大阪府枚方市楠葉丘に交野天神社(かたのてんじんしゃ・かたのあまつかむやしろ)があります。
延暦6年(787)、桓武天皇は長岡京の南郊のこの地に父の光仁天皇を祀ったのが交野天神社の始まりといわれています。その時に郊祀壇(こうしだん)を設けて祀ったそうです。これは中国の皇帝が毎年冬至に、都の南に天壇を設けて、天帝を祀る習わしで、これを踏襲したものといわれています。
明治5年(1872)、旧樟葉(くずは)村に奉祀してあった天児屋根命(あめのこやねのみこと)と菅原道真とを合祀し、明治21年(1888)に交野天津神から交野天神社としたそうです。境内は継体(けいたい)天皇が即位したといわれる樟葉宮(くずはのみや)の跡といわれています。
日本書紀によると、武烈天皇の死後、大連伴金村らによって越前の三国(今の福井県)から迎えられた男大迹王(継体天皇)は、507年に樟葉で即位したと記されています。そして5年後、山背国筒城(京田辺市近辺)、12年後に弟国(長岡京市近辺)に移り、20年後に大和国に入ったようです。
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