旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

同志社大学

2019年11月08日 | 旅 歴史

 京都府京都市上京区今出川通烏丸東入玄武町に同志社大学があります。
 同志社大学があるこの地は二本松屋敷と呼ばれた薩摩藩邸があった場所です。文久2年(1862)薩摩藩は相国寺から土地を借り受けて京都に新たな藩邸を造営しました。大政奉還後、戊辰戦争が勃発し、会津藩士の山本覚馬は捕縛されここに幽閉されました。
 山本は同志社創立者の新島襄の妻である新島八重の実の兄でした。幽閉中にまとめた建白書は京都の近代化の指針として大きな影響を与えました。明治になりこの薩摩藩邸は京都府に接収され、山本が払い下げを受け取得していました。
 慶応3年(1876)、新島は山本から薩摩藩邸跡地を買受け、寺町丸太町にあった同志社英学校をここに移転しました。キャンパス内には、明治期に建てられた、彰栄館、同志社礼拝堂、有終館、ハリス理化学館、クラーク記念館の5棟が現存し、国の重要文化財に指定されています。

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