旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

萩原朔太郎記念館

2008年04月12日 | 旅 歴史
 今日は群馬県前橋市敷島町敷島公園内にある萩原朔太郎記念館を紹介いたします。
 萩原朔太郎は明治19年(1886)、北曲輪町(現在の千代田町)の医師の家に生まれました。この生家を現在の敷島公園の一画に移築復元し、記念館として一般に公開しています。
 北原白秋に師事し、26歳のときに「夜汽車」などの詩で中央詩壇にデビューしたそうです。大正6年(1917)処女詩集「月に吠える」を発表しました。
 昭和49年(1974)現在地に移築された土蔵のほか、書斎が昭和53年(1978)、離れ座敷が昭和54年に移築されたそうです。
 書斎は朔太郎が29歳の独身時代だった大正3年(1914)から8年まで書斎兼音楽室として愛用したそうです。朔太郎はこの部屋をゴンドラクラブと愛称してマンドリンやギターの演奏、作曲に耽ったそうです。ゴンドラ洋楽会(のちの上毛マンドリ倶楽部)も組織し、詩人として、音楽家として暮らしたそうです。
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