旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

西光寺

2007年05月24日 | 旅 歴史
 上田市の富士山(ふじやま)にある西光寺です。
 正応4年(1291)に塩田北条氏が開基となり、足利市の足利鶏足(けいそく)寺の実勝和尚を招き開山したそうです。古堂より大日如来を移して西光寺の本尊にしたといわれています。
 西光寺の阿弥陀堂は県宝に指定されています。普通、阿弥陀堂は方三間の宝形造りが多いのですがこの堂の場合は奥行きが深くなっています。正面三間(5.45m)で奥行きは四間(7.27m)で前方柱間一つ分が吹き放ちの拝所となっている変わった造りです。延宝6年(1678)西光寺は前山寺の末寺となったそうです。享保元年(1716)に本堂が再建され、宝暦6年(1756)山門である鐘楼門が建てられています。
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