7時45分、起床。
チーズトースト、目玉焼き、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。
俳優の下条アトムさんの訃報記事。78歳だった。山下達郎に「アトムの子」(1992)という歌があるが、下条もそういう世代なのだろうと思っていた。しかし、アトムは芸名ではなく本名であることを今回調べてみて知った。親が付けた名前なのだ。父親は『男はつらいよ』の三代目「おいちゃん」の名優・下条正巳。アトムが生まれた1946年はまだ漫画『鉄腕アトム』の連載は始まっていなかった。「これからの原子力は戦争ではなく平和のために使われるはず」という願いを込めて原子を意味するアトムという名前にしたそうだ。外国でも通じる名前という意味もあったようである。ご冥福をお祈りします。
妻からバレンタインのチョコレートをもらう。「ベルアメール」のチョコレート。大田区の久が原に工場(ショップも)がある。
さっそく一枚。
今日の「おむすび」。母がブログの書籍化を断ったのはいいとして、長年続けて来たブログをやめることにした理由が「好意的でないコメントも増えたから」というのは首を傾げた。コメント欄をやめればいいのでは思った。大切なことは自分にとって意味があるかないかで、コメントは二次的なものだろう。ちなみにこの「フィールドノート」にはコメント欄もリアクションボタンも付けていない。
11時半から学位委員会(オンライン)で博士学位申請論文の審査要旨の報告。すでに審査要旨は書類で提出しているが、それを読み上げる時間はないようなので、要旨のさらにダイジェスト版を作って読み上げた。とくに質問はなかった(問題なしということ)。やれやれ。
肩の荷が下りたところでチョコレートをもう一枚。
「お疲れ様です」
昨日のブログを書く。
2時過ぎに昼食を食べに出る。先日(11日)、開店13周年を迎えた「パン日和あをや」へ行こう。駅ビルの花屋でお祝いの花を買っていく。
多摩川を越える。
川崎から南武線の急行に乗ったので、鹿島田で下車。「パン日和あをや」は矢向と鹿島田の中間にあり、どちらの駅からも徒歩10分なのだが、道の風景はだいぶ違う。
「パン日和あをや」に到着。
13年と3日、おめでとうございます。
先客は一階にはいなかった(二階に一組)。
蒲田を出る前に「いまから行きます」と電話をしておいた。(花束をもって出かけて行って満席で入れないと悲しいので)
5年ほど前から開店記念月には国産牛100%のハンバーガー(1200円)を提供している。
本日のスープ(コーンクリームスープ)。
ハンバーガーとコーラ。
トッピングでオムレツ(300円)を入れてもらう。厚みがさらに増した。バーガー袋に入れて、かぶりついた。
デザートはホットショコラとクロワッサン。
店には2時間近く滞在した。今日初めてこの店に来たという青年(すっかりこの店が気に入って、一日に二度来たのだ)とマダムと3人でおしゃべりをした。「初めて会った大人の方とこんなにしゃべったのは初めてです」と彼は感激した様子で言った。はい、それがカフェという社交空間です。こういう小さなカフェ(テーブル2つ)に来てスマホをいじっているのはもったいないです。
帰宅するとゼミ論集の見積もりがメールで届いた。16冊で66000円。単価で4000円は高いが部数が少ないからしかたあるまい。新しいゼミ生が入ってくるときは4年生には2冊分を負担してもらっていたが、今回は自分の分だけなので、支払う金額に違いはない(むしろ安い)。
今日は風のない穏やかな一日だった。
夕食はもつ煮込み、ごぼうの鶏肉巻ロースト、味噌汁、ごはん。
食事をしながら『クジャクのダンス 誰が見た?』第3話(録画)を観る。今日、「あおや」でマダムとこのドラマのことが話題になり、「怪しげな人ばかり登場しますね」と話をした。「もしかして弁護士(松山ケンイチ)も怪しかったりして」と私が言うと、「それだと主人公(千葉すず)まで怪しくなってしまうじゃないですか!」とマダムは言って、二人で笑った。マダムは松山ケンイチのファンのようである。
今日は原稿を書かなかった。肩の荷が下りて、疲れが出たのである。
「お風呂に入りましょう」
風呂から出て、今日の日記を付ける。
1時半、就寝。