旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

前橋市水道資料館

2008年04月19日 | 旅 歴史
 今日は群馬県前橋市敷島町にある前橋市水道資料館を紹介します。
 前橋市水道資料館は給水開始した昭和4年(1929)からの60周年を記念して平成元年(1989)に敷島浄水場の管理事務所を改修して開館しました。
 隣にある配水塔は昭和4年(1929)に竣工されたもので今でも現役の水道施設として稼働しています。直径10m、高さ17mで避雷針をあわせると37mの巨大なものです。銅板を張った鋼鉄製の円筒型水槽を鉄骨の支柱で支えています。「水道タンク」の愛称で市民に親しまれています。
 昭和60年(1985)浄水構場事務所(現在の水道資料館)、配水塔が全国近代水道百選に選ばれています。
 水道資料館の床面積は、1階が182.58m2、2階が125.09m2で床総面積307.67m2です。鉄筋コンクリート造りで、屋根は小屋組み木造、エメラルドグリーンの瓦葺きです。採光のための半円形天窓が明るい感じを出しています。
 敷島浄水場の敷地は約800万平方mもあります。場内には約40種のツツジがあり館林のツツジに次ぐ有名なツツジの名所となっています。
コメント (1)
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