フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月25日(火) 晴れ

2024-06-25 22:42:26 | Weblog

8時、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ハムステーキ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

本日の朝寅、いや朝ドラ。家裁が普及活動の一環として「愛のコンサート」を企画しているが、そこに「東京ブギウギの福来スズ子に出てもらおう」と所長が思い付きの冗談を言って、「何をバカなことをいってるんですか」とみんなが突っ込みを入れるという場面があった。「笠置シズ子」ではなく「福来スズ子」という朝ドラでの役名を使ったところがポイントで、現実の世界(史実)ではなく、朝ドラという半分フィクションの世界の中での出来事だから、福来スズ子(趣里)が登場してくれたらこれはサプライズ感がすごいことになる。

ラジオを聴きながら、昨日のブログを書いてアップする。

仕事上のお願いのメールを書く。

卒業生からLINEが来て、「仕事終わりに研究室にうかがいたいのですが、何曜日がご都合がいいですか」と聞かれる。木曜日と金曜日と返信する。

2時を過ぎた頃、昼食を食べに出る。本を読みたかったので(おしゃべりではなく)「テラスドルチェ」に行く。

注文を済ませて、さっそくキンドル・スクライブを開いて、『ユリイカ』6月号(特集:わたしたちの散歩)所収の柴崎友香とかつしかけいたの対談「もうちょっと歩きますかーそぞろ未満の散歩」を読み始める。

海老ピラフセット。

食事の後にブレンド珈琲と(サービスの)ミニ珈琲ゼリー。

駅ビルの有隣堂で雑誌を購入してから帰宅。チャイが出窓のところで寝ていた。

夏ドラマをチェックするために購入した雑誌。同じような雑誌が何誌も並んでいたが、ほとんどの表紙が目黒蓮である。いわゆる「月9」ドラマ『海のはじまり』の主演俳優である(共演は有村架純)。脚本が『サイレント』『いちばんすきな花』の生方美久なので私もぜひ観たいと思うが、この目黒蓮一極集中はちょっと異様な光景だった。

中島道男『清水幾太郎の闘い』を購入したばかりのリーディンググラス(倍率2倍)を掛けて最後まで読む。大いに勉強になったが、ああ、目が疲れた。

夕食は焼き魚(シシャモ)、アスパラのベーコン巻、トウモロコシ、大根の味噌汁、ごはん。

妻が言うには「今までシシャモはワンパックに10本入っていたのが、今日は8本だった。実質的な値上げね」。10本のときは私が6本、妻が4本という配分だった。今日は私が5本、妻が3本だ。このまま物価の上昇が続くと、半分以上冗談だが、庶民の食卓はだんだん終戦前後のようになっていくのではなかろうか。

デザートはヨーグルト+ブルーベリー。このブルーベリーは庭で栽培したものである。本当に終戦前後みたいじゃないか(笑)。

食事をしながら日曜日に録画したNHK将棋トーナメント1回戦の木村一基九段対西山朋佳女流三冠の一戦を見る。西山がタイトル経験者で九段の木村に勝った。やるな。二回戦では藤井聡太と対戦することになる。普通に考えて、勝ち目はないと思うが、全力でぶつかっていくことである。楽しみな一局だ。

仕事関係の電話を1時間ほど。メールよりも電話の方が適している案件というものがあるものである。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

今日は新聞、SNS(ブログ・LINE)、ラジオ、メール、電子書籍、紙の雑誌、紙の本、TV、電話、紙の日記帳とたくさんのメディアを使いこなした一日だった。私たちはメディアを複合的に使いこなし、多重的な生活空間の中で生きている。・・・という話を木曜日からのオンデマンド授業ではするつもりである。そのコンテンツ一式をアップする。

1時15分、就寝。


6月24日(月) 晴れ

2024-06-25 12:36:29 | Weblog

7時15分、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ハムステーキ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

本日の朝ドラ。明律大学時代の同級生だった梅子(平岩紙)が亡くなった夫の財産の相続問題で再登場。この流れで行くと、来週あたり同級生で華族の娘だった涼子(桜井ユキ)も再登場することに?。

朝刊の一面に「内閣支持率最低23%」の記事。なお、6月22日、23日に毎日新聞が行った調査では17%、6月15日、16日に朝日新聞が行った調査では19%だった。どの新聞社が行う調査かによって数字は違ってくるから見比べた方がよい。なお、赤旗や聖教新聞は独自の世論調査は行っていないようである。

昨日のブログを書いてアップする。

キンドル版の『ユリイカ』2018年9月号(特集「濱口竜介」)を購入。

『ハッピーアワー』のシナリオを収めた濱口竜介・野原位・高橋知由『カメラの前で演じること』(左右社)もキンドル版が出ていたので購入した。

1時過ぎに昼食を食べに出る。梅雨入りしたばかりだが、晴れている。よくあることである。

池上の「ハナコーヒー」に行こう。

あれっ? いつもの立看が出ていない。でも、「OPEN」の電光表示は点いている。

先客は2組ほどいたけれど、お気に入りの席は空いていた。注文を済ませて、購入したばかりの『ユリイカ』の中から大学の同僚の長谷正人さんが書いた「「社会実験」としての映画ー『ハッピーアワー』について考える」を読む。

トマトとチキンのあっさりカレー。セットのドリンクはアイス珈琲。

「サラダとかき混ぜて食べてみてください」とマダムに言われたのでそうやって食べた。なるほど、分離して食べるより、その方が食べやすい。

デザートにアメリカンチョコレートケーキを注文して、滝口竜介と三浦哲哉の対談「『ハッピーアワー』/論の奇妙な冒険」を読む。

池上駅前のロータリーから上池上循環(内回り)に乗って山王二丁目まで行くことにする。外回りのバスも停まっていたので、運転手さんに山王二丁目には外回りと内回りではどちらが早く着きますかと尋ねたら、ちょっと考えてから、内回りですねと答えられた。ちょっと考えたということは、大きな差ではないのだろう。とすれば、先発の方に乗ってもよかったかなと、外回りのバスが発車して、内回りのバスを待っているときに思った。

バスはのんびりしていてよい。こののんびりさは、電車よりも速度が遅いこと、電車よりも街の中を走っている感じがすること、そして電車よりも座っていて車体の揺れを体に感じること(車体と身体の一体感)にあるだろう。考えれば、たぶんほかにも理由が見つかるだろう。電車やタクシーよりも料金が安いこととか、乗客たちがみんな進行方向を向いて座っていることとか、「次降ります」と自分でボタンを押すこととか、ほらね、まだまだありそうだ。そして、忘れてはならないのは、そもそも「私は急いでいない」という心理的条件が大きいだろうという点だ。

目的地の近くまで行ってくれる点もよい。

目的地とは「ベイクマン」。家を出るときに食パンを二斤取り置きをお願いしておいたのだ。山王二丁目のバス停を降りて30秒のところにある。JR大森駅から歩いたら10分はかかる。

近所にある「sannno2198」に寄っていこうかちょっと考えたが、さきほど「ハナコーヒー」でアイス珈琲とアメリカンチョコレートケーキを食べたばかりなので、またにしよう。

大森駅に行く途中にある「ちえちゃん食堂」、定食が復活する気配はない。

サンプルやメニュー並んでいたショーケースは出窓のようになって植木鉢が置かれている。

蒲田に戻って来て、下の写真は、自宅の近くの「蒲田カフェ」。自宅から一番近いカフェではあるが、その割にあまり利用しないのは、ここは私にとっては「もの思いカフェ」つまり本を読んだり書き物をするカフェに分類されるからである(「テラスドルチェ」や「きりん珈琲」や「ノチハレ珈琲店」みたいに)。「もの思いカフェ」に行くときは散歩を兼ねているので、ある程度自宅から離れている方がよいのである。

私が帰宅してリビングで扇風機にあたっているとほどなくして妻もジムから帰って来て、「暑い、暑い」と言ってクーラーを入れようとしたので、すぐにクーラーを入れないで、少しの時間、扇風機の風で涼んでみることを勧める。

私はクーラーが苦手で、多少の暑さではクーラーは入れない(書斎では)。しかし、リビングは共有空間なので、しばしば扇風機VSクーラー論争が起こる。今回は妻が譲歩したが、真夏日が続くようだとクーラーを入れざるを得なくなるだろう。あとは電気代がどうなるかで妻の判断が変わるかもしれない。

『現代思想』6月号(特集:〈友情〉の現在)と『ユリイカ』6月号(特集:わたしたちの散歩)を購入。キンドル版でなければ購入しなかったであろう(活字が小さいから)。キンドル・スクライブを使うようになって再び小遣いの支出に占める書籍代の割合が上がってきた。

オンデマンド授業の準備。

演習のレポートを読む。

7時に予約を入れておいた「マーボ屋」に妻と行く。満席の盛況。

サラダ。

鶏肉とカシューナッツの甘辛炒め。これはよく注文した。

麻婆豆腐。これはお店の看板メニュー。

これが今月末で閉店となる「マーボ屋」で食べる最後の晩餐になるかもしれない。しかし、もう一度来る可能性はあるので、「ごちそうさま」とだけ言って店を出た。

『サンデー・ソングブック』をタイムフリーで聴きながら雑用を片付ける。

風呂から出て、アイスクリームを食べなら、『アンメット』最終話をリアルタイムで観る(もちろん妻の要望)。

結末についての予想は私と妻では正反対であった。前半は私の予想通りに進行した。

しかし、後半は妻の予想通りになった。(具体的なことは書かないことにしますが)

レビューシートのチェック。

チャイを抱っこして近所を散歩。ガマガエルを三匹も見かけた。最初の一匹はチャイが道端の一点を凝視していたので気が付き、その後、注意深く道端を見るようになっていることに気づいたのだが、もしかしたらガマガエルの交尾の季節なのかもしれない。夜道に出てくると車に轢かれる危険がある。彼らも命がけなのだろう。

今日の日記を付ける。

1時半、就寝。