8時、起床。
ソーセージ、マフィン、サラダ、ジャム、紅茶の朝食。ジャムはアプリコット、夏みかん、キュウイの三種。
昼食は母が作ってくれたものをいただく。あれこれの小鉢が並ぶ。左から、キュウリと若芽の酢の物、蕗の薹の煮物、豆腐の卵とじ、南瓜の煮付け、ブロッコリー。この後(食べ始めてから)さらにニシンの佃煮が出て来た。
午後、散歩に出る。
サンライズカマタ商店街の「一二三堂」に本日発売の雑誌を買いに行く。その雑誌とは・・・
『大田区本』(出版)である。先日、「phono kafe」に取材に来ていたところに遭遇し、出版を楽しみにしていたのである。
レジの前にも置かれていた。2冊購入。
駅の東口の階段の下にも駅ビルの「くまざわ書店」の出店が大々的にキャンペーンをやっていたので、もう1冊購入。
購入したばかりの『大田区本』に目を通すために「まやんち」へ行く。
ガトー・バナーヌ(キャラメル・アイスクリーム添え)とダージリンの夏摘みを注文。
「phono kafe」の記事は110頁に出ている。丸々一頁が割かれている。すごいじゃないですか。しかも、カフェとしてではなく、「大田区印の美食案内」の中で「落ち着いた空間で食べる癒し系自然派料理」の店として紹介されている。
「蒲田駅から住宅街に少し入った場所にある空色の壁が目印の『フォノカフェ』。レトロな引き戸を開ければ、心地いいヒーリング系音楽と独特の空気感で、店内の時間は驚くほどゆるやか。オーナーの大原さんがお客さんに微笑みかける笑顔もこの店の雰囲気の良さを作っているのだろう。
こちらでは食事以外にも、焼き菓子が人気で、特に最近始めたといマフィンはすぐになうなってしまうほど。ドライクランベリーも砂糖漬けではないもので、甘いものが苦手な人でもサラッと食べられる。そして席に案内されたらオーダーするのは「ご飯セット(800円)」6品のおかずの中から3品選ぶシステムになっていて、有機味噌のみそ汁と玄米ご飯がセットで付く。他にもパン、おにぎり、カレー、蒸しパンサンドなどバラエティに富んだセットもオーダー可能だ。野菜は長野や千葉の農家から仕入れ、極力無農薬のものをセレクトする。これらの野菜が見た目も美しく絶妙な調理味付けをされ、テーブルに並ぶ。爽やかな場所で感応するには最適な料理である。」
蒲田(周辺)を取り上げたタウン雑誌はこれまでも何冊かあるが、二番煎じ、三番煎じを避けるためだろうか、定番の名店たち、とんかつの「鈴文」、鰻の「寿々喜」、天ぷらの「天味」、カフェでいえば「まやんち」も「テラスドルチェ」も「ムッシュのんのん」も載っていない。その代わりに、「phono kafe」がそうであるように、新しい店やこれまで見過ごされてきた老舗(たとえば天ぷらの「天義」など)が取り上げられているのが特色だろう。取材は丁寧で、写真もいい。850円は安い。
さっそく「phono kafe」に顔を出す。
大原さんに『大田区本』のことを言ったら、明日が発売日だと思っていて、まだ見ていなかった。出版社からもらえるのかと思ったらそうではないようだった。私が買った三冊の中の一冊を進呈する。あと一冊は街歩きが趣味の「SKIPA」の宙太さんに進呈しようと思う。
大原さん、「phono kafe」の頁を見て、ご満悦である。
「これでお客さんが急に増えたらどうしましょう。一人で対応できるかしら・・・」とはやくもトラウマならぬトラカワが始まった(←「トラカワ」とは「とらぬ狸の皮算用」の略です)。楽天的な心配性である。
先週来たときより、室内の装飾品が増えている。
カウンターの上の天上近くに鉄道模型が置かれている。
入口の右側の壁に新しい棚が置かれている。
テーブルの上に花や水草が置かれている。
これらはすべて常連客の一人、さすらいの整体師&流木アーティストの鈴木さんの仕業である。閉店時刻の7時まで、3人でおしゃべりする。
我が家の夕食の献立は、焼き魚(エボダイ)、アスパラのベーコン巻、サラダ、冷奴+納豆+オクラ、茄子のみそ汁、ご飯(十五穀米)。4