7時半、起床。
バタートースト、カレー、目玉焼き、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。
『らんまん』最終回。
冒頭で新種のササの発見。
スエコザサと名づけられることにな。
沼津から竹雄と綾がやって来た。「竹」が続く。
新しい酒「輝峰」を持って。
本当はこの席には「輝峰」の共同開発者である藤丸がいるべきだが、彼は昨日登場したから、最後は家族水入らず(酒だけに)ということだろう。万太郎は初めて酒を「うまい」と感じた。
最後の10分は縁側で万太郎と寿恵子の二人だけのシーン。図鑑が完成した。
たくさんの人への謝辞の最後に寿恵子と園子の名前。
「私がいなくなったら、万太郎さん、いつまでも泣いてちゃだめですからね」
最終回まで寿恵子を登場させてくれてよかった。寿恵子亡きあとの万太郎の長い余生については描かれることはなかった。『らんまん』は万太郎と寿恵子の物語だったから。
妻に先立たれるというのはつらいことだろう。確率としては小さいが、考えたくない。
紅茶を淹れて、書斎に移動し、昨日のブログを書いてアップする。
11時半に家を出て、矢向へ行く。放送大学時代の同僚の坂井素思さんと「パン日和あをや」で12時に待ち合わせている。
線路沿いの道を鹿島田の方に歩く。
小さな町工場が多い。
路傍の花も多い。
曼殊沙華ひとむら燃えて秋陽つよしそこ過ぎてゐるしづかなる径 木下利玄
坂井さんもちょうど鹿島田駅からやってきたところだった。
「パン日和あをや」は12時開店である。
9月のドリンクはセパレートティー(オレンジジュース&紅茶)。
本日のスープは舞茸のポタージュ。
フランスクッペ(りんご、ブリーチーズ、ルッコラ、はちみつ)。坂井さんはロースハムとカマンベールチーズの全粒粉クッペ。
最後はあんぱんと珈琲。坂井さんはブラウニーと珈琲。
坂井さんと合うのは2年ぶりである、と坂井さんから言われて驚いた。そんなに会っていなかったか。それぞれが松本にいったときなどに「いまチーアンに来てます」とか「いま栞日に来てます」とラインで写真を送ったりしているので、会っているような気がしていたのだ。
坂井さんは最近デッサンの教室に通っているそうで、「パン日和あをや」の外観を描いたものを何枚ももってきた。教室の展覧会に出したいそうで、「パン日和あをや」という名前を出していいですかと奥様の許可をとっていた。
奥様を交えてあれこれおしゃべりをして、滞在時間は2時間を越えた。
2軒目のカフェは坂井さんがまだ行ったことのない「ハナコーヒー」をリクエストされたので、蒲田に戻って、池上線で池上へ。
ハロウィンの骸骨のデュオがわれわれを出迎えてくれた。
私は巨峰とパルフェと紅茶(アールグレー)。
坂井さんは台湾カステラ(ホイップクリームをトッピング)とアメリカン。
坂井さんは私より4つ年上だが、放送大学を定年退職されてかも、神奈川大学で非常勤講師を続けられている。これから計画している本の執筆のことなどを元気に話された。「ハナコーヒー」にも2時間近く滞在した。
横浜の方に返る坂井さんを蒲田駅の改札で見送る。またお会いしましょう。
今夜は満月である。
夕食は豆腐とニンニクの茎のすき焼き風味の炒め、薩摩揚げ、ポテトサラダ、玉子とワカメのスープ、ごはん。
新作である。豆腐とニンニクの茎の食感の組み合わせがいい。
食事をしながら『晩酌の流儀2』(録画)を観る。観ている夏ドラマはほぼ終わり、残っているのは遅くスタートした『何曜日に生まれるの』だけである。
デザートはシャインマスカット。
明日の「現代人間論系総合講座」の収録の準備(他の3人の先生と一緒に座談会風で行う)。
夜のウォーキングはお休み。昼間だけで6240歩いったから、まあ、いいかと。秋学期が始まると、なかなか夜のウォーキングの時間をとるのが難しくなりそうだ。
風呂から出て、山下達郎の『サンデーソング・ブック』をタイムフリーで聴きながら、今日の日記を付ける。
1時半、就寝。