長野県諏訪郡下諏訪町大門に諏訪大社下社春宮(すわたいしゃしもしゃはるみや)があります。
諏訪大社は全国に1万余の御分社を持つ諏訪神社の総本社です。諏訪湖南北に2社4宮(上社本宮、上社前宮、下社秋宮、春宮)が鎮座し、日本最古の神社の一つといわれています。
上社は男神の建御名方富命(たけみなかたのみこと)を、下社はその妻の女神・八坂刀売命(やさかとめのみこと)を主祭神としています。天慶3年(940)に正一位を賜り、延喜式神名帳には名神大社と書かれ信濃国一之宮となりました。
室町時代に上社と下社の間に騒乱があり、多くの社殿、社宝など焼失し、天正10年(1582)、織田が武田を攻めた高遠城攻防で兵火は諏訪まで及び多くの社殿、社宝が灰塵に帰しました。 江戸時代に入ると幕府が庇護し下社には500石の神領が安堵され、社殿も随時再建されました。
7年毎、寅と申の年に樅を山中から切り出し、神木を建てる諏訪大社式年造営御柱大祭があります。この御柱祭(おんばしら)は巨木を人力のみで曳き、各お宮の四隅に建てるという勇壮なもので、毎回20万人以上が訪れます。
諏訪大社下社春宮の社殿は秋宮と、1キロほど離れています。春宮と秋宮の間では、毎年2月1日と8月1日に遷座祭が行われています。神様は2月から7月までは春宮に来られるのです。
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