昨日のことですが、義母をホスピスへ入院させることになりました。
11月に退院してから、自宅で療養をしていましたが、
先週金曜日に、ホスピスの説明と予約を取りに、
病院へ行っている間に、ヘルパーさんから電話があり、
義母が「お腹が張って、苦しい」と言っていると連絡が入りました。
急遽、今までかかっていた病院へ連れて行くことになりました。
この日から、急激に身体が弱っていくのが分かりました。
ベットから起き上がれなくなり、夜中でもトイレに行く時は、
介助が必要になっていきました。
病院の先生にも、「もう、自宅に居られる状態じゃありません」と言われ、
ホスピスの予約も取れたことなので、入院を勧められました。
o-mamaとo-papaは、
予約は取っても、義母の体調しだいでは、キャンセルしても良いと
思っていたのですが、
最終的には義母の決断で、23日火曜日に入院を決めました。
入院の前の日は、眠れませんでした。
義母が本当は家に居たいのではないか?
o-mamaに最期を家で看取る覚悟ができないものか?
そして、ホスピスに連れて行くまで、なんとなく胸が痛くて、
心苦しくて。。。
まるで、姥捨て山に連れて行くような感覚を持ちました。
ホスピスに到着して、病室に入ると、看護師さんの手厚い看護と
義母に対する優しい接し方に、o-mamaの胸の苦しさも和らいできました。
家で、不安な状態でいるより、ホスピスで痛みや不安を
緩和してもらえることの方が、今の義母には安らぎなのかもしれない。
そう思う、そう思おう。
o-mamaに掴まるやせた細い手首、腹水がたまってパンパンに張った
お腹は、義母が頑張って病気と闘っている象徴なのだ。
腹水によって、横隔膜が上へ押し上げられるので、
肺が圧迫され、呼吸が苦しくなってきていて、
布団の重みさえも苦しくなってしまう様子です。
年末までだった命の期限が、今まで伸びて、Dr.の言葉を借りれば、
神様にいただいた時間。
神様はその時間に苦しむ義母に何を諭そうとしているのか?
そして、家族に何を悟れと言っているのだろうか?
一生懸命に病気と闘っている義母の身体が、少しでも楽になることを
祈ることしかできない日々が続きます。
「Atelier sucre sale」に「ウッドビーズを使ったネット編みのbag」をUPしました。
のぞいてみてね。
我が家は、母がホスピスで最期を迎えられたことで、
家族みんなが優しくなれました。
お義母様が少しでも安らかな時を過ごされますよう。
1日1日、大切な日々を安らかにすごせますように…
①痛み止めが効かなくなるので、夜中でも全員が起きて介助する。
②癌の痛み止めは幻覚等、嘘のように人が変わり暴れる。
③痛みのコントロールがきちんとできなければ本人が苦しむ。
④家族の精神的ダメージ。
④に関して、大きいです。
子供達はいい大人ですが心因的トラウマでいまだに苦しんでいます。
毎日嘔吐、最期は吐血でしたので娘は食事に対する恐怖感があり心因的な嚥下障害になりました。
亡くなって5年になるのに。。。
お義母様をホスピスが受け入れていただけるのなら、こんな苦しみをしないで下さいね。
容体が刻々と変わるこの時期に入院できて、
今では良かったと思えるようになってきました。
残された日々に、つらい時間がないように、
全力でケアしてくれているホスピスの
先生、看護師、スタッフの方には感謝です。
家族にも負担がないように気を使っていただいて、
一般病棟ではない、心のケアもしてもらえるので、
義母にとっても良かったと思えるようになってきました。
看取るということは、病院でも家族にとって
大変なことだと思います。
まして、自宅となると。。。
ケアマネージャーさんには自宅でって、
とっても勧められたのですが、
私には、その想定外の何かが怖くて受け入れられませんでした。
苦しむ人を看るのは、想像を超えるつらさがあると思います。
義母は、きっとそんなことも察してホスピスを選択したのだと思います。