10時半、起床。
トースト、ポトフ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
土曜日は朝ドラがないので、『ぶらり途中下車の旅』を見ながら朝食を食べるのが好きなのだが、今日は見そびれてしまった。
食卓で昨日のブログを書きながら、『ぶらぶらサタデー』を見る。
確定申告書の書類が去年とマイナーチェンジされていて、何度読んでもよくわからい箇所がある。わざとわかりにくく書いているのではないかと思える。しかも活字が小さく、拡大鏡を使わないと読めない。
3時半を過ぎたころ、散歩に出る。
近所の専門学校の桜並木。
今年は開花の時期が例年より早まるだろとニュースで言っていた。全国で一番早いのは東京(上野公園)で、3月20日頃とか。
去年は大学の卒業式は中止だったが、今年はやると先日決まった。よかった。3月25日と26日だが、文学学術院は25日である。キャンパスの桜は何分咲きになっているだろうか。
「パン日和あをや」へ行く。
先週の土曜日に続いてだが、2月のドリンク(ホットチョコラ)は今日と明日の二日間だけなので、それを目当てにやってきたのである。
ホットショコラとおじいちゃんのハチミツトーストを注文。ホットショコラにはクロワッサンがベストなのだが、先週同様、クロワッサンは売り切れ。
でも、おじいちゃんのハチミツトーストも大好物。バターかオリーブオイルかを選ぶのだが、今日の気分はバター。
先週来たとき、『北の国から』で純と蛍は夏に半袖半パンだったか、一年を通してジャージ(純は青で蛍は赤)だったかで、奥様と賭けをした(私はドラマの記憶から前者、奥様は北海道で生まれて育った経験から後者)。結果は、私がラベンダー畑での二人の半袖半パン姿の写真をネットから発見して、私の勝ち。今日のホットショコラは奥様の、おじいちゃんのハチミツトーストはご主人のおごりということになった。ごちそうさまです。
奥様が釈然としない様子で言った。「あの写真は二人が東京からやってきてすぐのときの写真ではないのかしら」。つまり二人はまだ「東京の子」で、「北海道の子」になっていなかったのだと。その可能性はありますね。
私が店にいる間に、テイクアウト用のパンはすべて売れ、スコーンが1つだけ残っていた。それを私が買って完売である。
店を出たのは5時。
夕食はほうれん草とベーコンと卵とエノキのバター炒め、春巻、野菜スープ、ごはん。
ほうれん草はちぢみほうれん草。普通のほうれん草をわざと霜にあてて育てるとちぢみほうれん草になり、甘みが出る。
食事をしながら『にじいろカルテ』第6話(録画)を観る。アドリブ感の強いセリフのやりとりだが、案外、脚本通りなのかもしれない。
久しぶりに書庫から『北の国から』の脚本を取り出してきた。
『北の国から』は1981年の10月から82年の3月まで24回にわたって放送されたドラマである。(その後、数年おきにスペシャルドラマが作られ、最後のスペシャルは2002年)。
初回、妻に浮気された五郎が離婚をして純と蛍を連れて、東京から生まれ育った土地(富良野から20キロくらいの麓郷という場所)に戻ってくる。季節は秋だ(全山紅葉)。
別れた妻令子が弁護士を連れて富良野にやってくるのは第17話である。季節は夏になっていた。弁護士が来たのは離婚に伴う諸々の手続きを終わらせるためである。令子は二人の子どもとの面会を希望し、五郎は二人を学校から早引きさせて車で令子の泊まっているホテル(富良野プリンスホテル)に連れて行き、ホテルの入口で二人を下ろし、令子には会わずにすぐに帰った。ラベンダー畑での令子と純と蛍のスリーショットはそのときのものである。北海道で一冬を過した後の純と蛍である。
『福山雅治 福のラジオ』をタイムフリーで流しながら、『北の国から』を拾い読みする。細部はずいぶん忘れているが、感動したことだけははっきりと覚えている。
2時、就寝。