7時半、起床。バタートーストと野菜ジュースの朝食。10時に家を出て大学へ。
11時から教務・事務打合せを2時間ほど。昼食は「フェニックス」のチキンカレー&コーヒー。2時から事務との個別案件の打合せを2件。それを終えて、息抜きに生協に行くと、ゼミの卒業生のIさんによく似た学生がいた。似ている人というのはいるものだと思ったら、Iさん本人だった。卒業後わずか数日の再会である。は、早い。学生会館に用事があって来たついでに戸山の生協に寄ってみたのだそうだ。髪の毛が黒くなっていた。「フェニックス」でソーダフロートとチョコフロートを飲みながらしばしおしゃべり。明後日からOL生活が始まるという実感がないそうだ。たぶん卒業生の多くはそうなんじゃなかろうか。子どもの頃からずっと、学校という集団は生活構造の中心的要素であった。それが職場に取って代わるのである。大きな変動である。新しい環境への適応にはストレスが伴うであろう。「お局さんににらまれたらどうしよう・・・」とIさんは言った。ニコニコしながらではあったが、本気で心配しているのがわかった。う~ん、とりあえずニコニコ笑っていたらいいんじゃないか。ただし、笑い声は控えめにした方がいい。
鉄橋のようにわたしは生きるのだ辛い三月四月を終えて 福島泰樹「中也断唱」より