8時、起床。
一階の雨戸を開けると野良猫のなつが座敷に上がってきた。それ自体はいつものことだが、さきほど妻がゴミ出しのときにエサを与えたばかりなので、お腹が減っているわけではない。エサをくれと上がってきたわけではなくて、外が寒いからではなかろうか。

母がよく座っていた椅子の上で毛づくろいを始めた。ガラス戸を閉めるふりをしても動じない(以前は閉じ込められては大変と外に飛び出したものである)。本当に戸を閉めても動じない。おまえ、家猫になるつもりなのか?しばらくしてガラス戸を再び開けて、うながして、外に出す。

今日はお昼を「パン日和あをや」に食べに行く予定なので、朝食はご飯、昨夜の鍋の残り、サラダ、明太子。

洋間のドアや壁にいろいろと飾り物が増えてきた。

12時に鹿島田駅で卒業生のアスカさん(論系ゼミ3期生)と待ち合わせる。ところが彼女、時間を間違えていて、1時間早く着いてしまい、初めて降りたつ駅の周辺を散歩していたそうだ。
「パン日和あをや」は12時開店。

今日は二階の和室を予約しておいた。席に着いて、アップルタイダーで喉を潤すとすぐに「今日は先生に聞いていただきたいことがあります」と彼女が言うので、ゼミ同期のマイコさん、サキさんに続く吉報かと思ったら、職場で理不尽なことがあり、近々同志十数名で社長に直訴するという話だった。うん、うん、なるほどね、実行するなら年内、赤穂浪士にあやかって12月14日がいいんじゃないかな。

のっけから威勢のいい話だった。頑張れ!

さあ、食べよう。腹が減っては戦はできぬだ。
豆乳と豆のスープ。

B.L.Tサンド。

カレーサンド。

食後に11月のドリンクのロシアンティー。ジャムはバラのジャム。

学生のとき彼女は第二外国語でロシア語を勉強していた。そのせいもあって(?)ロシアンティーは大好きだそうだ。私と同じようにジャムは紅茶に溶かすのではなく、直接口に含んで、紅茶を飲む。

再来週にゼミ同期の集まりがあるそうで、前回の集まりに行けなかった彼女は、それを楽しみにしている。ゼミ同期というのは、社会のいろいろな場所に散って行った後も、ともに同じ時間軸の上を歩んでいる仲間なのだ。

髪が伸びましたね。いま、『逃げるは恥だが役には立つ』で「かわいい!」と人気沸騰のガッキーを真似て、自分もあんな風なショートカットにしてみたい衝動に駆られることはあるのだが、「いけない、いけない」と首を横に振って、衝動に耐えているそうだ。懸命な判断だと思います。もしかして、いま、電車の中にはガッキー風の女性が増えているのだろうか。彼女たちに言ってやりたい、「ガッキーの使いやありゃへんで!」と。

店を出る前にご主人に写真を撮っていただく。
「パン日和あをや」の年内最終営業日は12月26日(月)、来年の営業は1月6日(金)から。
「よいお年を」の挨拶はまだ早い。年内にあと1、2回は来させていただきます。

少し雲が出てきたが、風はなく、寒くはない。

新川崎駅の陸橋を渡って、夢見ヶ先動物公園まで歩く。
先週、ゼミ4期生のヨウさんと迷い込んでしまったのが陸橋の下の新鶴見機関区である。

夢見ヶ崎動物公園は小高い丘の上にある。


家族連れの姿が目立つ。

園内の桜の黄葉はこの週末までだろう。



「大きな木の下の法則」に則った写真を3枚。
幹の向こうから顔を出す。

目を閉じて、木の声を聴く。

木に寄り添って微笑む。

いずれもいい表情をしている。
「大きな木の下の法則」は 街路樹よりも公園の木に有効である。公園というのんびりとして空間が、人をリラックスさせ、表情を柔らかくさせるのだろ。
なぜ大きな木の下がよいのか、技術的には、太陽の光が緩和されること、寄り添うものがあった方がポーズが安定する(安心感がある)こと、茶色く粗い木肌が人肌を白く滑らかに際立たせること、である。ポートレートを撮るなら公園の大きな木の下である。
広場から動物園のあるエリアへ。

入口を入って最初に檻にはレッサーパンダが4、5匹いて、サービス精神旺盛に動き回っている。やっぱり動いてくれていないとね。

フラミンゴ。ちょうど檻の中の清掃が行われていて、その間、ソワソワと動き回っていた。

いつもはよく動いているペンギンたちだが、いまはお昼寝時間のようである。

さきほどの広場には桜の黄葉が多かったが、動物園内には公孫樹の黄葉が多い。

ロバ。体に比べて顔が大きい。

「ロバの檻のそばの法則」=ロバと並んで写真を撮ると小顔に見える。

「パンダさんが空いていますよ」と私が促すと、「無理です」とアスカさん。バラエティ系のヨウさんなら躊躇わず行くと思う。

インコ。いつも金網にへばりついている印象がある。爪をかけやすいのだろう。

子供たちの多い街である。

「私はこの街で生きていく」みたいな(リハウスのCF風)。

ステージみたいな木のテーブルがある。

イッツ・ショータイム!

いつもクールなアスカさんだが、この日はアクティブだった。さっきのパンダさん(椅子)もいけたんじゃないか。

リス。

そろそろ帰りましょうか。クールな表情に戻る。

さきほどの広場に出る

広い空を見上げる。

「冬の夕暮れ(のちょっと前の時間)が好きです」と彼女。

最後に満面の笑顔で。

冬の夕暮れだ。

鹿島田から一つ電車に乗って、矢向で降りる。

ずいぶん歩いたので、「ノチハレ珈琲店」で一服してから、お別れしましょう。

私は洋梨のタルト、アスカさんはチョコバナーヌ、飲み物は二人ともハレブレンドを注文。



「「雨のち晴れ」の日というのはこの一年に何度くらいありましたか?」とご主人に尋ねた。ご主人はそんなことを聞いたお客さんは初めてですという顔をして、「いや~、わかりません」と答えた。アスカさん、可笑しそうに笑っている。
午後5時、外はもう暗い。

この後、新宿でネールの予約をしているという彼女とは矢向駅で別れた。直訴が首尾よくいきますように。健闘を祈っています。
次回は、「あるす」に行くと、スーパーグランドスラムの達成ですね。


蒲田に戻り、商店街で買い物をしていく。

武田先生、これが「家具のデパート 亀屋百貨店」です。

電気屋の店先に人だかりが出来てる。大相撲の中継を観ているのだ。昔々の街頭TVの時代を思い出す。

夕食は野菜のカレー。

サラダ感あるれるカレーである。
