to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

木片を使った臭気選別

2014年01月23日 | 訓練(蒼太)

先日の記事でも書きましたが、今、蒼太に臭気選別を教えています。

不思議なことに、毎回、一番最初に木片を並べて「もって!」というコマンドをかけると必ず正解を持ってくる。

初回の的中率はほぼ100%

それも一直線に正解へ向かい、持ってくる。

私の感覚からみると、なんだかとっても嘘くさいのだ。

でも今日で4回連続して初回はハズしてない。。。

なんで他の木片の匂いを嗅ぐ様子もなく、最初から知っていたかのように持って来るのだろう。

犬の嗅覚ってそんなに素晴らしいの??って思う。

 

まるでダンベル持来のように「スッと行って咥えて、サッと戻ってくる」みたいな感じなのだ。

教え始めて約1ヶ月。そんなものであんなにすんなりと持って来られるようになるのかしら。

とりあえず、10回中10回正解するなら、本当に理解したのだろうと思うことにした。

 

今日で4回目。。。あと6回。。。

 

今日の練習はトータル3回やってオール正解!!

2回目の時に4本中他の1本に鼻を付けて匂いを嗅いでから正解を嗅ぎ分けたので、蒼太の匂いがついていました。

その1本を一番左に、正解を一番右に置いて3回目をやってみました。

一番左の匂いを嗅いで持とうとした瞬間に蒼太の鼻が一番右へ動きました。

右の匂いを嗅ぐと確信したように持って来ました。

 

こういう瞬間て、ゾクッとしますね。

私たち人間の意識しない犬の世界があるのだと想像できる瞬間です。

私がこの木片の匂いを嗅いでも、杉板の匂いしか感じることはできません。

彼らは杉板の匂いの中にあるわずかな特定の匂いを嗅ぎ、選別することができます。

この世界観を感じることはできないけど、同じような世界を私たちは知っています。

口という器官で感じる味覚です。

多種多様な味を感じることができます。

味プラス、匂いや温度、舌触り、歯ごたえ、喉越しなどでさらに細かい味を感じることができるのです。

きっと犬の嗅覚の世界もこれと似たような感覚のものなのかもしれないですね。


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