フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

10月30日(火) 晴れ

2018-10-31 10:05:13 | Weblog

7時45分、起床。

トースト、サラダ(+ゆで卵)、牛乳、紅茶の朝食。

10時に家を出て、大学へ。

11時から30分ほどの会合。

昼休の時間に昼食をとるのは珍しい。蒲田駅の弁当屋で買ってきた崎陽軒の赤飯弁当。

スタンダードなシュウマイ弁当は860円で、赤飯弁当は980円。120円高いわけだが、その価値は十分にある。

3限は院生の研究指導。

4時からS君のゼミ論指導。

5時からHさんのゼミ論指導。

先週、来年度のゼミ選考面接が終わり、これからは毎週火曜日の4限、5限はゼミ論個別指導の時間になる。

6時過ぎに大学を出る。スロープの横のスペースが通行できるようになった。

整備中の戸山の丘(新記念会堂=早稲田アリーナの屋上庭園)を間近に観ることができる。

戸山アリーナは「37号館」なのね。

7時過ぎに帰宅。

夕食はアスパラのベーコン巻(2人前)、

春巻き(2人前)、

味噌汁、ご飯。

1時半、就寝。 


10月29日(月) 晴れ

2018-10-31 09:40:42 | Weblog

8時半、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

昼食は昨夜の残りの豆ご飯とこれも昨夜の残りの天ぷら。

豆ご飯は炊飯器に残っていたのを電子展レンジでチンして。

天ぷらは麺つゆで煮て。つゆがしみこんだ衣が旨い。

夕食は鯖の水煮缶を煮汁も使って小松菜の炒めたもの。

他にサラダ、笹かまぼこ、白菜のお新香、茄子の味噌汁、ご飯。

デザートは洋梨。

今日は終日自宅にこもっていた。

TVドラマも見なかった。

本も読まなかった。

ひたすら原稿書き。

三度の食事だけが一日の起伏である。

こういう日もある。


10月28日(日) 晴れ (後半)

2018-10-30 22:56:03 | Weblog

(承前)

本門寺公園は新緑の季節とこれからの紅葉の季節がいいが、新緑の季節は虫も多いので、虫が苦手な人にはこれからの季節が一番だろう。西日を背に階段を下りる。

今日の彼女のファッションは落葉の中でたたずむのにピッタリだ。

木々に囲まれた公園は人をリラックスさせる。

街中で写真を撮ると棒立ちのポーズしかとれなかった彼女だが、ここでは動きのあるポーズが自然にできるようになる。

走ったり、

ステップを踏んだり、

阿波踊り(?)を舞ったりする。

 いっぱい動いた後は、噴水のある池のほとりでちょっとおすまし。

そこに飛び入りの子役さん。

池のそばの子ども広場は子役さんでいっぱい。

大人たちはベンチで休憩。

時刻は3時半になろうとしている。

お参りをしてから山を下りましょう。

立看には「終活相談会」と書いてある。

お参りをすませて、これから「カフェ・スリック」に向かうことにする。

「カフェ・スリック」に電話をして、いまからうかがいますと告げると、マダムは「あら、先生、今日はシフォンケーキが完売しちゃったんです!」と言うではないか。ガーンと、頭の中でお寺の鐘が鳴った。 でも、ナナコさんをマダムに引き合わせたいので、お茶をしにうかがいますね。

本門寺通り商店街で葛餅でも買っていこうかとも思ったが、他のお客さんもいるだろうから、それはやめておく。

来るときは歩きだったが、蒲田へは池上線に乗っていく。

蒲田駅東口。この風景に彼女は見覚えがあるという。終活、いや、就活で蒲田の東口に降りたことがあるのだ。

たくさん歩いて喉が渇いた。私はロイヤルアイスティー、彼女はアールグレい(アーマッド)を注文。

完売のシフォンケーキの写真を恨めし気に眺める。また今度ね。 

彼女は某国立大学の職員をしている。大学院の入試の広報の仕事をしていて、海外に留学生の誘致で出張することもあるそうだ。

職場の話も興味深かったが、私生活の話はもっと興味深かった。 そして少々じれったかった(笑)。ゼミ論個別指導のときのようにアドバイスをする。アフターサービスだ。

閉店の時刻は過ぎていたが、マダムからも有益なアドバイスをたくさんいただけた。

これからクリスマスに向けて彼女も決意を新たにした様子だった。

これから入間に帰る彼女を蒲田駅の改札で見送った。今日は遠いところを蒲田まで来てくれてありがとう。

 

夕食は宮本農業の枝豆「小糸在来」を使った料理である。

天ぷら盛り合わせ。蓮根、人参、椎茸、そして枝豆のかき揚げである。

主役は豆ご飯だ。普段はご飯のお替りはしないのだが、今日はそういうわけにはいかない。

いや~、美味しかった。ごちそうさまでした。

デザートは先日墓参りしたときにお寺さんからいただいたナボナ。

今日はいっぱい歩いて疲れた。ぐっすり眠れそうだ。

1時半、就寝。


10月28日(日) 晴れ (前半)

2018-10-30 13:02:06 | Weblog

8時、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

11時半に卒業生のナナコさん(論系ゼミ8期生)と蒲田駅で待ち合わせる。昨日お会いしたレイナさんとは同期で、前回(6月)は2人そろって研究室にいらした。そして昨日今日とタイミングを同じくしてのソロデビューとなった。今日は入間の方からはるばる来てくれたのだが、約束の時間を30分間違えて11時前に蒲田駅に着いて、「いま改札向かいのコッペパン屋さんの前にいます」とラインのメッセージが届いたので、私もあわてた。よくそういう間違えをするらしい。みかけによらずおっちょこちょいなのだ。

昼食を「西洋料理SUZUKI」に食べに行く。予約はしておらず、駅で会ったときに、私がいくつかの候補のお店を上げ、彼女がその中から選んだのだ。11時半であれば、どの店も開店早々であるから、そういうやりかたで大丈夫なのだ。

本日のランチはハンバーグと海老フライだったので、それを注文する。アラカルトでビーフシチューや大きな海老フライを注文するのもいいのだが、お腹いっぱいになるので、今日はこの後のカフェめぐりのことを考えて、軽めにしておくことにした。

南瓜のスープ。

普段はコーンスープのことが多いが、この時期はハロウィン仕様である。

ハンバーグと海老フライ。私はライス、彼女はパンをチョイス。

単品で注文するときより、海老フライもハンバーグも小ぶりだが、二種類味わえるというのはランチメニューのお得なところである。

食後に私はコーヒー、彼女は紅茶を注文。どちらにも「おまけ」のプリンアラモードが付いて来る。

この「おまけ」は初めての人にはちょっとしたサプライズである。

食後の散歩は蒲田繁華街めぐりと寺町池上散歩とどちらがよいかと聞き、彼女は寺町池上散歩を希望した。

池上線の沿いの道を池上方面へ歩く。

上着のいならい陽気である。

池上線を横目に見ながら歩く。

線路沿いのフェンスに季節違いのヒルガオが咲いている。

先日、初訪問したカフェ「HITONAMI」を訪れる。「次は人を連れてきますね」と言っておいたので、有言実行である。

前回の訪問の記事をブログに書いたのでお店の方にそのことを告げると、すでにご存じだった。「phono kafe」仲間のヨーコさんが私のブログを見て、「HITONAMI」にいらして話したのだ。素早いですね(笑)。

今日は惣菜が5種類そろっている。お茶受けにちょうどよい。

霜里おぼろ豆腐。塩でいただく。

一人一個ではなく、シェアする。

ドリンクは私は三年番茶、彼女はカモミール玄米茶。

甘味もほしかったので、大学芋を注文。

お店の方に写真を撮っていただく。

店主のオガサワラさんが玄関まで見送ってくださった。ごちそうさまでした。また近々参りますね。

近くの堤方橋の上で。向うに見える小高い場所に本門寺はある。

急な階段を上る。 

アニメ『君の名は』を連想させる風景だ。

(後半へ続く)


10月27日(土) 晴れ

2018-10-28 22:49:07 | Weblog

8時、起床。

ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

トーストがないのはパンを切らしていたからだが、今日、「パン日和あをや」へ行くので、明日のパンはそこで調達しよう。

今日も晴天。11時半に家を出る。

南武線矢向駅で卒業生のレイナさん(論系ゼミ8期生)と待ち合わせ、「パン日和あをや」へ行く。

ご夫婦に挨拶しつつ、食パンのキープをお願いする。

予約しておいた二階の畳席へ。とりあえず、アップルタイザーで喉を潤そう。

レイナさんは卒業生としてのブログ登場は2回目だが、前回は同期のナナコさんと一緒だったので、今日がソロデビューだ。西葛西からやってきてくれた。「南武線には初めて乗りました」とのこと。「パン日和あをや」に初めてくる卒業生でそういう人は多い。

さて、何を注文しましょうか。

クラムチャウダー(本日のスープ)とクロワッサン。スープを一口飲んだ彼女が「美味しいです!」と言った。そうでしょう、そうでしょう、ここはパン屋さんですが、奥様の料理の腕はレストランのシェフ級なんです。

彼女が選んだサンドウィッチはサーモンとアヴォカドとクリームチーズのサンドウィッチ。やっぱりね。これは不動の一番人気。

奥様が「失礼します」と言って、二階に上がってきた。「いま、下にMさんという早稲田の卒業生の方がいらしていて、先生にご挨拶をしたいと言っていらっしゃるのですが、ちょっとよろしいでしょうか」とのこと。Mさんと言われてすぐには誰のことかわからなかったが、少し説明を聞いて、わかった。あのM君ね。どうぞ、お通し下さい。

M君は第一文学部の社会学専修の卒業生で、私は直接教えたことはないのだが、私のブログの愛読者で、私の馴染みの店をしばしば訪ねているようである。なぜそれを知っているのかというと、彼自身もブログをやっていて、彼の日常をうかがい知ることができるからである。一時期、蒲田に住んでいたのだが(おっかけか!)、昨年、お子さんが生まれて、蒲田は子供を育ている環境としてはよろしくないと考えたようで(悪かったな、「民度の低い街」で)、新横浜の方へ引っ越された。お互いブログで見知っている間柄だが、リアルな空間で会うのは今日が初めてだった。今日は府中の競馬場で一人で遊んで、奥様へのお土産を買いにここに立ち寄ったとのこと。それはよい心掛けです。30代前半という時期は、ダニエル・レビンソンの生活構造の発達理論でいえば、「一家を構える時期」で家庭や職場で安定した関係を築くことが発達課題と言われています。と同時に、次なる変動の時期に備えて準備も怠らないことです。頑張って下さい。

*本日のM君のブログから。

 「駅から10分ほど歩いて「パン日和あをや」に到着。お店に入ってすぐ、店主さんから「2階に大久保先生いらっしゃってますよ」と教えて頂く。私の出身大学・学部・専攻の先生で、現役時代に直接教えて頂いたことはなかったのだが、「フィールドノート」というブログをずっと読んでいる。ブログで紹介されていたことがきっかけで読んだ本や行ったお店もたくさんある(ここのお店もそのひとつだ)。そもそもこのブログを始め、続けているのも先生の影響だ。初対面だけどずっと前から知っているような、感覚的には芸能人に会ったような感じで、普段は初対面の人と話す時もあまり緊張しない私だが、やけに緊張した。初めてお会いした第一印象は、良い声だなー、だった。ブログを通して外見はわかるし、雰囲気も何となく伝わってくる。しかし、声はわからない。私の中で勝手にイメージしている声もあったのだが、全然違った(イメージしてたのも良い声ですが…)。また、先生が私のブログに目を通してくださっていることを知り、恐縮すると同時に嬉しかった。一方で、お会いしたらお礼を言おうとずっと思っていたのだが、たくさんの言葉が浮かんできたのと緊張していたのとで、うまく言えなかった。要約すると、「先生(のブログ)から影響を受けたおかげで人生の充実度が増してます。ありがとうございます!」ということを伝えたかった。しかしまあ、お会いできただけでも幸運なことだ。先生、一緒にいらっしゃった卒業生さん、お話中だったのに、お時間を頂いてありがとうございました。」

M君のブログは→こちら 

彼にレイナさんとのツーショットを撮っていただく。M君と彼女はちょうど10歳離れている。一文の社会学専修の卒業生では書道家の恵美子さんと同期かしら?

インドコッペ。タンドリーチキンがはさんである。

フランスコッペ。スイーツ感覚の〆の一品に最適。

今月のドリンク、加賀ほうじ茶のミルクティー。とても美味しい。

彼女も全部、写真に撮っていた。

この空間が彼女はとても気に入ったようである。

とくに後ろの文机のある空間はお気に入りのようである。

文豪を気取って(笑)。夏目漱石でしょうか。

「パン日和あをや」には2時間ほど滞在した。店を出る前にご主人に写真を撮っていただく。

矢向駅に戻る。 

これから「カフェ・ スリック」に直行すると30分で着いてしまう。シフォンケーキを食べるにはまだお腹がこなれていない。ちょっと「ノチハレ珈琲店」に寄っていきましょう。

「ノチハレ珈琲店」は地元の方々に愛されているカフェで、混んでいてるため、2回に1回は入れない。今日は空席があってよかった。二人ともノチハレブレンドを注文。 

「私も先生を撮らせて下さい」と私のカメラ(ソニーのα6000)で彼女が撮った写真。

彼女はインスタグラムなどをやっていて、写真を撮るのは好きなようだが、デジカメはもっていないそうだ。

「どんなカメラがいいでしょう」と聞かれたので、私が普段使いにしているコンパクトデジカメ(ソニーのRX100シリーズ)をすすめておく。最初から一眼レフを買ったりしてはいけない。あれは首からぶら提げて散歩をしながら(あるいは旅をしながら)使うカメラです。まずはバッグに入れて携帯し、サッととりだしてスナップを撮るのに便利なコンパクトデジカメで日常を切り取る写真をたくさん撮ることです。

それを続けているとおのずともっといいカメラが欲しくなるでしょう。同時にいいカメラとはどんなカメラなのかもわかってくるでしょう。

店を出て、α6000のレンズを望遠に取り換えて、歩きながら彼女のポートレイトを撮る。

路上で。 

 

矢向駅のホームで。

引き込み線のレールの横を駅員さんたちが歩いていた。

ペンギンの行進のように見えた。

蒲田に着いて「カフェ・スリック」へ。

宮の橋を渡り、

宮の橋通り商店街を歩き、

「カフェ・スリック」へ到着。

紅茶は私はアフタヌーンティー(ラッフルズホテル)、彼女はティーダスト(ニューヒルバート)。

「とっても美味しいです」

シフォンケーキは私はカモミールと洋梨。

彼女はハロウィン。

彼女は企業の情報システムの構築を請け負う会社に勤めていて、夏には研修で本社のあるインドに2週間行って来たのだが、オフィスビルの中の近代的な様子と、ビルの外の街の近代化の遅れのコントラストに強烈な印象をもったようである。帰国後は大手の銀行のシステム構築のチームに所属して、現場の要請とプログラム開発の間のコミュニケーション、日本支社とインド本社のコミュニケーションが円滑に行くように調整するのが彼女の役割だ。

私生活にも変化があったようで、遠距離コミュニケーション・システムの構築に努力を続けている(笑)。

マダムとのツーショットを撮る。黒衣の二人。 

時刻は閉店の6時を回った。いつもポートレイトを撮る外のテラスは照明不足のように見える。 

でも、撮ってみると、案外絵になる。外灯の明かりがミステリアスな効果を上げている。もしこれが『火曜サスペンス劇場』であれば、真犯人は間違いなく彼女だ(笑)。

彼女を駅まで送る。前回、「カフェゴト―」に行き、今回、「パン日和あをや」「ノチハレ珈琲店」「カフェ・スリック」を回ったので、スーパーグランドスラムの半分を踏破したことになる。これはかなりのハイペースである。ちなみにこれまでのスーパーグランドスラムの最短達成記録は6期生のミサキさんの1年6か月であるが、まだ1年あることを考えると、新記録の達成の可能性が高いように思うが、さて、どうなるだろう。

帰宅すと、卒業生の宮本君(一文、社会学専修、2000年卒)から枝豆が送られてきていた。彼が経営する「宮本農業」の看板商品「小糸在来」だ。 

添えられていた手紙による先の台風でかなりの被害があったそうである。農業はそういうことがあるから大変ですね。貴重な小糸在来、今年もありがとうございます。さっそく明日の夕食に豆ごはんとかき揚げにしていただこうと思います。

今日の夕食はポークソテー、サラダ、味噌汁、ごはん。

デザートはシャインマスカット。

深夜、ウォーキング&ジョギング。

2時、就寝。