今日は久しぶりのノーズワーク練習会でした。
いつも練習会に行くときは練習のテーマを決めて行きます。
講習会とは違うので、練習会は自分や犬に必要な練習を組み立てなければなりません。
今日は、「端午のインパルスコントロール」の練習をしようと思いました。
端午はケージで待たせます。
いつものようにケージの扉は開けて待たせます。
蒼太と少し離れて静かにしていられたら、戻って褒める。
これを何度か繰り返してノーズワークリンクのスタート地点に立ちます。
スタートして吠え始めたら、サーチを中断して再度同じことを繰り返すつもりでした。
普段の練習の成果もあり、端午は静かに待つことができました。
無事できた蒼太くんのサーチです。
蒼太はコロナ自粛中、「ラインナップ」というコンテナーを順番に嗅ぐ練習をしていました。
その成果も見たいところ。
コンテナーに対して、一つ一つ匂いを嗅いでいました。
今回はたまたまスタート地点からまっすぐ前のコンテナーに匂いがありました。
蒼太は最初のコンテナーをすっ飛ばして先にあるコンテナーから匂いを嗅ぐ癖がありました。
この癖、犬にとって意外と起こりやすい癖です。
なのでスタート1番目の箱に匂いを隠すと、こういう犬にとってはタイムロスになるわけです。
ラインナップの練習をするすることで、そのタイムロスを防ぐこともできます。
犬の嗅覚に任せて自由に嗅がせるのも一つの方法ですが、
ラインナップで確実に嗅ぐことを教えるのも一つの方法です。
端午のインパルスコントロールができていると、
蒼太も落ち着いてサーチができます。
一方、端午くんのサーチは。。。
端午はサーチ自体はできるものの、インディケーション(アラートの形)ができないので
蒼太の後でサーチして、ハイドの場所がわかってる状態でサーチさせました。
端午が見つけた瞬間にクリックしてご褒美を与えることで、
サーチに対して自信をつけさせることができます。
ただ漠然と練習するのではなくて、自分の犬の状態をよく理解して、
練習のプランを立てることはとても重要です。
練習会や競技会など、ある程度人の目やストレスに晒される場合は
練習の成果を見られるチャンスです。でも無理をしないことも必要。
練習会や競技会では、インディケーションやラインナップのような教えた行動が荒れます。
またコツコツと貯金をするように自主練。
久しぶりでしたが成果の見られるよい練習ができました。