旅と歴史

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東大寺・南大門

2010年02月27日 | 旅 歴史
 奈良県奈良市雑司町にある東大寺の南大門です。
 東大寺は聖武天皇の発願によって創建された華厳宗の大本山です。国宝の南大門は東大寺の正門です。創建当初の門は応和2年(962)に台風で倒れ、正治元年(1199)に東大寺中興の祖である俊乗坊重源によって復興されたものです。
 重源が宋から伝えた天竺様という建築様式でたてられています。貫と呼ばれる、柱を貫通する水平材を多用して構造を堅固にしています。天井を張らずに構造材をそのまま見せています。
 東西5間、南北3間の重層入母屋造りで本瓦葺きの門です。直径1m、高さ24mの檜の円柱18本を立てた大楼門です。門内左右には国宝の金剛力士(仁王)像と石造獅子1対(重文)を安置しています。
 大仏殿に向かって左が口を開けた阿(あ)形の密迹金剛(みっしゃこんごう)で快慶の作、右が口を閉じた吽(うん)形の那羅延金剛(ならえんこんごう)で運慶の作です。建仁3年(1203)弟子9人と69日で完成させたそうです。



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1 コメント

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すごい! (優子)
2012-05-02 20:03:58
私は旅行で行ったんですけどまず大きさに迫力を感じ驚きました。
復興された建物とは思えないほど歴史を感じました。
皆さんも機会があればぜひ行ってみてください。
おススメします
東大寺南大門サイコーです


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