8時半、起床。
トースト、明太子、サラダ、紅茶の朝食。
明太子はトーストに塗って食べる。これがなかなかイケるのである。お試しあれ。
11時10分に家を出る。梅雨明け直後の真夏日が続いている。
蒲田駅で卒業生のアオバさん(論系ゼミ2期生、2012年卒)と待ち合わせ「まやんち」へ。
ストライプ柄のノースリーブのシャツにハット。宝塚の男役みたいだ。
今季6個めのピーチメルバをいただく。アオバさんは初ピーチメルバ。私のアドバイスに素直に従って、桃→アイス→紅茶の順(至福のトライアングル)に口に運ぶ。それぞれの移行は急いてはならず、桃を、アイスを、紅茶をしみじみと味わい、口の中で小さく「あぁ」と溜息をつくのがよい(というか、自然にため息をついてしまうのである)。
支払いのとき店主のまゆみさんが言った、「2時間の貸切にして、ピーチメルバとお茶のパーティーを企画されたらいかがですか。そうすれば一度に25人くらいの方をお呼びになれますよ」。な、なるほどね・・・。検討させてください。
「まやんち」を出て、駅の方へ。真夏の太陽を浴びながら。
ランチは蒲田の隣町、池上の「バターリリー」で食べようということになり、いまからうかがいますと電話をする。
池上は蒲田から池上線で二つ目。「タバーリリー」は池上駅前商店街の外れにある。
「バターリリー」に到着。女性二人(おばさんと姪子さん)でやっているかわいらしいカフェである。
5月にスーパーグランドスラム(主要8カフェ制覇)を達成したアオバさんであるが、「バターリリー」は初めてだ。
あらかじめ電話をしておいたからだろうか、窓際の明るい席をとっておいていただけた。
私はタコライス、アオバさんはケーキサクレをメインにしたワンプレートランチを注文。
タコライスに半熟の目玉焼きを置け! 恵美子風 *目玉焼きはオプションです(100円)
いい具合に半熟である。
ケークサレ(手前左)を中心に美しく構成されたワンプレートランチ。
外は暑いので、なかなか席を立てない。
アオバさんはこの7月から新橋にある会社に転職をした。朝起きる時間が6時半だったのが7時になったのが嬉しいそうだ。その30分は大きいね。
「バターリリー」の8月のお休み。日・月が定休日だが、19日(金)と20日(土)が臨時休業である。
店を出て、寺町界隈を歩きながら、本門寺へ向かう。
本門寺に到着。さあ、100段弱の階段を登るぞ。
途中でひと休み。 *息が切れたわけではありません。撮影のためです。
境内は木陰が多く、微風が心地良い。
前に来た時は「ドローン」を境内で飛ばしてはいけませんという注意書きだったが、いまは「ポケモン」か。禁止ではなくて、「マナーを守ってポケモンをゲットしてください」とソフトな(時流迎合的な)口調での対応である。
「水があるとホッとします」とアオバさん。
大堂での参拝を済ませ、五重塔の方へ。
池上会館の屋上からの眺め。
「相模屋」で一服。
この店のメニューは葛餅(400円)のみ。潔い。
黒蜜があらかじめ葛餅の下に敷かれているのが「相模屋」流だ。「池田屋」や「浅野屋」では客が自分で黒蜜を上からかけるやり方だ(細かくいえば、「池田屋」では黒蜜の入った大きな陶器がトンカツやのソースみたいにテーブルの上に置かれいる。「浅野屋」では黒蜜は小さな器に入って葛餅と一緒に運ばれてくる)。
アオバさんはこれから曳舟(京成線)の友人宅で隅田川の花火を見物するそうだ。たしか前回(6月)も同じコースでしたね(笑)。
転職したてのこの夏は有給を思うようには取れないようですが、夏バテしないようにしてくださいね。
アオバさんを蒲田駅の改札で見送ってから、有隣堂で本と雑誌を購入。
山田太一『ナイフの行方』(KADOKAWA)
宮藤官九郎『ゆとりですがなにか』(KADOKAWA)
どちらもシナリオ本。
ロバート・A・ハインライン『夏への扉』(ハヤカワ文庫)
『NHKテキスト 短歌』8月号。
「phono kafe」に寄って行く。
玄米ビーフンの春巻と小豆茶。
昼間は町内のお祭りの休憩所として利用されて忙しかったらしいが、ちょうど客足の途絶えた時間帯で、大原さんとしばらくおしゃべり。まだ8月のお休みは決まっていない。明日で7月も終わりますけど(笑)。
そろそろ陽が傾いてきたが、まだまだ暑い。
夕食は妻と「サイゴンバゲット」で。家から30秒の距離で、注文をしてから家に上着をとりに行く(冷房が苦手なのだ)。
私も妻も同じものを注文。牛肉のフォー。
妹さんだろうか(でも似ていない)、お店の人が一人増えていた。
早めの夕食だったので、夜が長い。それでも夜更かしをして、3時半就寝。