to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

ボール遊び

2010年12月02日 | Obedience

欧介は、ボール遊びができませんでした。

一般的に、ボールに興味を持たせるには、

子犬の頃のある一定の時期にボール遊びをすると、執着するようになる、

って、言われていますが、

本当のところはわかりません。

 

欧介は、ボールを投げても追いかけることはなくて、

キュッキュと鳴るオモチャやボールをくわえて、

一人占めして、走りまわっては、投げ、動いたオモチャに跳びついて、

一人遊びをしていました。

そして、ものの数分で飽きてしまい、

2度とそのおもちゃで遊ぶことはしませんでした。

o-mamaが取り上げようものなら、一瞬で興味を失い、

「つまんないな、もういいよ」とでも言いたげに、

プイッとそっぽを向いてしまうのでした。

 

そんな欧介ですが、今は一つのボールで楽しく遊べます。

欧介にとって、ボールを持ってくる=服従心だったようで、

オビが完成してくると同時に、ボール遊びも楽しくやるようになってきました。

 

蒼太は、上記の刷り込みの時期に上手なボール遊びをしてあげたせいなのか、

ボール大好きな子に育ちました。

とは言っても、o-mamaが思うには、

蒼太は元々ボールが好きな子だったような気がします。

 

 

何故、今更ボール遊びの記事?なのか?と言うと、

最近立て続けに、「ウチの子はボール遊びができない」という相談を

されたからなんです。

「ボールは取りに行くんだけど、持ってこないんだよね」

とか、

「取りに行くのかと思うと、匂いをかぎに他へ行っちゃう」

とか、

「2・3回するともうやらない」

 

欧介がボールで遊べない頃、この悩みすべて、o-mamaも持ってました。

でも、ボール遊びをしているときに

何か画期的なテクニックを使ったから、

ボール遊びができるようになったわけではないのです。

ただ、言えることは、

犬は、ボールを持ってきてもそれほど良いこともないし、

持ってきたいと思うような飼い主でもないってことなのかな?

つまり、飼い主がボール遊びが上手じゃない。

 

欧介と蒼太のビデオを見ると、o-mamaの態度がちょっと違う。

 

欧介の時は、最初に気分を盛り上げて、持って来てる時も

声のトーンが高く、「よしよし」とか「いい子」とか褒めと励ましの言葉をかけている。

持ってきたら、o-mamaが喜んでいる、よかった、嬉しい、楽しい、

と欧介が思うようにしているのだ。

 

蒼太の時は、「持ってきて」「スワレ」「ヤメ」など訓練用語が多い。

これは、ボールに対してモチベーションが高いので、

すべての行動に対して明確な指示とコントロールをくわえることで、

興奮時でも声符が聞けるようになるという意味合いもある。

人間の子どもが、遊びの中で学び、心や体が成長するように、

犬も遊びの中でもルールを作ることで、学び成長するのだと思います。

 

 ボールを飼い主のところへ持ってきて、パッと吐き出す子がいるとしたら、

o-mamaは投げる気がしなくなります。

なぜって?それは、

「はやくなげろよ!!」って犬に命令されている場合が多いから。

きちんと手に持ってくる、「持ってきましたよ。投げてください」

「ありがとう。投げるからね。持っておいで。」

こういう会話を犬たちとしたいのです。

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