8時、起床。
マフィン(とろけるチーズをはさんで)、サラダ、紅茶の朝食。
12時半に家を出て、鹿島田へ。中学時代の友人W君と1時10分に鹿島田駅の改札で待ち合わせ。W君が杖を突いて現れたのでびっくりする。一月ほど前に急病で入院したが、命に別状のあるものではなく、一週間ほどで退院し、いまは仕事にも復帰していると聞いていたので。まだ完調ではないようである。しかし、歩行にとくに困難があるわけではなく(並んで歩いてそれはわかった)、杖がないとちょっと心もとないということのようである。
行きつけの洋食屋さんで食事をすることになっているのだが、まだランチタイムの混雑が残っているようなので、少し駅の周りを歩いてみる。
けっこう日差しが強いので、古本屋の店先で時間をつぶす。「南天堂」という古書店は蒲田にもあるが、系列店なのだろうか。
1時半になった。もうそろそろいいだろうということで、店に向かう。鹿島田の駅のすぐそばだ。店の名前は「ブラッスリー ほっぺ」。
二階にある店内はけっこう広い。昼休みの時間はサラリーマンたちが多かったのだろうが、この時間帯は女性客たちばかりだ。
私がメニューを眺めていると、W君が「これはどうだろう」と聞いてきた。プレミアムランチ、2000円のコースである。普通のランチメニューの中から選ぼうと思っていたので、面食らう。ちょうど昨日から減量モードに入ったところなのだ。W君が私をもてなそうとしていることはわかったが、W君自身は何を注文するつもりなのかと聞いたら、同じものを注文すると言ったので、びっくりした。これが食べられる(と思っている)のであれば、体調は悪くないはずだ。よし、二人ともプレミアランチでいこう。
前菜は野菜スティック。アイスコーヒーはサービス(ありがとうございます)。
スモーク鴨のサラダ(W君はスモークサーモンのサラダ)。
ポタージュスープ。
ペンネグラタン。
ビーフシチュー。たぶんこの店の看板料理なのではないだろうか。美味しい。
デザートはアイスクリームのチョコレートソース掛け(W君はベイクドチーズケーキ)。
紅茶。ごちそうさまでした。
W君も完食した。彼も明後日、還暦を迎える。食事中の話題は健康のことが中心。誰も病気になるまでは健康なのだ。病気になって初めて健康の大切さがわかるのだ。
私たちがランチタイムの最後の客となった。私たちが座ったのは窓際の一番奥のテーブルだ。
W君夫妻とマスターご夫妻はクレイジーケンバンドのファンで、ときどき4人でライブに行く間柄だ。
壁にかかっていたマスター夫妻の似顔絵。これが実にそっくりなのだ。
こちらが実物(笑)。お二人がここに店を開いて4年。その前はプロレスラーをしていた、という嘘をつかれても、信じてしまいそうである。
これまで鹿島田=「パン日和あをや」であったが、鹿島田=「パン日和あをや」+「ほっぺ」となった。項が増えていくことは楽しい。
腹ごなしに散歩。
マンションがたくさん建てられているためだろう、子どもたちの姿が目に付く。
10分ほど歩いたバス通り沿いにある「エミール」というカフェで休憩。駅の周辺には(駅構内の「ドトール」を除くと)カフェがないのだという。「カフェ不毛の土地」とW君は言っていた。
私はレモンスカッシュ、W君はメロンソーダを注文。昭和の子どもの好きな飲み物である。
一生の楽しきころのソーダ水 富安風生
カフェの目の前のバス停から川崎駅まで行くこともできたが、鹿島田の駅まで戻る。
駅前のまっすぐな道に出た。ここでW君とは別れた。今度は蒲田の「phono kafe」で会いましょう。
川崎で途中下車して「ラゾーナ」に寄って行く。次回のゼミ3年生のグループ発表は「ショッピングモール」がテーマなので、私自身、フィールドワークをしておこうかと。
「丸善」で本を2冊購入。
『村上春樹への12のオマージュ いまのあなたへ』(NHK出版)
永江朗『おじさんの哲学』(原書房)
「ロフト」でデザインノートを2冊購入。ほぼ日手帳カズンと同じサイズのノート。
池袋の西武デパートで仕事の妻からメールで、今日は外食でいい、あるいはテイクアウトのお寿司でもいい、と聞いてくる。今日は昼食をしっかり食べたので、お寿司がいいと返信する。
テイクアウトのお寿司はお皿に並べ直して食べます。