旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

佐久間象山も学んだ上田市常田にある毘沙門堂です。

2007年05月01日 | 旅 歴史
信州大学繊維学部付近にこの小さな毘沙門堂があります。ここを有名にした人は活文(かつもん)禅師です。
活文禅師は松代藩士の子として生まれ、10才の時、長和町の信定寺に入り得度したそうです。25才の時に長崎へ遊学し書や清の言葉などを習得したそうです。
江戸に出た後、文化4年(1805)信定寺に戻り、住職になったそうです。14年後、上田の龍洞院の住職になりました。文政12年(1829)住職をやめていた禅師はこの毘沙門堂に移りました。
門下生の中には佐久間象山、赤松小三郎など多くの進取の若者がいました。象山、小布施の豪商・高井鴻山、山寺常山は活文門下の三山とうたわれたそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする