京都府京都市右京区梅ヶ畑高雄町に神護寺(じんごじ)があります。
神護寺の金堂は五大堂北側の130段の石段を登った先にあります。大阪の豪商・山口玄洞氏の寄進により、昭和10年(1935)に再建された建物です。間口7間、奥行6間 単層、入母屋造り 本瓦葺きで、正面中央3間は板扉 両脇2間ずつは連子窓です。昭和の仏堂建築の傑作といわれています。
金堂の須弥壇中央の厨子には一木造りの本尊で国宝の薬師如来立像が安置されています。延暦年間(782-806)の造立とされ神護寺の前身であった神願寺の本尊であったと考えられています。左右に国指定重要文化財の日光・月光菩薩立像と、それらを守るように室町時代の四天王立像・十二神将立像などが並んでいます。
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