フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月29日(月) 晴れ

2020-06-30 12:30:58 | Weblog

8時50分、起床。

三階のベランダから東の空を観る。今日は梅雨の晴れ間のようである。

トースト、ハム&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

昨日のブログを書いてアップする。久しぶりに長めのブログになった。

講義「日常生活の社会学」の期末レポートの課題をムードルにアップ(アナウンスメント)する。

2時半ごろ、「吉岡家」に昼食を食べに行く。梅雨の晴れ間は蒸し暑い。散歩という気分ではない。

おススメのものを注文する。

鰻丼もザルもミニサイズ。

鰻丼のご飯はさらに軽めにしてもらった。そのまま食べたが、熱いお湯をいただいてお茶漬けで食べるのもよかったかもしれない。

食後のお茶をどこかのカフェで飲みたい気もちょっとしたが、なんしろ蒸し暑いので、帰宅して昼寝。

昨日が締め切りだった「現代人間論系総合講座2」のレビューシートに目を通す。

明日の必修基礎演習と演習「現代人と社交」の下準備。

日が沈むころ、南の中空に半月が浮かんでいる。

夕食は鶏のむね肉のソテー(レモンソース掛け)、サラダ、ジャガイモと玉ねぎのスープ、ごはん。

鶏むね肉のソテー(レモンソース掛け)は今日だっか昨日だったかの『あさイチ』の中で紹介されていたものである。さっぱりとしていて香ばしい。

デザートは桃。今年初である。

近所の専門学校のキャンパスの周りをウォーキング&ジョギング(2キロほど)。歩道に大きなカエル(ヒキガエル)がいた。暗がりで危うく踏んづけそうになる。つま先でツンツンして道路の脇の茂みに追いやったが、そのまま道路の方に出てしまうと、車に轢かれそうなので(そういう悲惨な情景が頭をよぎり)、近所の安全な場所に運んで行って放してやる。持ち上げられてもバタバタすることはなかったが、お腹を大きく膨らませていた。

風呂から上がってから、「日常生活の社会学」第8回の音声講義(パート2)の収録。

一発OKにはならず、テイク2でOK(ディレクターがいるわけではないので、自分でOKを出すのだが)。

『山下達郎のサンデー・ソングブック』をradikoで聴きながら、今日の日記を付け、今日のブログの下書き(写真のチョイスと配列)。

2時、就寝。


6月28日(日) 雨のち曇り

2020-06-29 12:46:59 | Weblog

9時半、起床。

雨の日曜日。一階の雨戸を開けるのは私の役目(どんなに寝坊してもだ)。

玄関脇の和室の雨戸を開ける。花見月の葉が雨に濡れている。

仏間の雨戸を開ける。椿の葉が雨に濡れている。

ダイニングの雨戸を開ける。百日紅の花が雨に濡れている。

六文銭の「雨が空から降れば」という歌を思い出す。作詞は別役実である。

 ♪しょうがない 雨の日はしょうがない

今日は昼食を「パン日和あをや」で食べることになっているので、朝食はトーストではなく、クラッカー、サラダ(+牛肉の大和煮)、牛乳、紅茶。

野崎の牛肉の大和煮の缶詰を開けた。クラッカーにすこぶる合う。オードブルの感覚。

11時半に家を出る。まだ雨は降っているが、予報では午後には上がることになっている。

蒲田ー(京浜東北線で1駅)→川崎ー(南武線快速で1駅)→鹿島田。

卒業生のホナミさん(論系ゼミ3期生)と待ち合わせ「パン日和あをや」へ行く。

なじみのカフェが続々と店内営業再開となり、ひとわたり顔を出したが、卒業生との一緒のリアルカフェは緊急事態宣言の出る前の4月3日以来である。そのときも「パン日和あをや」だった。

営業再開といっても形態はさまざまで、「パン日和あをや」では1階のテーブル席は2人客まで。2階の和室(卓袱台)は家族であれば3人以上OKだが、そうでなければやはり2人客まで。今日は2階を予約しておいた。

まずはアップルダイザーで喉を潤す。

本日のスープ(ミネストローネ)とクロワッサン。

卓袱台は丸いのと四角いのを二つ繫げて(前方後円墳みたいだ)、対面にならないように座る。食事中は当然マスクはしないから、大きな声(下に聞こえるような)でのおしゃべりはNGである。

サーモンとアボカドとクリームチーズのサンドウィッチ。

おじいちゃんの蜂蜜トースト(バターでなくオリーブオイルを塗って)。イタリア大好きのホナミさんは普段からトーストにはオリーブオイルを塗って食べているそうだ。

食後のドリンクはほうじ茶ミルクティー。私のおススメだが、「とっても美味しいですね」と彼女にも好評だった。

いつの間にか雨が上がって、曇りガラスの外が明るくなってきた。。

曇りガラスを通過する光は柔らかくてポートレイトに最適である。エレガントだ。

階段のところでセルフタイマーをツーショットを撮る。彼女の左手首に包帯が巻かれているのは、少し前にコーヒーを煎れている時に火傷をしてしまったのだそうだ。幸い大事にはいたらなかったが、薬局で医療用のガーゼが買えなくて困っているそうだ。

店を出る前にご主人(週末だけのヘルプ)に写真を撮っていただく。ごちそうさまでした。またお世話になります。

雨が上がったので夢見ヶ崎動物公園(鹿島田の駅からは10分ほど)に散歩の足を伸ばす。高台にあって眺めがいい。

階段を登り切ると、左手が古墳のある公園エリア、右手が動物園エリア。まずは公園エリアから。

公園エリアで一番面白いのは、樹木のトンネルである。

なんだか恐竜の化石の中を歩いているみたいだ。

洞窟の中のようでもあるが、木々の間から光が差しこんでいる。

長さは30メートルくらいであろうか。ちょっとした異世界体験である。

台地にはかつての古墳群があった。その一部は保存されている。

古墳の上には祠が作られれている。村上春樹『騎士団長殺し』の中に祠の台座の下にある深く長いトンテルに主人公が入って行く場面があるが、それを思い出した。

さて、動物園エリアに行きましょう。

レッサーパンダが木の上で昼寝をしている。

マーコールの山。

シオリという名の三本足の若いマーコールがいる。生まれてすぐに足の疾患で切断手術を受けたのだ。ここに来るといつもシオリを姿を探す。元気でやっているようである。

シマウマが地面に体をこすりつけている。

気持ちよさそうである。

ペンギンが天を仰いで鳴いている。何かを訴えているようでもあり、何かを嘆いているようでもある。けっこう図太い声である。

「嘆いてみたって何も変わらないだろう」と別のペンギンが言っているように見える。

ペンギンの檻の側にはフラミンゴの檻がある。ペンギンの鳴き声には慣れっこのようである。

ゾウガメ。相当な年齢であり、相当な体重である。

水面から鼻先を出して呼吸しているカミツキガメ。う~ん、これに噛みつかれたらただでは済みそうにない。

カミツキガメの野生化が「社会問題」になっているらしい。

ボリビアリスザル。園内で一番ちょこましている。

ラマ。いい顔をしている。こういう顔の俳優がいたように思う。

ホンシュウジカ。仲睦まじそうである。

クジャク。気位が高そうに見える。

水族館はたまに行くけれど、動物園は久しぶりだったようである。

「まもなく閉園の時間です」のアナウンスが流れる。閉園時間は午後4時と早い。まだこんなに明るいのに(通年で変わらないのだ)。

けれど、われわれにはもう1つ行きたいカフェがある。動物園を後にするにはちょうどいい時間である。

動物園エリアを出る前に一枚。

鹿島田駅まで戻り、そこから電車にのって矢向へ(本当は普通で2駅なのだが、来た電車をよく確認しないで乗ったら急行で、矢向は停まらずに川崎まで行ってしまった。そこから普通で引き返す)。

彼女と「ノチハレ珈琲店」に来るのはこれで3回目か4回目だ。しかし、いつも満席で入れなった。今日は鹿島田駅から電話をして席が空いていることを確認し、キープしておくてくださるようお願いしておいた。晴れての入店である。

私は季節のジャム(ブルーベリー)とバターのトースト、紫蘇ソーダ。酸味がすっきりしていてこの季節にピッタリのドリンクだ。ホナミさんはノチハレブレンドとチーズケーキ。

長らく在宅勤務が続いていたが、最近、週2日の出社になったそうだ。自宅と職場が近く、職場でないと能率が上がらな作業もあるので、ちょうどよい感じだそうだ。元々がアウトドア派(キャンプ大好き)だが、在宅勤務中は外出らしい外出をせず、ドラマや映画を観ていることが多かったそうだ。それでやってこれたのは新婚1年目ということもあろう。彼とは同じ会社で、彼も在宅であったから、これから二人で築いていく「家庭」というものも地盤固めがしっかりできたことだろう。実は新婚旅行にまだ行っていないそうで、本当は海外に行きたいところだが、この状況では難しそうなので、夏休みにささやかな国内旅行を考えているそうだ。

私もしばらく旅行に出かけていないな。8月か9月に行けたらいいな。

店を出る前にご主人に写真を撮っていただく。「彼女、ようやく念願かなってここに来れたのです」という話を私からご主人にする。「とても素敵なカフェですね」と彼女。「ありがとうございます」と照れたような表情で若いご主人が礼を言った。

私たちが店を出て、踏切のところまで立ち止まっていると、ご主人が私たちを追いかけて来て、「お財布をお忘れです」と言った。私の財布である。またやってしまった。す、すみません。(お店の支払いは彼女がしてくれたのだが、私はカメラを鞄から取り出すときに財布を椅子の上に置いてそのままだったようだ)。

反対方向の電車に乗る彼女とは駅の改札でお別れした。久しぶりの季節のカフェめぐりにお付き合いていただいて、ありがとうございます。まだまだ日常と非日常の間にあるような日々が続きますが、心身の健康に気を付けて、やっていってください。また会いましょう。

6時、帰宅。

夕食は妻と「マーボ屋」に食べに行く。

中華サラダ。

海老のサクサクフリッター(ハーフサイズ)。

メニューには豚肉と卵のオイスター炒めと書いてあるが、木茸肉(ムース―ロー)のことで、キクラゲが入っているのがポイントである。ふっくらとした食感とやわらかな甘さが好きである。

ここでご飯を注文。

鶏肉とカシューナッツの甘辛炒め。カリカリとした食感がいい。

久しぶりでたくさん歩いたので疲れた。帰宅して少し横になる。

風呂を浴び、今日の日記、ブログの構成をしながら、「福山雅治 福のラジオ」を聴く。構成作家とのトークが面白い。

今日、ホナミさんからいただいたお菓子と紅茶の軽い夜食。

今日は仕事は一切しなかった。そうしないと決めていた。週末も仕事をしてしまうと、一週間というものの切れ目がなく、心身が伸びきったゴム紐のようになってしまう。土日のどちらかは完全休養日にしよう。

2時半、就寝。


6月27日(土) 曇り

2020-06-28 10:51:25 | Weblog

9時半、起床。

百日紅(サルスベリ)の花は漢字の通り長期間咲き続ける。

百日紅の木の下にはナツの墓がある。仏壇の花を取り替えるときに旧くなった仏花の一部を瓶に差してやっているが、百日紅の花が咲いているときはそれが何よりの手向けである。

トースト、ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

昨日のブログを書いてアップしてから、「日常生活の社会学」のレビューシート(昨日提出された50枚ほど)に目を通す。その後、ちょっと横になる。慢性的に寝不足状態なのだろう。

「焼きそばができたわよ」と妻に起こされる。

食後、再びちょっと横になってから、「日常生活の社会学」第8回の放送原稿(パート1)に取りかかる。パート1とパート2(こちらは昨日書き上げた)を合わせて400字詰め原稿用紙換算で40枚ほどだが、これを毎週続けるというのは連載の仕事を抱えている作家みたいな感じで、「締め切りに追われる生活」というのはこういうものなのかと実感する。

5時半ごろ、散歩に出る。

6時で閉店の「スリック」に顔を出す。

店内には常連のカヨコさんがマダムと話をしていた。今日はワンちゃん(ルイ君)は一緒ではない。

マロウカルピスを注文する。

マロウブルーというハーブティーをカルピスに注ぐと化学反応が起こってブルーが紫、ピンクと変色していく。

本来は客が自分で注ぐものだが、変色する過程を撮りたくてマダムに注いでいただいた。お手数をおかけします。

そこにいったん帰宅されたカヨコさんがルイ君を連れて再びやってきた。ルイ君はマダムのことが大好きだ。

私と会うのはこれで三度目のルイ君だが、デジカメのレンズ(前に出る)がちょっと怖いようである。スマホで撮られるのは馴れているのだが。

「このおじさん、悪い人じゃないよね?」とお母さんにに尋ねているみただい。

この後、頭をなでさせてくれた。髪が短くなっている。トリミングは3週間に一度だそうである。

閉店の時間となり、マダムもこちらに来て、話をする。お店は繁盛しているが、ちょっと忙しすぎるときがあり、そういうときは、「こんなはずではなかった」と思ったりするそうだ。元来が、ソファーで横になって、韓国ドラマを観ている日々が好きなのであるが、終日のんびりできることは一日もないそうだ。マンションを建てたとき、旦那さんが「一階をカフェにして得意のケーキを焼いて出してみたら」と言ったのがきっかけであった。命令されたわけでないから、やってみたい気持ちが彼女の中にいくらかはあったのは間違いないが、「どうしてもカフェをやりたかった」わけでない。

それでも今年で4年目を迎え、贔屓にしてくれる客たちのことを考えて、コロナにビビりながらも、こうして店内営業を再開するに至った。われわれにとっては嬉しいことである。マダムが頑張ってくれる限り、私は参ります。

帰りがけに「まいばすけっと」に寄って、三種の神器(カレー煎餅、アーモンドチョコレート、ガツンとミカン)を購入。

夕食は麻婆茄子、春雨サラダ、ワカメと玉子スープ、ごはん。

緑のものはピーマンではなく甘唐辛子。

デザートはメロン。

食後、三度ちょっと横になってから、放送原稿の続きにとりかかる。完成までは至らなかったが、枚数的にはほぼ完成。

風呂から出て、今日の「桑田佳祐のやさしい夜遊び」をradhikoで聴きながら、日記を書き、ブログを書く(推敲してアップするのは明日)。

パウンドケーキと牛乳の夜食。間違って妻のハリネズミ柄のカップに注いでしまった(私のカップはフクロウ柄)。

2時半、就寝。


6月26日(金) 曇り時々晴れ

2020-06-27 12:03:09 | Weblog

9時15分、起床。

一階のダイニングルームの雨戸を開けると目の前に百日紅(サルスベリ)の花が咲いている。

トースト、ハム&エッグ、牛乳、紅茶の朝食。

昨日のブログを書いてアップする。

講義「日常生活の社会学」第8回の放送原稿(パート2)に取りかかる。

3時頃、「吉岡家」に昼食を食べに行く。

前回は冷え込んだので天ぷらうどんだったが、今日はまた蒸し暑さがもどったので、稲庭うどんと蛸の唐揚げを注文。

今日は夕方からゼミ(ライブ)がある。稲庭うどんだけだと力が入らないので、サイドメニューは必須である。

店を出ると斜め向かいに公園がある。

その角を右に曲がって、呑川の方へ。

大平橋を渡る。

右手(下流)は蒲田駅方面。

左手(上流)は右に曲がって池上方面へ。

橋を渡って左手にシャッターの上がっている店がある。一見すると、店だとは気付きにくい。

先週の木曜日にオープンしたカフェバー「SSYET」。ブログ仲間のkimimatsuさんのブログで知った(メールでもご連絡いただいた)。

以前は何かの事務所だった物件で、壁はコンクリートである。テーブルと椅子の配置はコロナの時代の日常仕様である。

店主さんは女性。お一人でやっている。「写真にお姿が写りこんでもかまいませんか?」「はい、大丈夫です」

店内から入口をみるとこんな感じ。無機質的なオシャレ空間である。

客は私だけだったので、ここを知った経緯を説明する。kimimatsuさんのことは覚えていらっしゃるようで、「オープン初日にいらしていただきました。体を鍛えていらっしゃる方ですよね」と言った。そうそう。彼女のブログの名前は『悪あがき女製作所』っていうんです。そのときkimimatsuさんは私のことも話されたようで、いずれ近所に住むカフェ好きのおじさんが来るであろうことは予期されていたようだった。

彼女は地元の方ではなく不動産屋でこの物件を見つけたそうである。駅からは少し距離があり、商店街の一画というわけでもないこの場所にこういうお洒落なカフェを開くというのは、なかなかの決断力である。矢口の渡の「燈日」の店長さんと重なるところがある。

珈琲とスイーツのセット(1000円)を注文。スイーツは3種類の中から、kimimatsuさんが食べていたのと同じ(ただし形が違う)トンカ豆を使ったチーズケーキをチョイス。

しっとりと濃厚だが、豆の風味が軽やか。コーヒーとの相性がいい。

店を出るとき、わざわざ外まで見送りに出て来てくださった。「SSYET」は「エス・エス・イエット」と読ませるそうである。

営業日は木金土の週三日

営業時間は、カフェタイムが14:00~17:00 バータイムが19:00~23:00 

またうかがわせていただきますね。

帰宅して、すぐにゼミ(ライブ)の時間である。

4時半から6時までが3年ゼミ。

6時15分から7時45分までが4年ゼミ。

ゼミを終えて夕食。シシャモ、薩摩揚げ、シューマイ、サラダ(+トウモロコシ)、味噌汁、ごはん。

軽めの夕食は食後に眠くならないのでいい。

放送原稿(パート2)を書き上げる。

風呂から出て、今日の日記を書き、ブログのプロット(写真の選択と配置)を作る。

3時15分、就寝。


6月25日(木) 曇り

2020-06-26 11:38:03 | Weblog

9時半、起床。

いまの家を建てたときに加入した火災保険・地震保険がこの8月で満期(20年)を迎えるので、改めて新しい保険に入ることになり、10時に妻と予約していた「保険の窓口」に行く。

契約を済ませてから、私は朝食がまだったので、すぐ近くの「テラスドルチェ」に行く。午前中に来るのはめったにないことである。

カウンターの一番奥の席に座る。

左隣りにはオードリーがいる。一時、ジョン・レノンの写真が飾ってあったが、やっぱりオードリーの方がいい(と思う客が多かったのだろう)。

モーニングセットも注文できたが、すでに昼近かったので、海老ピラフのセットを注文。最初にスープが出てきたが、本当はピラフと一緒がよかった。

しばらくして海老ピラフが運ばれてきた。

食事を終えてしばらくしてコーヒーが運ばれてきた。本を持参してこなかったので、時間を持て余し気味(店に置いてある新聞やコミックは手に取る気にはなれない)。

帰りに眼科によって目薬を処方してもらう。あらかじめ電話してお願いして、診察はなし。

1時から大学院の演習(ライブ)。collaborateを使ってきが、次回からzoomを使うことになった。

授業を終えてから、妻が買って来た調理パンを食べる。朝食と昼食の順番が入れ替わったみたいである。

食後、昨日購入したポールオースター『サンセット・パーク』を読み始めたが、活字が小さくて(そう感じてしまうんで)、老眼鏡とハズキルーペを併用して読むのだが、書類程度ならいいけれど、やはり長い時間だと目が疲れる。老後の時間というのが自分の人生にどのくらいあるのかはわからないが、読書三昧というわけにはいかなそうである。

散歩がてら女塚神社に去年のお札を収めに行く。

今年は7月のお祭りも境内での朝のラジオ体操も中止が決まった。経済活動は足早に再開されつつあるが、それと比べると、文化活動の再開のペースは鈍いように思われる。前者が早すぎるのかもしれないが。

閉店(5時)少し前の「ティースプーン」に顔を出す。

久しぶりにメニューに出ていたオレンジアイスティーを注文し、パウンドケーキを4個購入。

「プレミエールカフェ」にも顔を出そうと、前々行ったのだが、けっこうお客さんが入っていたので、通り過ぎる。

帰宅して、講義「日常生活の社会学」のレビューシートをチェックする。今日から第7回(オンデマンド)が始まった。初日は一番レビューシートが多いのだ。ほかの講義もそうなのだろうと思っていたが、「現代人間論系総合講座2」は全然そうではなくて、「あれっ?」という感じだった。

夕食はチャーハン。冷蔵庫の冷や飯が一定量に達すると食卓に出てくるメニューなのだが、「テラスドルチェ」でピラフを食べた日と重なってしまった。妻に「テラスドルチェ」で何を食べたかは言わなかったし、妻も聞かなかった。言っておくべきだった。

デザートはメロン。

「ティースプーン」で買ったパウンドケーキを1つ食べる。

食事をしながら「プレバト」を観た。8年間の全作品の中からベスト50句を選ぶという企画。最初、総集編みたいであまり観る気が起きなかったが、観てみると「ああ、そんな句があったな」と案外面白かった。

最後に発表された「天」の一句はこれだった。

 花震ふ富士山火山性微動 東国原晴夫

予想していたものとは違ったが、なるほどね。

100枚ちょっとレビューシートに目を通した。たぶん明日は今日の半分だろう。

3時、就寝。