今日は群馬県桐生市山上にある山上多重塔を紹介します。
赤城山東南の山麓地帯の丘陵の畑などある原っぱにポツンと山上多重塔は建っています。ガラス張りの立派な建物の中に三層の石塔がありました。
昭和25年(1950)に国の重要文化財に指定された石塔です。正式の名称は、「塔婆(石造三重塔)」です。地元では歯の患いに霊験があるとされ、歯仏様として崇め立てられていたそうです。
延暦20年(801)7月17日に建てられています。塔婆を建てた人が建てた目的を文字で刻んであるという日本ではめずらしい石製三重塔なのです。
高さは1.85mです。下層は幅が48cmだそうです。中層と上層は「八」の字状に造られています。
朝廷や衆生(しゅじょう)などのため、小師の道輪が法華経を安置する塔を建てたそうです。これで、無間(むげん)(八大地獄のうちの阿鼻地獄)の苦難より救われ、安楽を得て彼岸(悟りの境地)へ行けるという内容だそうです。
赤城山東南の山麓地帯の丘陵の畑などある原っぱにポツンと山上多重塔は建っています。ガラス張りの立派な建物の中に三層の石塔がありました。
昭和25年(1950)に国の重要文化財に指定された石塔です。正式の名称は、「塔婆(石造三重塔)」です。地元では歯の患いに霊験があるとされ、歯仏様として崇め立てられていたそうです。
延暦20年(801)7月17日に建てられています。塔婆を建てた人が建てた目的を文字で刻んであるという日本ではめずらしい石製三重塔なのです。
高さは1.85mです。下層は幅が48cmだそうです。中層と上層は「八」の字状に造られています。
朝廷や衆生(しゅじょう)などのため、小師の道輪が法華経を安置する塔を建てたそうです。これで、無間(むげん)(八大地獄のうちの阿鼻地獄)の苦難より救われ、安楽を得て彼岸(悟りの境地)へ行けるという内容だそうです。