旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

群馬県庁昭和庁舎

2008年09月22日 | 旅 歴史
 今日は前橋市大手町にある群馬県庁昭和庁舎を取り上げます。
 群馬県庁の昭和庁舎は群馬会館と道一つ隔てた場所にあり、設計も群馬会館と同じ佐藤功一氏です。 昭和庁舎は、昭和3年(1928)に建設され、新庁舎が完成した平成11年(1999)まで県庁本庁舎として親しまれてきました。
 昭和初期の典型的洋風建造物の昭和庁舎は平成13年(2001)11月に国民文化祭の会場と決定したため平成12年大改修が行われました。そして平成14年4月1日からは昭和庁舎としてオープンしています。
 鉄筋コンクリート造り、地上三階建て、地下1階で建築面積は2019平方メートルです。一階の外壁は石張りで、上の階はレンガ色のタイルを張ってあります。ルネサンス風の左右対称の建物と半円アーチの車寄せは重厚な感じです。
 平成8年(1996)に国の登録文化財に指定されています。関東では、最も先進的な建築技術を駆使した県庁で有名でした。現在も近代的なタワー新庁舎やドーム型庁舎と調和して群馬県の顔となっています。
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