フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月30日(土) 晴れ

2022-07-31 12:45:02 | Weblog

8時、起床。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

昨日のブログを書いてアップしてから、家を出る。

蒲田駅でAさん(匿名希望)と待ち合わせて「まやんち」へ。素敵なお召し物ですね。

ピーチメルバと紅茶(東方美人)。

今シーズン7皿目のピーチメルバ。桃の充実度が増してきている気がする。「果肉」という言葉がピッタリだ。

Aさんからお土産に俳句帖を頂戴する。友禅紙が使われている。ありがとうございます。歳時記と一緒にいつもバッグに入れておきます。

昼食は矢向の「パン日和あをや」で。Aさんはここは初め。

二階の畳席を予約しておいた。

まずはアップルタイザーで乾いた喉を潤す。

本日のスープはカボチャの冷製ポタージュ。

二種類のサンドウィッチを注文しシェアする。

BLTサンド。

サーモン、アヴォカド、クリームチーズのサンド。

糸ガチャをする。Aさんはクロワッサンを引いた。私は二度目のスコーン(Aさんに差し上げる)。

店を出る前にご主人に写真を撮っていただく。小津安二郎的なローアングル。

三軒目の(本日最後の)カフェは蒲田に戻って「スリック」。Aさんはここも初めて。

コースターのデザインが新しくなりましたね。

グレープフルーツのセパレートティ。

シフォンケーキは私はクリームチーズとパイン、Aさんはプレインをチョイス。

マダムに(食べ始める前に)写真を撮っていただく。

私とAさんが山田太一のドラマについて語り合っていると、途中から店に入ってきて隣のテーブルに座った二人連れの女性客から、「大久保先生でいらっしゃいますか?」と話しかけられる。面識はなかったが、私のオンデマンド授業を履修している(したことのある)早稲田の文学部の3年生(左がKさん、右がHさん)とのこと。私のブログはよく見ていて、夏休みになったので蒲田のカフェにやってきたというわけだ。ここに来る前、「まやんち」へ行ったのだが、残念ながらピーチメルバは完売だったそうだ。電話で取り置きをお願いしておくとよかったですね。

では、われわれは一足お先に失礼しますが、どうぞ「スリック」のティータイムを楽しんで下さい。Kさんのお母様も私のブログの読者だそうなので、娘さんがブログに登場したらびっくりされるでしょうね(笑)。

この夏も私のブログの読者(いろいろな人)がお店を訪問するかもしれません。もし「大久保先生のブログを見て来ました」という人がいた場合には、満面の笑みで迎えてあげてください。「読者割」とかは不要です(笑)。

Aさんを駅まで送り、改札で見送る。今日は真夏日のカフェめぐりでしたね。次回は秋カフェで。

帰宅してチャイの散歩。

お隣のNさんに「チャイちゃん!」と名前を呼ばれて。愛想のいい猫である。

本日発表の東京の新規感染者数は33466人。昨日より減っていて、先週の土曜日からの増加も小さい。しかし、これを単純にピークアウトの兆しと考えるのは早計だろう。感染者が多すぎて、検査が追い付いていない可能性もあるからだ。

夕食は焼き魚(カマス)、サラダ、なめこおろし、アサリの味噌汁、ごはん。

食事をしながら『異世界居酒屋のぶ』と『石子と羽男』を録画で観る。『のぶ』は今日が最終回だったが、来年のシーズン3の配信が決まっているそうだ。

Aさんからいただいた生八つ橋を食べる。

この粒あん入りの八つ橋が好きである。

『福山雅治 福のラジオ』をタイムフリーで聴きながら、今日撮った写真の整理をする。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。

 


7月29日(金) 晴れ

2022-07-30 11:16:46 | Weblog

8時、起床。

業者が来て外壁の洗浄作業が始まった。今日ではなく明日と聞いていたが、まぁ、早まる分にはいいだろう。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『ちむどんどん』。石川家(涼子の婚家)のガチガチの家父長制はどうも張りぼてのようなものだったようだ。家長の母(博夫の曾祖母)の一言で良子は石川家の嫁として(仕事を続けながら)改めて認められた。一方、暢子は沖縄料理(御三味)で和彦の母の評価をいくらか上げたようである(その直前に和彦から母への手紙作戦が功を奏していたといこともあった。かなりコテコテの手紙であったが、悪い気はしないのであろう)。ホッと一息で今週は終わるのかと思いきや、「フォンターナ」で事件発生。複数の揉め事の同時進行路線は来週も続く。忙しいドラマである。

『ジェットストリーム』をタイムフリーで聴きながら昨日のブログを書く。外壁の洗浄は音がうるさいと事前に言われていたが、昨日の足場を組むのカンカンいう音に比べれば、静かなものである。

11時半に妻と「まやんち」に行く。

ピーチメルバは予約しており、紅茶だけテーブルに着く前にオーダーする。私は東方美人、妻はマグカップでダージリン。

私は今季6皿目、妻は2皿目のピーチメルバである。

今日はもう一品、追加で注文した。メロン・ショートケーキ。初めて食べたが、フレッシュかつジューシー。「飲むケーキ」と形容されれている(お店のインスタで)のもわかる気がする。妻が尖端の3分の1ほどを食べ、残りの台形部分を私が食べた。

先にデザートを食べる形になったが、駅の東口から西口へ移動し、昼食を食べに「寿ゞ喜」へ行く。ちょうどランチタイムで店先には6人ほどの列ができていたが、日陰だし、それほどの待ち時間ではなさそうなので、並ぶことにした。

サンロード商店街の奥にある(アーケードが途切れた先)、戦時中から続く老舗鰻屋であるが、きわめて庶民的なたたずまい。昔からの蒲田住民でここを知らない人はいないだろう。

二階席に案内される。階段が急だが、ゆったりした空間で、昭和の風情がある。

私は赤重(鰻重の上)、妻はうな丼を注文する。(まだ一度も食べたことがないが、うなぎたたき御飯というのが気になる。一番高いメニューだ)。

待つことしばし、注文したものが運ばれてきた。

「赤重」は2800円。いまどきこの値段でこれだけの鰻重を食べられる店があるだろうか。「お重」との差はわずか200円で、左端の縦の一切れがあるかないか(ごはんが見えるか見えないか)の違いである。「赤重」がおすすめです。その端の一切れだけ山椒を振らずに食べて、後は山椒を振って食べた。強めの火で焼いていて、焼き色は濃いが、身はふっくらしている。

「まやんち」の支払いは私がしたが、ここは妻(家計)がした。

一旦帰宅し、しばらくレポートの採点作業をして、夕方(5時過ぎ)に散歩に出る。

「スリック」へ。

マダムは体調回復されたようである。「ご心配をおかけしました」「どうぞご無理はされないように」

かき氷は前回全種類をコンプリートしたので、今日はマダムのおごりで「どうぞお好きなものを」と言われたので、ちょっとわがままな注文をした。

こちらから見るとブドウ。

こちらから見るとミカン。

こちらから見るとイチゴ。

上から見るとこんな感じ。三色掛けにしてもらった。上からしか掛けていないので、下の方はシロップがなくなって氷だけになる。そこで最後はカルピスをかけていただいて食べた(ちなみにカルピスのかき氷というメニューはない。それは自家製シロップのかき氷の名前に反するからだそうだ)。

そろそろ閉店という頃、二人連れの客が入って来た。一文の卒業生のヨシノリ君と奥さんのナナさんだ。遠方から蒲田にやってきて、「梅Q」で釜飯を食べ(「マーボ屋」の予定だったが閉まってた)、「まやんち」でピーチメルバを食べ、これから梅屋敷通りのペットショップ(私がチャイと出会った店)に猫を見に行く途中で、「もしかしたら大久保先生がいらっしゃるかもしれない」と「スリック」をのぞいてみたら、案の定、私がいたというわけだ。二人は(とくにナナさんは)私のブログの熱心な読者で、私の日頃の行動パターンをよくご存じなのである。2人と遭遇するのはもう何度目かしら。

2020年の春にナナさんが長野から(小学校の先生をしていたが辞めて)上京してヨシノリ君と暮らし始めてはや2年とちょっとが過ぎた。年末には晴れて結婚式をあげられるとのこと。おめでとうございます!

夕方の空の下、家路をたどる。

チャイの散歩。

本日発表の東京の新規感染者数は36814人。うん?昨日より減っており、先週の同じ曜日からの増加率も小さい。もしかしてピークアウトの兆しだろうか。いや、いや、もう少し見てからでないと。

昼食をしっかりと食べたので、夕食は軽めにソーメン(揖保の糸)と手羽中。

食事をしながら『魔法のリノベ』(録画)を観る。

レポートの採点。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時45分、就寝。


7月28日(木) 晴れ

2022-07-29 11:06:14 | Weblog

7時45分、起床。

今日は病院で採血があるので、朝食は抜きで、『ちむどんどん』を観てから、自転車に乗って家を出る。

病院に着いて、処置室のベッドで30分安静にしてからの採血(そういうタイプの採血なのである)。室内はひんやりしていて、毛布が必要だった。海辺の情景を思い浮かべて気息を整える。採血そのものは普通の採血と同じで、すぐに終わった。

帰宅の途中で見上げる空は夏の雲が浮かんでいる。

遅めの朝食になった。トースト(はちみつ&オリーブオイル)、目玉焼き、ウィンナー、牛乳、紅茶。冷蔵庫に入れておいたサラダを食べるのを忘れた。

昨日のブログを書いてアップする。

最終回のレビューの締め切りも過ぎたので、オンデマンド講義の採点作業に本格的に着手する。3、4日かかるだろう。

昼食は「吉岡家」に食べに行く。

時刻は2時半頃、先客はいなかった。店の人がテレビを点けてくれたが、いまの時代、スマホを観ている客が多いから、店内のテレビの役割は終わったのではないかと思う。テレビだけでなく備え付けの新聞も手に取る人もみなくなった(これはコロナのせいもあるだろう)。もちろん喫煙はだいぶ前からNGになっている。食堂の風景もだいぶ変わった。

天せいろ。最近はこれが定食のようである。

一旦帰宅してから、4時に予約している整骨院へ行く。昨日から妻も膝の治療で通院し始めた。

整骨院の後は「スリック」に顔を出すのが習慣になっているが、今日はマダムが体調を崩して臨時休業の連絡が昼過ぎに届いた。それで「きりん珈琲」に行ったのだが、「臨時休業」の張り紙が出ていた。

それではと「ハナコーヒー」に行くことにした。自転車だと行動範囲が広がる。

ここはやっていた。

月曜日に来たばかりで、「スリック」以外で週に2回来るというのは珍しい。

月曜日に食べたフローズンココアが美味しかったのでまた注文する。

帰宅すると、今朝から始まった足場の工事が終わっていた。

チャイの散歩。家周りの様子が変わってしまったことにチャイは戸惑っているようだった。

散歩途中のちいさなワンちゃんとチャイがしばらく見つめ合った。お互い、威嚇するでもなく、かといって親しくなろうとするわけでもなく、一定の距離をおいて不思議なものを見るように、見つめ合っていた。その間、飼い主同士は社交的会話を続けた。

夕食まで採点作業。

夕食はハンバーグ、サラダ、味噌汁、ごはん。

食事をしながら『プレバト』(追っかけ再生)を観る。

デザートは梨。

『晩酌の流儀』(録画)も観た。主人公(栗山千明)の働いている不動産屋は池上線の沿線(久が原辺り)にあることがわかった。「職場まで二駅歩いた」というナレーションとともに久が原の駅舎が映ったのである。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

2時、就寝。


7月27日(水) 晴れ

2022-07-28 13:11:40 | Weblog

8時半、起床。

バタートースト、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『ちむどんどん』。和彦の実家にはお手伝いさんがいる。大正時代に台頭してきた中産階級のホワイトカラーの家庭はそういうものであった。だから専業主婦は「毎日暇ですることがない」。そういう悩み事が新聞の身の上相談に載っていた。回答者(たぶん記者)は「それはまた珍しいお悩みですね」と回答の冒頭に言った。新しいタイプの悩みであったのだ。佐藤春夫は『退屈読本』を書いた。大正文化は「暇」で「退屈」な人々の間から生まれたと言ってもよいだろう。大正文化は昭和戦前期まで続いた。

昨日のブログを書いてアップする。

レビューシートのチェックとレポートの採点。

1時半ごろ、昼食を食べに出る。

多摩川線に乗って下丸子の「喜楽亭」に行こう。

これはお得だな(普段は340円)。ちなみに大人は680円。池上線沿線ぶらり途中下車の旅をするときにはお得かもしれない。

「喜楽亭」には月イチで来る。

注文をして待っている間に本でもよもうかと、お店の本棚から・・・

山口瞳『江分利満氏の優雅な生活』(新潮文庫)を抜き取る。昭和30年代の典型的なサラリーマン(江分利満=エブリマン)の日常を描写して、直木賞を受賞した小説である。しかし、読むのは無理だった。活字が小さすぎるのである(バッグにハズキルーペを入れて来なかった)。昔の新潮文庫は本当に活字が小さい。よくこんな小さな活字を読んでいたものである。

いつものチキンカツ定食。ごはんは軽めで。

「先生のお弟子さん、当選しましたね」とご主人が言った。ああ、卒業生のキョウコさん(論系ゼミ1期生)のことですね。一度、彼女を連れてここに来たことがある。彼女もそのときチキンカツ定食を食べた。あのときの「カツ」も選挙に勝てた要因の1つでしょう(笑)。


(去年の12月26日のブログから)

蒲田に戻り、帰宅する前に「ルージュブランシェ」に寄って行く。

ケーキ屋さんだが、イートインができる。

チョコレートのショートケーキと紅茶。

路地に猫じゃらしが生えている。学名はエノコログサ。犬の尾っぽ似ていることから「犬ころ草」→「エノコログサ」と呼ばれるようになったらしい。犬の尾っぽに猫がじゃれつくわけか。

「お~い!チャイ、お土産だよ」

「こ、これはエノコログサではありませんか!」(「猫じゃらし」は猫の世界では差別用語らしい)

夕方である。

本日発表の東京の新規感染者数は29036人。3万人を越えなかったのが予想外である。

夕食はカジキマグロのバルサミコソース掛け、サラダ、ネギの味噌汁、ごはん。

付け合わせはパプリカ、玉ねぎ。、マッシュルーム、ブロッコリーのソテー。

食事をしながら『オールドルーキー』(録画)を観る。続けて『鎌倉殿の13人』(録画)も観る。

デザートは葡萄。

今日はオンデマンド授業「日常生活の社会学」の最終回のレビューシートの締め切り日。たくさん提出されてはいるが、普段より少ないのは「うっかり組」が一割ほどいるからだろう。毎学期のことである。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

2時、就寝。


7月26日(火) 雨のち晴れ

2022-07-27 12:12:22 | Weblog

9時、起床。

寝坊した。しかし、授業は先週で終っているので、いつもの忙しい火曜日(昼に対面授業2つと、夜にオンデマンド講義の収録)ではない。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、玉子焼き、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『ちむどんどん』。和彦の母は暢子の身辺調査を興信所にやってもらっていて、そのデータに基づいて(双方の家の格の違い)、二人の結婚に反対していたのだった。昔は珍しいことではなかったが、いまではどのくらいやられているのだろう。データを覆すには暢子本人の人柄という話になるわけだが、かえってわかりやすい展開ではなかろうか。

『ジェットストリーム』をタイムフリーで聴きながら、昨日のブログを書いてアップする。

1時に塗装会社の人(現場監督)が来て、作業の確認をしていった。予定通りいけば明後日に足場を組む。

3時近くになって、遅い昼食をとりに出る。朝方は雨だったが、いまは曇り日。だんだん晴れていくようである。

多摩川線に乗る。

隣の矢口渡で下車。

駅前商店街の「リヨン  モアール」で朝食用のパンを買う。

前回はうっかり左側の「リヨン食パン」を買ってしまったのだ。今日は間違わずに「ボンジュール食パン」を買う。

向かいの八百屋の店頭には切り売りの西瓜が並んでいる。

不動産屋の店先に野良猫がいて、物件情報を眺めている。

犬は人に付き、猫は家に付くという。

ずっと気になっていて、カーテンが引かれたまま(休業中)の店がある。

「ピース・ファクトリー・カフェ」。はたして再開はあるのだろうか。

「燈日」に到着。先客はいなかった。

燈日定食(アジフライ)をごはん軽めで注文する。

食後にアイスカフェラテを注文し、バッグに入れて来たレポートに目を通す。

蒲田に戻って床屋に寄って行く。前回が5月中旬だったから、2か月ちょっとぶり。

帰宅してチャイの散歩。帆立舟のようである。

夕食は青椒肉絲、シューマイ、味噌汁、ごはん。

取り皿は使わずごはんの上にのせて食べる。

食事をしながら『競争の番人』(録画)を観る。

デザートは葡萄。

ソファーでTVを観ているとチャイがお腹の上に乗って来る。訴えるようなまなざし。

「おねがい」

わかった。毛玉取りをする。チャイは毛玉取りそのものが好きなのではなく、その最中にもらえるチュール(知らない方は検索してください)が好きなのである。

オンデマンド授業のレビューシートに目を通す。いつもであれば、次回の授業で紹介するレビューをどれにするか選びながらの作業であるが、その必要はないので、ゆったりした気分で読む。15回の授業全体についての感想を書いてくれている学生が多い。1年生からは「先生のゼミをめざしていたのですが、ご定年と聞いて残念です」というコメントがちらほら。それは申し訳ない。「文学部の学生なんですが、先生の演習やゼミにもぐれますか?」という質問があった。いえ、それは無理です。「先生のブログを読むのが日課なのですが、退職されてもブログは続けられるのですか?」という質問もあった。はい、そのつもりです。

風呂から出て、『桑田佳祐のやさしい夜遊び』をタイムフリーで聴きながら、今日の日記を付ける。

1時45分、就寝。