8時、起床。台風一過の青空。焼売とワカメスープとご飯の朝食。
机に向かっていたら、ケータイが振動してメールの着信を知らせる。5年前の卒業生のMさんからだ。久しぶりである。何の連絡かなと思いながら開いたら、この2月から大学病院に入院していると書かれていたので驚いた。病気の名前が書いてあった。難しい病気のようである。メールを書いてきたMさんの気持ちを考えると、すぐに返信のメールを出すことができなかった。しばらく考えてから、メールを書く。
昼過ぎに家を出て、大学へ。「西北の風」で昼食をとる。窓際のテーブルに座り、ナポリタンとサラダとコーヒーを注文する。ゆったりした気分で食事をしたいときは、ここに来ることが多い。
遠くを望む。右の方に東京スカイツリーが見える
眼下に大隈庭園の新緑が見える
演習のテキストに目を通す
2時45分からカリキュラム委員会の事前打合せ。夕方までかかる。打合せを終えて、メールのチェックをするとMさんから返信のメールが届いていた。退院したら私にメールを出そうと思っていたのだが、入院生活が思いのほか長引いており、私から元気をもらうべく今朝メールを出したのだと書いてあった。私のブログは見ているそうで、最近、白玉あんみつが無性に食べたくなったと書いてあった。自分は食べものの好みが先生と似ていると書いてあった。文キャンの風景は懐かしいと書いてあった。私が散歩のときに撮る街の風景も好きだと書いてあった。そうか、わかった、君が元気になって、退院して、東京に出てきたら(Mさんは四国の人である)、フィールドノートによく登場する私の馴染みの店に連れて行ってあげよう。「鈴文」のとんかつ、「甘味あらい」の白玉あんみつ、「天味」の天ぷら、「maruharu」のサンドウィッチ、「五郎八」の天せいろ、「カフェゴトー」のチーズケーキ・・・・まだまだあるが、どこがいいかな。ガリガリ君も好きなだけ食べさせてあげよう(笑)。東京の街の風景の中で、君の写真を撮らせてくれ。美人に撮ってほしければ美人に撮るし、かわいく撮ってほしければかわいく撮る。おのぞみしだいだ。そのくらいの腕はある(笑)。そのために元気になってほしい。元気になることが君の仕事だ。
さあ、ガリガリ君を頬張ろう