フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

9月29日(日) 曇り

2019-09-30 11:51:19 | Weblog

7時半、起床。日曜日なのに早起きなのは、大学院のマスターの入試(二次)があるからである。

トースト、サラダ(+ウィンナー)、牛乳、紅茶の朝食。

昨日の対アイルランド戦の勝利のニュースが朝刊の一面を飾っている。「大金星」をグーグルで翻訳すると、「Great Venus」(大いなる金星)と出て来るが、ここは「Giant Killing」(巨人殺し)となるべきところ。

9時ちょっと前に家を出て、大学へ。駅までの道の途中で、デジカメと財布を忘れたことに気付いたが、戻っている時間ない。

10時から二次試験(面接)開始。面接が終わって、会議。1時ちょっと前に昼食休憩に入る。

昼食は蒲田駅構内の弁当屋でスイカで購入した崎陽軒のシュウマイ弁当。こういうとき(財布を忘れたとき)にスイカは役に立つ。 

1時半から会議再開。3時ごろ、終わる。

4時半に卒業生で句会仲間で書道家の恵美子さんが旦那さんとお子さん(一歩君)を連れてやってきた。今日の訪問は約束していたのだが、私は母子2人を当然のように予想していたので、、ドアを開けたとき、恵美子さんの後ろにベビーカーを押す背の高い男性がいたので驚いた。 卒業生がお子さんを連れて研究室にやってこられるのはもう珍しいことではなくなったが、旦那さんも一緒というのは初めてのケースである。ご自宅がここまで歩いて来られる距離なので、散歩がてらということもあろう。はじめまして。

彼は恵美子さんより8歳年上で、身長は184㎝ある。若い頃は、サッカーのオマーン代表チームのメンバーだったこともある(というのは嘘です)。

俳優を志したこともあり、阿部寛主演の映画『テルマエロマエ』に端役で出演していた(というのも嘘です)。

お土産に早稲田正門通りの洋菓子屋「アニバーサリー」で買ってきたロールケーキとアイスゼリーをいただいた。さっそく紅茶を煎れる。

研究室に入ってきてから一歩君はずっと旦那さんの膝の上にいる。平日は恵美子さんがずっと一歩君の世話をしているので、週末はできるだけ父と子のスキンシップを心がけているのだろうか。でも、恵美子さん、一歩君のことが気になるようである。というのももう48時間くらいウンチが出ていないそうなのである。よくあることなのだそうが、48時間というのは一つの目安で、それを越えると、めん棒で肛門を刺激して、排便を促すそうである。という話をロールケーキを食べながら聞く。 

母子のツーショットを撮る。恵美子さんは一歩君 が可愛くてしかたないようである。当初は、早々に保育園に預けてということを考えていたようであるが(彼女は書道の教授を自宅や出張先で行っている)、まだしばらくは一緒にいたくなったらしい。一歩は「イチホ)と読むが、呼称は「いっちゃん」とか「いっくん」である。

私も抱っこさせてもらう。「抱き方がお上手ですね」と旦那さんに感心される。はい、場数を踏んでおりますので。

あれこれと3時間くらいおしゃべりしたが、さあ、この辺でとなったときに、一歩君がウンチをした。ベルリンの壁が崩壊するような排便だったようだ。トイレでお着替えをして、気持ちよさげな顔で帰って行った。また散歩のついでにお立ち寄りください。 

8時半、帰宅。

すぐに夕食。 

鯖の水煮(缶詰)と小松菜の炒め。 

2時半、就寝。 


9月28日(土) 晴れ

2019-09-29 23:07:37 | Weblog

8時、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

 11時半に家を出る。

秋の青空が広がっている。さようなら『なつぞら』。

 蒲田駅の構内に「駅からハイキング」の看板がで歩ていた。各駅でやっているのかしら。蒲田駅から本門寺経由で大森駅までのコースだ。これは相当な距離だと思う、私なぞ普段からよ鵜く歩いている方だと思うが、このコースには二の足を踏む。もっとも一気に歩くわけではなくて、飲食休憩を挟みながら、あるくのだろう。

それにしても「歩活」(あるかつ)とは見苦しい造語である。「散歩」「散策」でいいではないか。

 

 12時に鹿島田駅で卒業生のマサコさん(論系ゼミ5期生)と待ち合わせ「パン日和あをや」へ行く。彼女と前回会ったのは4月4日だが、あのときは3人組だったから(アヤネさん、ミサさん)、単独で会うのはすごく久しぶりである。

 

2階の和室を予約しておいた。彼女はここは初めて。昭和のアパートっぽいでしょ。 テーブル(卓袱台)は2つあるけれど、一組が入ると、その時間(2時間ほど)は貸切になります。

私は「今月のドリンク」のセパレートティー(下部はグレープフルーツジュース)。「かき混ぜてお飲みください」と言われるが、私は「スリック」でそうしているように、かき混ぜないで、上の方を下の方を飲んだり、境界面付近を飲んだりするのが好み。ただし、そのためにはストローが必要。

マサコさんはアップルタイザー。 

 

 乾杯! 

 ベジタブルサンド。これは彼女の希望。レタス、トマト、チーズ、ニンジン断面がきれいだ。

 私は肉も食べたいので、ウィンナーの盛り合わせを注文する。

 本日のスープはコーンクリーム。

 

 スモーブロー(デンマーク発祥のライ麦パンのオープンサンド)の具材にはチーズとオムレツがあるが、オムレツをチョイス。 

 

 前から気になっていた「おじいいちゃんのハチミツトースト)とは、奥様のお祖父さんが養蜂家だったとかで(間違っているかもしれません)、そのハチミツを使っトーストである。バターを塗るタイプとオリーブオイルを塗るタイプがあるが、オリーブオイルの方をチョイス。これは美味しい!これから毎回来るたびに注文してしまいそうだが、いつでもあるものなのかしら。

*訂正:奥様のお祖父さんは養蜂家ではなくケーキ屋さんでした。

食事を終えてから、ポートレイトを撮る。ここは「スリック」(のテラス席)と並ぶフォトスタジオである。あちらは黒とグレーの壁を背景にモダンな感じのポートレイトが撮れるが、こちらはレトロな感じのポートレイトが撮れる。 

曇りガラスの窓辺で。

部屋の中央の卓袱台で。

 

 ソファーで。

 階段に腰かけて(セルフタイマー使用)。

 

店を出る前に、 一階のテーブル席でご主人に撮っていただく。

 もう一軒行きましょう。矢向駅の近くの「ノチハレ珈琲店」へ。ここも主要8カフェの一つだが、「パン日和あをや」とセットで行くことが多い。

 

線路沿いの道には小さな街工場が点在している。

岐路に立つ。人生の岐路に立つ彼女、と言う比喩ではありません。それはまだ先でしょう。

矢向駅前の八百屋の店先に立つ。「奥さん、トウモロコシお買い得だよ!」と声を掛けられた、というのは嘘です。

「ノチハレ珈琲店」到着。何度かに一回は満席で入れないことがあるのだが、今日は空いていた。

彼女は最近、「寺社ガール」デビューしたそうだ。手にしているのは日本橋の小網神社の御朱印帳。

珈琲が飲めない彼女はアイスミルクティーを注文。

私はハレブレンドと季節のジャムのトースト。トースト&ジャム好きの私は「パン日和あをや」でパンをたくさん食べた後もやっぱりこれを注文してしまうのである。

本日の季節のジャムはいちじく。バターとセットで。

彼女に聞いたら、彼女はバターをまんべんなく塗ってから、その上にジャムを塗る二層方式だそうだ。たぶんそれが一般的なのかもしれない。でも、私は、朝食のトーストのときもそうだが、バターエリアとジャムエリアを塗り分けるのである。これはセパレートティーをかき混ぜずに飲むのと同じ感覚だろう。まず「分離」があって「融合」は口の中で行うのだ。結合する前の個々の要素をそれ単独で味わいたい、ということ。これ、一種の哲学かもしれない。

トーストの1つ彼女にお裾分け。「どうです、分離方式は?」「お、お、美味しです!」「ほらね」

店を出たのは午後4時。

もし彼女の家が遠くなければ、もう一軒回れる時間ではあるが、今夜は彼女は実家に帰って一家で夕食を食べることになっているそうである(彼女の家では夕食は6時と早い)。今日のカフェ巡りはここまでとしましょう。

矢向駅のホームで彼女を見送る。また会いましょう。

 蒲田に戻ってくる。 

帰宅してテレビを点けると、ワールドカップラグビーの日本対アイルランドをやっていた。前半の終り近くで、リードされてはいるものの接戦である。ほぅ、頑張っているなと思ったら、後半、なんと逆転で勝ってしまった。最後のワンプレーとなった場面でスコットランドの選手が自らボールを外に蹴り出したときは、一瞬、ミスキックかと思ったが、接戦負けの「勝ち点1」をとるためにそうしたことがわかった。優勝候補の一角、あのアイルランドにそんなことをさせてしまうなんて、びっくりだ。『ノーサイド・ゲーム』を観ていた私には、この勝利が、綿密な作戦とものすごい練習の成果であることがわかる。

優勝は、いや、夕食は(ついミスタッチをしてしまった)、7時半。

 

ジンギスカン風肉野菜炒め。 

2時、就寝。


9月27日(金) 晴れ

2019-09-28 22:21:21 | Weblog

9時、起床。

今日の『あさイチ』のプレミアムトークのゲストは、なんと、松重豊とOfficial髭男dism。なぜ広瀬すず(できれば清原果耶と岡田将生も一緒に)ではなんだ? 明日で『なつぞら』が最終回だというのに!

呆れながらプレミアムトークを見ていたら、整骨院の予約の時間になってしまった。朝食は後回し。

今日、マッサージを担当してくれた方は、地元出身で、相生小学校、御園中学校の後輩であった。 

治療を終えて、朝食は整骨院とは目と鼻の先の「ティースプーン」でとることにした。 

新しいハロウィン飾りが加わった。

パンサラダとストレートティ。 

ドレッシングが美味しい。 

一旦、帰宅。昼食はコープヌードル(カレー)。コープヌードルは生協の製品だが、実質、カップヌードルである。 

昼食を食べながら見た今日の『なつぞら』。 

天陽の妻靖枝がなつに言った。「なつさん、『なっちゃん』て呼んでもいいかい?」これまで彼女は天陽の元カノだったなつに心理的な距離を感じていたのだ。それが「なつさん」という言い方に表れていた。嵐の翌朝、泰樹と一緒に天陽のところの畑を心配してやってきたなつに語りかけるシーンだ。

 「あたりまえだべさ、やっちゃん!」となつは答える。天陽を愛した二人の女の距離が一挙に縮まる。

 『なつぞら』名場面集に入れさせていただきます。

 午後から大学へ。今日から秋学期の授業が始まる。

夕方のゼミから始まる秋学期(俳句調)。 

4年生は夏に行ったライフストーリー・インタビューのケース報告とゼミ論、3年生は11月に行う初めてのライフストーリー・インタビューとそれに向けての共通質問作り(ゼミ論のテーマとの関係で)が秋学期の大きな課題だ。

9期生で復学してゼミに戻ってきたM君に自己紹介(3年生とは初対面)を兼ねてゼミ論の構想を発表してもらう。

休み時間のスイーツはマドレーヌ。 

後半(6限)は4年生のTJ君んとTK君にケース報告をしてもらった。

3年生の合宿(ケース報告)は12月8日-9日に行うことが決まる。

8時半頃、大学を出る。 

夕食は蒲田駅東口の「三州屋本店」で。みんなお酒を飲んでいるが、私はカウンターに座って、ご飯の注文。飲み物はウーロン茶。『孤独のグルメ』の井之頭五郎みたいだ。とはいっても、今日の『あさイチ』のプレミアムトークの影響ではない。

これを注文したかったのだ。毎年、この時期にメニューに加わる松茸の土瓶蒸し。

松茸と鶏肉と蒲鉾と、他にも何か入っている。 

 

松茸の香り漂うそのだし汁を御猪口でちびちび飲むのである(もちろん中味も食べますけどね。あくまでだし汁がメイン)。 私にとっての秋の三大食材は、秋刀魚、カキ、松茸である。秋刀魚はすでに食べた(まだ痩せてたけど)。今回は松茸である(松茸ご飯はいずれまた)。

他にもご飯と味噌汁(アサリ)とおかずを2品。 

鯛の兜煮はこの店の名物メニューである。ほじほじしながら食べる。箸で取りにくい部位はしゃぶって食べる。しゃぶり尽くす。ごはんが進むことは言うまでもない。 

カキフライがあれば注文したかったが、来月からみたいだ。串カツを注文。

〆て2,710円也は大衆割烹ならではである。もちろん一人の夕食(外食)代としては高いが、今日は秋学期の授業のスタートの日だから、特別である。

10時半、帰宅。

澤田瞳子さんから新著が送られてきた。『名残の花』(新潮社)。夏に上京されて神楽坂の新潮社本社で缶詰になってお仕事されていたのはこの本の原稿でしたか。 ありがとうございます。

近代ものとはお珍しい。「明治5年」は近代社会システムの諸要素が日本の社会に導入された年である。たとえば学制の頒布、徴兵の詔書、太陽暦の採用、鉄道開業(新橋-横浜間)、国立銀行条例、などなど。まさに「近代元年」である。

2時半、就寝。


9月26日(木) 晴れ

2019-09-28 11:14:52 | Weblog

8時、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

トーストはバターと「ティースプーン」のリンゴジャムのハーフ&ハーフで。 食べる順序としては、先ずバター領域、続いてジャム領域。バター領域を食べているときは牛乳を飲み、ジャム領域を食べているときは紅茶を飲む。自然と、気づいたら、そうなっていた。「バター→ジャム、バター=牛乳、ジャム=紅茶」の法則。長いな。もっと短くてチャーミングなネーミングはないかしら。「フレミングの左手の法則」みたいな。

今日の『なつぞら』。夏休みになって、なつと一久と優、千遥と千夏が柴田牧場を訪れた。

牛舎で、千遥をハグする泰樹。 

 

千夏と優の頭をなでる泰樹。 

最後に一久が「ただいま」と挨拶すると・・・ 

「あぁ」とめんどくさそうに応えて、スルーする泰樹。見事な三段落ちである。

私が泰樹だったら、一久の手を握って、「頼んだぞ」くらいは言っただろう。

昼から大学へ。 

1時から382教室で現代人間論系の2年生を対象としたゼミガイダンス。 

論系に進んだ2年生は秋学期に3年生から所属するゼミの選択(あるいはゼミに所属せず卒業研究の個人指導を受けるかの選択)を行う。 

私が少し遅れて教室に入って行くと、運営主任の小塩先生がゼミ紹介に先だって卒業研究についての話をされていた。学生の9割はゼミ所属を希望するが、私はもっと卒業研究を志向する学生が出てきてほしいと思っている。3、4年生のときに留学を考えている学生は(留学の期間にもよるけれど)、卒業研究という制度も検討してみてほしい。 

続いて、ゼミ担当教員が順次前に出て、自分のゼミについて説明をした。

その後、教室の場所ごとに分かれて、ゼミ教員とゼミの学生が2年生の質問に答えた。

オープンゼミ(見学OK)については、私のゼミは10月4日(金)の5限と6限です。5限では4年生がライフストーリーインタビューのケース報告をします。6限は映画を素材にしてポピュラーカルチャーの中の「人生の物語」の分析を学生が行います。5限・6限通して見学しても(推奨)、どちらかの時限だけでもかまいせんが、事前に私までメールで見学に来る旨をお知らせください。資料とスイーツの準備の都合がありますので。

ガイダンスを終えて、研究室でそそくさと昼食をとる。 

3時半から現代人間論系の教室会議。来年度の時間割などの相談。7時半までかかる。 

夕食は蒲田に着いて「ちよだ鮨」でテイクアウトして、家で食べる。 

秋の握り。カボスがついている。 

鉄火巻。握りも鉄火巻も30%オフ。 

汁代わりにミニカップうどん(JALの機内食「うどんですかい」)。 

 3時、就寝。


9月25日(水) 晴れ

2019-09-27 14:39:22 | Weblog

8時、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

今日の『なつぞら』。「大草原の少女ソラ』の完成祝賀会の場にスポンサーのミルコスの社長が顔を出した。

 

大泉洋だった。『ノーサイド・ゲーム』のラグビー・チームのGMのイメージが重なる。 

これでTEAM NACSの5人のメンバー全員が『なつぞら』出演を果たしたことになる。

「杉の子」に亜矢美がやってきた。新宿で新しくおでん屋を始めるとのこと。「人生は二番出汁」だそうだ。名言のような気もするが、いまひとつのような気もする。微妙だ。

 

いつも硬い表情の多かった千遥の顔にようやくやわらかな微笑みが生まれた。できれば破顔一笑の瞬間も見てみたい。

ブログでのこうした「朝ドラ受け」もあと数日で終わる。

昼から大学へ。

12時半から教授会。 

昼食は教授会が終わってからにしようと思ったのだが、甘かった。延々3時間以上かかった。 大学を出たのは4時だった。

 蒲田について、この時間(5時)にしっかり食べては夕食にさしつかる。かといって何も食べずに夕食を待つのは辛い。「ティースプーン」に寄って行く。

ハロウィン仕様になっている。 

ここも。

 ここも。 

ここも。 

ここも。 

アップルバターサンドと紅茶(ストレート)と注文。 

リンゴジャムがたっぷり。疲れが癒される。 

「この前、ここにいらした卒業生と昨日会いました。私のゼミではなく、他のゼミの卒業生でした」とシマダさんに報告すると、「今日のお昼にその方もいらっしゃいました。お話はうかがいました。パンとリンゴジャムを買って行かれました」とシマダさん。仲立ちをしていただいたありがとうございました。

10月から閉店時間が1時間繰り下がって、午後7時になる。日暮れがはやくなることも手伝って、この店の灯りに「ホット一息入れたい」人が増えるのではなかろうか。 

 わが町の夕暮れである。

夕食は7時。 

 この前食べて美味しかった秋刀魚の生姜煮丼が再び食卓に載った。

 2時半、就寝。