フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

10月31日(木) 晴れ

2024-10-31 18:56:34 | Weblog

7時半、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。パンと乳製品と玉子と野菜と少々の肉、具体的に計算とかをしているわけではないが、バランスはよいのではないかと思う。昼食までの4、5時間ほこれで十分にもつ。

朝ドラの後、北朝鮮のミサイル発射のニュースが入ったが、30分もやったのにはうんざりした。5分もあれば十分な内容を、官邸に入る首相の定型的なコメントを3回も紹介したり、北朝鮮軍の軍事パレードの映像を繰り返し流すなどして、無理やり引き延ばしている。内閣支持率が下がると北朝鮮の脅威を報道するという取り決めでもあるのだろうか。

今日は朝から数日振りに青空が広がっている。

チャイも一緒にベランダに出る。

昨日のブログを書く。朝食で残った珈琲と新たに淹れた紅茶のカップの間にあるのは何かの縫いぐるみ。ゼミ論でペットと縫いぐるみを取り上げる学生がいるのだが、ペットについては私なりに理解しているつもりだが、縫いぐるみのことはわからない。しかし、わからないと言って済ませてもいけないように思うので、自分でも少し試してみることにした。ペットは自分から話す(鳴く)が、縫いぐるみは話さない。話すような気がするのは一種の腹話術のようなものである。ペットは他者だが、縫いぐるみは分身なのではないか。縫いぐるみはたいていかわいいが、それは一種の自己愛なのではないだろうか。

お神酒が切れたので酒屋で買ってくる。ついでにコンビニ寄って文房具を買ったついでに『プレジデント』のムック本(孤独の特集)が目に入ったので購入。演習「現代人と孤独」の教材に使えるかも。

オンデマンド授業「ライフストーリーの社会学」の受講生にオフィスアワーのお知らせを出す。11月8日(金)15:00~18:00(研究室)。「ブログで知りました」と言ってくれれば、受講生でなくてもOKです。研究室の本、差し上げます。

1時を回った頃、家を出る。電車に乗る前に「松家カレー」に寄る。

注文をすませて、キンドルで村上春樹の紀行エッセイ集『ラオスにいったい何があるというのですか?』(2018)を読み始める。

ここでは定番の鳥もも塩焼きカレー。

卓上の容器から、らっきょうと福神漬けを欲張りすぎない程度に。鶏肉のパリッと焼けた触感がいい。うまい。

大学へ。

3時からOさんの博士論文の相談。一緒に事務所に行って手続きのことを確認する。残された時間はあまりないけれど頑張ってください。

キャンパスでは土日の早稲田祭の準備が進んでいる。

この表示、わかりやすいかな? 31号館と38号館が同じ方向にあるように思っちゃうけど・・・。

6時、帰宅。夕食まで、レビューシートのチェック。

夕食は茄子と豚バラ肉の甘味噌炒め、納豆と冷奴、玉子と玉ねぎの味噌汁、ごはん。

小皿を経由せず、ごはんの上にダイレクトに載せて食べる。これがうまいのだ。中国の人たち(庶民)もこうして食べていたように思う。

食事をしながら『プレバト』を追っかけ再生で観る。歌を歌いながら(それ用に作った)歌詞に合わせて絵を描くという新コーナーができた。これはなかなか楽しい。たんに絵がうまいかどうかではない。

論文の初稿の校正。私が7か所訂正した後、妻に見てもらったら、さらに4か所ミスを発見してくれた。ジンメルの『社会学の根本問題』が『社会学の根本問題』になっているのを見逃していた(!)。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。


10月30日(水) 晴れ

2024-10-31 11:17:50 | Weblog

9時、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

毎朝、同じようなメニューである。自分で作るからということもあるが、朝食に「変化」を求めようとしないのは、「定型的な一日」を順調にスタートするためではないかと思う。「定型的な一日」というのは、漫然とやっていては実現できるものではなく、それなりの意志を必要とするものなのである。

本日の朝ドラ。結の一家は福岡から神戸まで彼らを心配してやって来た祖父の提案(命令口調だったが)に従って避難所生活を終わらせて父親の実家にやってきたのだった。彼らの気持ちの中には(個人差があるだろうが)「神戸を捨てて来た」「神戸から逃げて来た」という思いがある。東日本大震災から10年目に作られた朝ドラ『おかえりモネ』(2021年)の主人公(ももね)の場合と同じである。

雨模様の空だが、この後、しだいに晴れて来ると予報に出ている。

なのでベランダに洗濯物を出す。

昨日のブログを書く。

仕事関係の少々長めのメールを書く。

2時を回った頃、昼食を食べに出る。

矢向に来る。

「ノチハレ珈琲店」に顔を出す。

入口横のカウンター席は横に広く、キンドルを置いて食事をしながらの作業がしやすいので、空いていれば座ることが多い。夏休みに書いた論文の初稿のチェック。

定番のマヨたまトーストとドリンクはリンゴジュースを注文。

食後にカボチャのプリンとハレブレンド。

この時期、多くのカフェでかぼちゃのお菓子がメニューに出る。

初めて来たらしい中年の女性客が、「ここの珈琲、美味しいわね」と店主さんに話しかけていた。それに釣られたわけではないが、ハレブレンド(100g)を買って帰ることにした。もちろん自家焙煎である。

4時半から現代人間論系の教室会議(オンライン)があるのだが、電車に一本乗り遅れ、帰宅が5分ほど遅れそうである。

少し遅刻してオンライン会議に参加。6時まで。

夕食までレビューシートのチェック。

夕食は海老のアヒージョ、茄子とベーコンの煮びたし、温泉玉子、ワカメの味噌汁、ごはん。

食事をしながら『放課後カルテ』第3話(録画)を観る。

レビューシートのチェック(本日が締め切りなのでたくさん来る)。

私のカップにチャイが顔を突っ込んで水を飲んでいる。チャイ用の水の容器はエサの容器と並んで床の上にあるのだが、人が使っている容器で自分も飲みたいのだろうか。

「問題は、何を飲むかではなく、どう飲むかなのだ」

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時、就寝。


10月29日(火) 雨

2024-10-30 11:52:58 | Weblog

8時、起床。

いつもであれば、寝ている妻の枕元にやってきて「お腹減ったよ」「起きてよ」とアピールするチャイが、今朝は姿を現さない。「どうしたのかしら」と思った妻が、私の書斎のドアを開けたところ、飛び出してきたそうだ。昨夜、私が寝る前に確認せずに書斎のドアを閉めてしまったのだった。ごくたまにそういうことがある。

「トイレは我慢しました」

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

今日の朝ドラ。震災で姉の歩は親友を失った。おそらくそれが彼女が博多でギャルになった(ギャルを演じるようになった)ことや、家を出て、神戸に行った(戻った)理由なのだろう。具体的な因果関係はまだ語られていないが。先週までは(ギャルたちの言動で)チャラチャラした雰囲気のドラマだったが、今週から、ギアチェンジする気配である。はたしていったん離れてしまった視聴者がこれで戻ってくるだろうか。

昨日のブログを書く。

資料に目を通す。

2時を回った頃、昼食を食べに出る。

近所の専門学校では学園祭用のステージの準備が進んでいる。

「ホンズ・キッチン」に行く(火曜日に行くことが多い)。

先客はいなかった。ホンさんが「寒いね」と言った。一挙に晩秋の気配である。スタッフのクウィンさんにベトナムの冬も寒いですかと尋ねたら、「ベトナムには日本のような冬はなくて、気温が下がっても18度くらい。でも、普段が暑いから寒くは感じます。コートを着る人もいます。でも、私は寒いのは苦手じゃない。暑くてジメジメしている方が苦手」だと言った。

牛肉のフォーを注文する。ハーフサイズではなくフルサイズで。

今日のように寒い日は温かい麺がよく出るそうである。

帰り道、来るときよりもさらに気温が下がっているのを感じた。晩秋から初冬へ。

居間と書斎の床暖房を一番弱い設定で入れることにした。頭の中で「まだ10月なのに」という抵抗感はあるが、実際には寒いわけだし、これで暖房を我慢して風邪でもひいたら馬鹿馬鹿しいので、固定観念は捨てて、スイッチを入れることにした(試運転の意味もある)。すると、一番弱い設定であるにもかかわらず、温かさを感じることができた。床暖房、すごい! 25年前、いまの家を建てるときに、ちょっと贅沢かと思いつつ、居間と書斎と台所に床暖房(ガス)を入れる決断をしたのは大正解であった(二重窓にしなかったのは多少後悔している)。

ネットの将棋ソフトで息抜き。盤面の左右には私が最近ネットで検索した中古パソコン関連の広告が表示されている。私がグーグルで「検索」した情報はただちにこういう形で市場に反映するのである。一方、私がブログで「発信」している情報(たとえばスイーツ好きとか、将棋ファンとか)は、読者には伝わっても、市場の情報としては収集・分析・活用はされていないのだろうか。

夕食はカマス、とろろ汁、蕪の梅肉和え、具沢山の味噌汁、ごはん。

食事をしながら『モンスター』第3話(録画)を観る。

デザートは柿。

資料を読んだコメントを作成。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

オンデマンド授業のコンテンツをアップする。

2時半、就寝。


10月28日(月) 曇り

2024-10-29 11:24:04 | Weblog

8時半、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

本日の朝ドラ。週タイトルは「あの日のこと」。阪神淡路大震災の日のことである。1995年1月17日。ドラマの中では9年前の出来事だが、ドラマ放送期間中に30年目を迎えることになる。ちなみに『あまちゃん』は東日本大震災からわずか2年後の2013年前期の朝ドラだった。あのときから朝ドラを観る習慣ができたという人は多いだろう。

朝から雨模様。洗濯物はベランダに干されることはなく、室内でファンの風に揺れている。

昨日のブログを書く。

オンデマンド授業の原稿のチェック。

1時半頃、昼食を食べに出る。「テラス・ドルチェ」に行く。

ハンバーグのランチセットを注文する。

ここのハンバーグは人気がある。肉感がよく、デミグラソースは甘め。

珈琲を飲みながら、キンドルに入れてきた資料に目を通す。

1時間ほど滞在して、店を出る。新しいラーメン店が出来てけっこう客が入っている。

3時に「PC大森」に行き、注文しておいた中古PCを受け取る。その場で、メールソフトなどの設定もしてもらう(アウトルックではなく、ご主人推奨のサンダーバードにする)。

購入した中古パソコンは富士通のLIFEBOOK A7510/E。新品を購入するときはNECのLAVIEシリーズが多かったのだが、これもご主人の推奨するメーカーのものにした。

帰宅して、5時からゼミ論個別相談(オンライン)を1時間。11月になったら覚悟を決めて書き始めること。

夕食は鶏の手羽中の塩コショウ焼き、サラダ、蕪の梅肉和え、味噌汁、ごはん。

デザートはルビー・グレープフルーツ。

食事をしながら『ライオンの隠れ家』第3話(録画)を観る。

オンデマンド授業の収録。

収録中は機材に触れないように。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。


10月27日(日) 曇り

2024-10-28 11:31:50 | Weblog

9時、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

昨日のブログを書く。

11時過ぎに家を出て、妻と鶯谷へ。菩提寺に行われるお十夜法要に出るためである。

いつもの花屋が閉まっていたので、別の花屋で仏花を買う。ここは無人販売店で、お金をポストのような箱に入れる。お釣りが不要なようにするためだろう。一対千円である。これから墓参りをする人間がお金を払わずに花を持ち去るわけがないという合理的な性善説に基づいて成り立っているのだろう。

菩提寺は光明山泰寿院。(調べるサイトによっては山号が「行春山」となっていたりする)

下谷二丁目にある浄土宗の小さな寺である。子供の頃から見慣れた風景である。

私たちが一番乗りのようである。

墓参りを済ませる。

座敷に上がって、お弁当をいただく。

「人形町今半」のすき焼き弁当である。

食事をしているときに住職が私の側に来て、私の父の従兄弟のTさんが先月亡くなられましたと教えてくれた。95歳だったそうだ。コロナになる前の法要ではよくお会いしていたものだが、近年は年賀状のやりとりだけになっていた。細身で歌舞伎の役者さんのような容姿の方だった。Tさんの家の墓と私の家の墓とは隣同士である。ご冥福をお祈りします。

一服してから本堂の方へ。

「お十夜」とは、本来、十日十夜の間、念仏(南無阿弥陀仏)を唱え続ける法要のことで、浄土宗の最も重要な経典の1つである『無量寿経』の中に、「煩悩や誘惑の絶えないこの娑婆世界で十日十夜の善行を積むことは、仏さまの国で千年の善行修めるよりも勝れている」と説かれていることに由来する。近年では、数日、あるいは一日で行うことが多い。ショート・ターム化は仏教の世界にも及んでいるのである。

法要は3時に終了。

蒲田に戻って来て、私は「ティールーム101」に顔を出す。

先客は3人。ご夫婦連れと、ときどき顔を合わせる常連のKさん(学生がインタビュー調査でお世話になった)。

喉が渇いていたのでグレープフルーツのセパレート・ディーを注文する。

シフォンケーキは瀬戸内レモンをチョイス。

少し先だが、忘れないうちに、11月28日の妻の誕生日用にシフォンケーキを注文しておく。オーダー・メードで、最近、お誕生日ケーキを注文された方は「マダムのパリのイメージで」というオーダーをしたそうである。それを聞いて、「では、マダムのウィーンのイメージで」とオーダーしておいた。「どうしてウィーンなんですか?」とマダムに聞かれたが、特にウィーンにこだわりはなくて、「イスタンブール」でもよかったんですねけどね(笑)。

帰宅して、夕食までレビューシートのチェック。土曜に較べると日曜の方が多い。

夕食は豚シャブ。

私はバラ肉で、妻はロース肉中心である。

食事をしながら『嘘解きレトリック』第3話(録画)を観る。人情ミステリーというのがこのドラマの基本的性のようである。

今夜の『村上RADIO』はローリング・ストーンズ特集。ボブ・デュランのメッセージ性、ビートルズの音楽性に当時中学生だった私は惹かれたが、ローリング・ストーンズはただ騒がしいだけだった。

衆院選の結果が刻々と伝えらる。自公民で過半数割れのようである。だが、はたして野党連合で政権を担えるのかどうか。不安定な政局になるだろう。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。