って、泣くのを止めました。
それは、今でも変わりません。
何事も、精一杯取り組むようになったのも、
この経験が大きいのかもしれません。
今回は、7月の初めに、
左前足に、虫に刺されたような跡を発見して、
すぐ、獣医さんに見せました。
「1か月、様子を見て、消えない時は、
検査してみましょう」と、いうことで、
8月初めに、検査。
覚悟はしていましたが、やっぱりと思うと、
落ち込みました。
切除は、腫瘍の周り最低3センチ。
欧介の足を考えると、3センチはかなりの大きさです。
そこを、塞ぐために、皮膚移植手術も同時に行われます。
移植部位をどのように確保するかで、
獣医さんに、症例写真を見せてもらった上で
説明を受けました。
痛々しい写真が、並んでいました。
手術前1週間は、胃が痛くなるような、
不安な日々を送りました。
思ったより、移植部位が確保できなかったとか、
麻酔の事故とか、
考えれば、ありとあらゆる不安が襲ってきます。
無事、手術が終わり、Dr.も、思っていたより、
移植部位が切除部位に近く、少なく済んだと報告を受けて、
写真を見せていただき、
うっ血もなく、キレイに縫合が施されて、
安心しました。
欧介の様子は、面会は出来なかったのですが、
手術後数時間しか経っていないのに、
はっきりした顔立ちで、スクッと立ち上がっている姿が、
写真におさまっていました。
一安心です。
あとは、細胞検査で、切除したマージンがマイナスで
帰ってきますように。
「Atelier sucre sale」に、ビーズ編みの小銭入れ
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