今回は、蒼太くんにとって初めての江戸川篠崎緑地公園です。
蒼太はA組の最後から4番目なので、午後の出陳でした。
午前中は、他の人の訓練を見学したり、蒼太くんと練習したりして、
o-mamaの集中力を徐々にあげて行くようにしました。
最初から集中し過ぎても駄目だし、かといって午前中ボーっと過ごして、
急にテンションUPをしても力が入りすぎてしまいます。
蒼太くんは、o-mamaがOKなら、いつでもついてきてくれるので、
とにかく自分だ!自分のコントロールなのだ!
そして、今回は鬼門のダンベルを使用する予定だったので、
その分、緊張も自然と高くなる。
蒼太くんは、春までの競技会では、ダンベルを持ってリンクに入ると
そのダンベルが気になって、他の競技に身が入らないのです。
脚側行進でダンベル方向に戻ってくると、ビョ~ンとダンベルを
取りに行こうとしたり、気もそぞろになってしまうのでした。
この原因は、ただ単純にダンベルが大好きだからではないのです。
緊張していつもと違うo-mamaに動揺する蒼太が、
大好きなダンベルに逃げることで、気持ちを維持しようとしているのです。
原因は、o-mamaの気持ちによるのでした。
今回は、o-mamaが揺るがないことと、たとえ揺らいでしまっても、
蒼太のとる行動に焦って、動揺しないことを目標にした。
脚側行進を見ていただければ分かると思いますが、
微妙に蒼太の脚側の速度が速くなったり遅くなったりします。
それは、o-mamaの気持ちの揺らぎです。
今回は、揺らいでも振り子を大きく振ってしまわずに、
平常心を取り戻す努力をしました。
それを取り戻す努力を練習でしてきたつもりなので、
「大丈夫、蒼太は絶対o-mamaと一緒に歩くことに集中できる」
って、思い、蒼太の気持ちを引き戻しました。
JKC2009秋季訓練競技会
結果は、98.4点で2席。
本部で、ダンベルを使って、まさか2席とは思ってなかったので、
嬉しかったです。
そして、どうしても結果が出ずに悩んでいた半年前に比べると、
蒼太と気持ちが通じてきたな、という実感です。
まだまだ、練習しなくてはいけないところも一杯あります。
詰めていかなければならないところも一杯あります。
不足を言ったらキリがないけど、蒼太はo-mamaにとって
最高のパートナーになるだろうなぁと思いました。
もちろん欧介兄さんは特別なパートナーですよ。
「シルバーローズのコサージュ」
をUPしました。