旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

神代植物園

2022年06月12日 | 旅 歴史

東京都調布市深大寺元町に神代植物園(じんだいしょくぶつえん)があります。
 都立神代植物公園は武蔵野の面影が残る園内で、四季を通じて草木の姿や花の美しさを味わうことができる公園です。現在、約4800種類、10万本・株の樹木が植えられ、梅や桜の名所としても知られています。
 園内にはバラ園、ツツジ園、ウメ園、ハギ園をはじめ、植物の種類ごとに30ブロックに分けられています。景色を眺めながら植物の知識を得ることができるようになっています。バラ園は、平成21年(2009)に世界バラ会連合優秀庭園賞を受賞しました。
 この公園はもともと、東京の街路樹などを育てるための苗圃でしたが、戦後、神代緑地として公開されたあと、昭和36年(1961)に名称も神代植物園と改め、都内唯一の植物公園として開園されました。
 古くから伝わる日本の園芸植物の品種の保存や植物・園芸に関する催しや展示会を開き、都民の緑に対する関心を高めるのに一役買っています。
 昭和59年(1984)には大温室が完成し、珍しい熱帯の植物が集められ、冬も彩り鮮やかな花々を鑑賞できるようになりました。熱帯花木室、ラン室、ベゴニア室、熱帯スイレン室、小笠原植物室、乾燥地植物室などに分かれています。
 神代植物園では春と秋のバラフェスタ、夜のライトアップやコンサートなどが開かれ、特設展示場や大温室において四季折々の展示会が催されています。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/


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