フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月26日(水) 晴れ

2024-06-27 11:34:43 | Weblog

7時半、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、麦茶(牛乳が切れた)、珈琲の朝食。

本日の朝ドラ。「骨肉の争い」というやつか。

9時半から臨時の大学院の社会学コース会議(オンライン)。

昨日のブログを書いてアップする。

昼前に「キネカ大森」へ。

ロビーには上映中と近日上映の作品のポスターが並んでいる。

『パスト ライブス/再会』。今日はこれが観たくて来た。5月に松本に行ったとき、馴染みのカフェ「チーアン」の映画好きのご主人が「最近見た中では一押しの作品です」といった映画である。いずれ「キネカ大森」にかかるだろうと思っていたが、その通りになった。

11時50分からの上映開始。

13時40分に終了。

売店でプログラムを購入。満足した作品のときは購入することにしている。

いい映画を観た後は、いい店に行きたくなる。お隣の大井町へ移動。

とんかつの「丸八」へ。

2時はまだ混んでいる時間帯である。カウンターの空いている席に座る。カツサンドを注文。お土産にもう1つ注文する。

プログラムをパラパラしながら見終えたばかりの映画を反芻する。

ソウル。同じ小学校に通う12歳の少年(ヘソン)と少女(ナヨン)。仲良しで、少女は母親に「たぶん彼と結婚するよ。私が言えばすると」と話す。しかし、少女の一家はカナダ(トロント)に移住することになった。

12年後、ヘソンは大学で工学を学び、兵役を経て、企業に就職。ナヨンは英語名のノラになって、ニューヨークで若手の劇作家として知られるようになっていた。二人はファイスブック上で再会し、ビデオチャットで頻繁に会話を交わすようになる。

 「いつも泣いていたよね」

 「泣くといつもそばにいてくれたわね」

 「なぜ泣かないの」

 「移住してきた時は、泣いてばかりいたの。でも、誰も気にしてくれないと気づいた」。

 「ニューヨークでは泣けない?」

それは楽しい時間だったが、楽しすぎる時間でもあった。新作の執筆に集中したいノラはしばらくの間(1年間)、ビデオチャットでのおしゃべりを休みたいと提案し、ヘソンも彼女の意志を尊重しそれに同意する。

カツサンドが運ばれてきた。

キャベツ(無料)と自家製マヨネーズを注文。

さらに12年後。二人は36歳になっていた。ノラ(ナヨン)は12年前のアーティスト招聘プログラムで会った作家のアーサーと7年前に結婚していた。ヘソンには結婚まで考えた恋人がいたが、いまは距離をおいて(別れたわけではないようだが)いる。ノラが結婚したことは知っていたが、ノラに会うために、ニューヨークへ行く。二人はマディソンスクエアパークで24年ぶりに再会する。

これから映画を観る人のためにここから先は書きません。

食後のお茶は「ポットリー」で。前回来たのは4月2日であるから、ずいぶんご無沙汰してしまった。

お久しぶりです、マダム。手土産のカツサンドをお渡しする。

「ロイヤルミルクティーでよろしいかしら?」はい、それで。

観てきたばかりの映画の話をする。マダムが最近観たのは、佐藤愛子原作の『九十歳、何がめでたい』(主演は草笛光子)だそうである。

テーブルの上のメニュー表の裏にマダムのかつの愛猫の写真。

店には1時間ほど滞在した。

仏花を買って帰る。

卒業生で、句会仲間で、書道家の竹内恵美子さんから個展の案内が届いていた。7月29日(月)~8月4日(日)に牛込神楽坂のギャラリー「Rom maai(ロム マーイ)で開催される。

詳しくは彼女のブログをお読みください→こちら

レビューシートのチェック。

夕食は鮎の塩焼き、野菜の天ぷら、味噌汁、豆ごはん。

食事をしながら『クローズアップ現代』をリアルタイムで観る。今日のトピックは「デジタル赤字」。

明日の授業の準備。

今日の日記を付ける。

風呂から出て、レビューシートのチェック(本日締め切り)。

1時15分、就寝。