旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

伊雑宮

2009年11月12日 | 旅 歴史
 今日は三重県志摩市磯部町上之郷にある伊雑宮(いざわのみや)を紹介します。
 伊雑宮は皇大神宮の別宮の一つです。昔、大神の遙宮(とおのみや)ともいわれ、志摩の国の大社として有名です。 
 伊勢神宮内宮の別宮の中でもとりわけ高い格式を誇っています。倭姫命(やまとひめのみこと)が志摩の国を巡られたとき伊佐波登美命に命じて造営されたとされています。
 崇神天皇の第3子、垂仁天皇は、「いま私の世に、天神地祇を祭司することを怠ることができようか」と述べられ、天照大神に倭姫をお付けになったそうです。  倭姫は大神の御魂を依り代柱にして常住するところを求め、大和の笠縫邑を出発しました。伊賀・近江・尾張の国々から北伊勢、南伊勢に行き滝原宮に鎮座したそうです。
 しかし、大神はここでは住み心地が悪いと倭姫に告げたので、五十鈴川の河口から川上の現在の宇治に鎮座したといわれています。
 皇大神宮の遥宮である伊雑宮は祭祀はすべて本宮に準じて行なわれているそうです。祭神の天照坐皇大御神御魂(あまてらすおおみかみのみたま)を祀っています。
 神饌として米を奉納する為、「御田」(おみた)が隣接されています。ここで6月24日に行なわれる御田植祭は、日本三大御田植祭として有名です。平成2年(1990)国の重要無形文化財に指定されたそうです。




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