フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

9月29日(木) 曇り

2022-09-30 10:20:03 | Weblog

9時、起床。

J:COM(ケーブルテレビ)の人が来て、チューナーを交換していった。これでオンデマンドで観ているときに「FANの動作が確認できません。製品保護の為、自動電源オフにします」と表示が出て画面が消えるという心配がなくなった。

トースト(ピーナツバター)、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

目玉焼きは半熟(よりもレアに近い)。サラダの上にのっているので、滴る黄身もサラダと一緒に食べられる。単独で皿の上にのせると皿にへばりついて洗う時に苦労するのだ。

食事をしながらさっそくNHKオンデマンドで『僕の“最後の歌”を届けたい~財津和夫 TULIPラストツアー~』を視聴する。吉田拓郎(76歳)、加山雄三(85歳)、そして財津和夫(74歳)とこのところ私の思春期・青年期に聴いたミュージシャンたちの引退宣言が続いている。加山は伯父さん、吉田と財津は先輩・兄貴という感じだった。

財津和夫の歌で好きなものを3つあげると、「サボテンの花」「青春の影」「会いたい」(沢田知可子へ提供)である。


「青春の影」を歌う財津和夫

昨日のブログをアップする。

本日から公開のオンデマンド講義「ライフストーリーの社会学」のレビューシートをチェックする。午前中の提出は9名。音声の不備等はないようである。

妻が整骨院から帰って来たので、入れ違いに私が外出。これでチャイが一人で置いておかれることはない。

「ひとりでお留守番できますよ」

2か月ぶりに床屋に行く。

散髪を済ませてから昼食を食べに下丸子へ。

月一ペースで通っている「喜楽亭」。

サンプルケースを眺めて考えることもなく、

メニューを眺めて迷うこともなく、

いつものチキンカツ定食を注文する。

客は私だけ。いつものようにご主人と世間話をしながら食事をする。

帰りに下丸子で途中下車して「リヨン モアール」で朝食用の食パンを購入。ピーナツバターを今朝食べ切ったので、どうしようかと思ったが、間を空けてまた購入することにした。

いったん帰宅し、4時に予約してある整骨院へ行く。

治療を終えて、「スリック」に顔を出す。紅茶はアッサム。

シフォンケーキはイチジク(今月で終了)。ちなみに来月の季節のシフォンはマロンとパンプキン(ハロウィン仕様)とのこと。

支払いの時にマダムにチョコ(ハロウィンのプレゼント)を選んでもらう。

緑の魔物。

閉店時間(6時)少し前に店を出る。ごちそうさまでした。

途中のカード下の道の階段のところに落ちていた(置かれていた)帽子。落とし主のところに戻りますように。

帰宅してチャイの散歩。

本日発表の東京の新規感染者数は5032人。今週は月曜日がピークという珍しいパターンになるのだろうか。

夕食の前に本日の『ちむどんどん』(録画)を観る。朝はチューナーの交換作業があって観ていなかったのである。台所にいる妻が「ここに及んで歌子が危篤って何なんのよ?!」と言った。私がこれから観るというのにネタバレをするとは!食堂「やんばるちむどんどん」の開店の日、かつて良子を熱愛した社長のバカ息子がハワイからやってきたり、不思議な存在感をかもしだしていたまもるちゃんが沖縄そばを口にして「はぁ、マーサンヤー(おいしい)」と言葉を発しり(しゃべれたんだ、この人)と見せ場が続いたが、閉店後、歌子が過労で倒れ、入院という流れに。しかもいつもの体調不良とはレベルが違うらしい。妻の言うように、ここでこの展開はいらないだろう。

夕食は鯖のおろし煮、漬物、味噌汁、ごはん。

我が家の定番料理の一つなり。

食事をしながら『オリバーな犬』第5話(録画)を観る。オダギリジョーの溢れすぎる才能と豪華すぎるキャスティング。TVドラマの「実験」をしているようである。

デザートは梨。

レビューシートのチェック。本日中の提出は38枚。受講者374人のちょうど一割である。傾向というものは変わらないものである。それでいくと締め切り日(来週の水曜日)にどどっと(4割近く)提出されるのであろう。

今日の日記を付けてから、風呂に入る。

風呂から出て、今日のブログを書く。

1時45分、就寝。


9月28日(水) 晴れ

2022-09-29 11:22:22 | Weblog

7時半、起床。

大ゴミをいくつか外に出さないといけないので(8時までに)いつもより早く起きる。眠いので二度寝して、9時に起きる。

トースト(ピーナツバター)、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『ちむどんどん』。食堂「やんばるちむどんどん」開店の前日に製麺業者から機械の故障で麺が明日までに納入できないとの連絡。もちろんみんなで頑張って麺を自分たちで作るわけですが、う~ん、こういうトラブル・エピソード(ピンチをみんなで乗り越える)もういらないんじゃないですか。

昨日のブログを書いてアップする。

午後1時からゼミ論相談(オンライン)を1時間。

2時から文研運営委員会(オンライン)。20分ほどで終了。

3時頃、家を出て、いい天気なので「パン日和あをや」に遅い昼食を食べに行く。蒲田駅から電車に乗る前にお店に30分後にうかがいますと電話しておく。

矢向駅で下車して線路沿いの道を鹿島田方面に10分ほど歩く。

一階にはテーブルが二つあるが、一つは先客がいて(常連さんだろう)奥様と話をしていた。

アップルタイザーで喉を潤す。

今日のスープはマメマメ豆乳スープ。カウンターに並んでいるパンの中からピザパンを選んでスープと一緒に食べる。

ホットショコラを作ってもらえますかと奥様に聞くと(メニューにはないがチョコレートは常備されているので)、「はい」と言ってもらえたので、クロワッサンと一緒に食べる。この組み合わせは最高なのだ。

先客の女性は私が店に入ったとき奥様とおしゃべりをしていた。ところが私が奥様とおしゃべりを始めるとスマホをいじり始めた。申し訳ない気がしたので、途中でスマホの話題でその女性に話を振ってうまく三人でおしゃべりができるようになった(いろいろな話題に展開できた)。自分でいうのもなんだけれども、こういうのって「おしゃべりカフェ」では大切な礼儀作法ではないかと思う。3人しかいない小さな空間で1人がおしゃべりから排除されているような状況はよろしくない。もちろん読書に耽りたい、日記を書いていたい、スマホをいじっていたいという場合もあるから、無理やりおしゃべりの輪に入ってもらう必要はないのだが、その人が疎外感を感じているかどうかというのは何となくわかるものである。

新しいお客さんが入って来たので(イートイン希望)、席を立つ。そろそろお暇しようと思っていたところなのである。

蒲田について「かまたえん」(東急プラザの屋上)に上がってみる。

時刻は5時を少しまわった頃。風がひんやりしている。

本日発表の東京の新規感染者数は5327人。二日連続で「赤」となった後の「青」である。通常は水曜日は一週間のピークの曜日であるが、変化の仕方がいつもと違うので、今週ははたしてどうだろう。

夕食は真鯛のアクアパッツァ、サラダ、ごはん。

食事をしながら『ワンナイト・モーニング』(録画)を観る。今回は「そうめん」。第4話にして初めて結婚というエンディングを迎えるドラマになった。一夜だけの人生の交錯というのも悪くないが、これはこれでよい。

デザートは葡萄。

録音した『村上RADIO~村上春樹 presents 山下洋輔トリオ 再乱入ライブ~』を聞きながら(何度でも聴くのだ)、今日のブログを書く。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。


9月27日(火) 晴れ

2022-09-28 12:38:14 | Weblog

8時半、起床。

トースト、カレー、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『ちむどんどん』。房子がやってきたのは東京からやってきた或る老人(草刈正雄が演じている)を優子(仲間由紀恵)に引き合わせるためだった。老人は沖縄の出身で優子の姉トキエの最期をみとった人だった。沖縄戦の最中、逃げ込んだ山小屋にトキエはいた。もう長くないようだった。トキエは自分にはもう食べられないからと小さなおにぎりを彼に与えた。そして「水が飲みたい」と言った。しかし彼は水筒に水が残っていたにもかかわらず、「水はない」と答えた、貴重な水である。自分たちのこれからのことを考えて嘘をついたのだ。そのことを老人は優子に謝罪した。「ごめんさい」と40年間かかえてきた罪の気持ちをしぼりだすように言った。「姉の最期をみとってくださってありがとうございました」と優子も頭を下げた。沖縄戦の記憶は『ちむどんどん』の陰のテーマである。明るく能天気な暢子の物語の背景にいつもそれはあって、ときおり、表舞台に出て来た。最終週の今回が最後の出番だろうか。足の悪い老人の付き添いで来たという娘を演じていたのは草刈麻有。父娘共演である。

昨日のブログを書いてアップする。

オンデマンド授業「ライフストーリーの社会学」の履修生374名(一次登録で定員に達した)に「履修の仕方」についてのメールを送る。

私の作業を背後で見つめるチャイ。

窓際に積まれた本の山を登りはじめる。

カーテンレールにしがみつく。そこまでにしておきなさい。

今日は午後1時からゼミガイダンスが開かれる。昼前に家を出る。

大手町でのホームで地下鉄を待ちながら、ガイダンスで話す内容を考えていたら(目を閉じて)、電車に乗り損ねてしまった。電車がホームに入ってきたことに気づかず、目を開けたらドアが閉まるところだった。次の電車が来るまで5分のロスである。ボケっとしていたわけではない。恐るべき集中力といわねばなるまい。

早稲田に着いて、ガイダンスまであと30分ある。「たかはし」で昼食をとることにした。

大きな広いテーブルのソファー席に座る(ここは穴場である)。

二重弁当(たんに「お弁当」といえばこれ)を注文する。短時間で出て来るので、あまり時間がないときはこれである。

店を出て文キャンに向かう。馬場下の交差点。

文キャン。

36号館前の広場は夏休み中にウッドデッキが設定される予定だったが、デッキの搬入が遅れて工期が延びることになったそうである。この夏、我が家でも、外壁の塗替え工事が予定された工期(2週間)の3倍もかかったが、あるんだね、こういうこと。

ガイダンスは1時から3時までの2時間。前半は主任(森山先生)による全般的な説明とここのゼミ担当教員からの説明(一人3分)。私は、詳しいことはゼミ要項を読んでもらうことにして、次の3点にしぼって話した。

(1)私にとって今回のゼミ選考は最後のゼミ選考です。2025年3月に定年退職するからです。みなさんのほとんどは2025年3月に(私と一緒に)卒業すると思いますが、もし留学等の事情で在学期間が延びる可能性のある人は、私のゼミは履修しないでください。途中で他のゼミに移らないとならなくなるので。

(2)私のゼミではインタビュー調査をします。ゼミ論のテーマ自由ですが、方法としてインタビュー調査は必ず組み込んでもらいます。それがお約束です。インタビューのポイントは相手(他者)に関心をもつということです。おしゃべりが不得意でもかまいません。相手の語ることを一生懸命聞く。そうすれば質問とういものはおのずと出て来るものです。

(3)9月30日の5限・6限はオンラインのオープンゼミとしてますので、見学希望の人は私までメールで申し込んで下さい(接続情報をお伝えします)。3年生12名が一人あたり15分でゼミ論のテーマ(夏休みの間に考えて来た)について発表してもらいます。それを聞けば、どんなことに関心のある学生が集まっているゼミであるかわかるでしょう。

ゼミガイダンスの後半は学生が教員のところに来ての質問タイム。最初と最後のところで学生が来たが、間の時間は暇だった。

ゼミガイダンスの後は論系室で会議(とくに議題があるわけではなく雑談)。

会議の後は研究室の片付け。換気扇取り付け工事のために窓際にスペースを作っていたが、それを元に戻す。とはいっても、時間がなくて段ボールを空けて物品を元の場所に戻したり(たとえば壁の時計や絵画や陶器類)、不用品(書類や使わなくなったOA機器など)を廃棄する作業はできなかった。とりあえず人がきたときに座れるようにした。

6時半頃、大学を出る。

「カフェ・ゴトー」に寄って行く。

秋学期の授業は明日から。今日はまだ空いている。

タルトタタンとアップルティーを注文。

30分ほどのんびりした時間を過ごす。

蒲田に戻ってきて、夕食は「台湾菜館」で食べることにする(妻には外食で済ませると言ってある)。

油淋鶏とニラレバのどちらにしようか迷ったが、ニラレバにした。サイドメニューは春巻にする。

水でもよかったのだが、ウーロン茶を注文。

最初に春巻が単独で出て来た。たぶんビールのつまみを想定しているのだろう。悪かったな、飲まない客で(笑)。

レバニラ炒め定食。

品のいい味だった。ニラレバ炒めは大衆的な料理で、ちょっと格の高そうな中華レストランではメニューにないことが多い(ちなみに「マーボ屋」にはない)。ここのメニューにあったので「ほぅ」と思ったのだが、やはりちょっとマイルドな味付けになっている。私としてはもう少し品のない(ワイルドな)味の方が好みである。

ごちそうさまでした。

9時過ぎに帰宅。

本日発表の東京の新規感染者数は5247人。二日連続の「赤」である。シルバーウィークの影響なのか、全数調査見直しの影響なのか、不明だが、ちょっと嫌な感じである。

久しぶりの出勤で、疲れた。

少し横になってから風呂に入る。

今日の日記を付けて、2時就寝。


9月26日(月) 晴れ

2022-09-27 10:49:10 | Weblog

8時15分、起床。

トースト(ピーナツバター)、目玉焼き、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『ちむどんどん』。いよいよ最終週である。暢子が突然「庭に沖縄料理のレストランを作る!」と言い出した。しかも周囲もみんな賛成し、さっそく木材集めが始まる。話が速い。食堂「ちむどんどん」は矢作夫婦がやっている。賢秀は父親になった。そして房子が沖縄にやってきた。「大切な話がある」と。一緒に観ていた妻が「二ツ橋さんと結婚することになったという話かしら」と言った。いや、もしそういうことになったとしても、それは電話とか葉書で知らせれば十分だろう。何か暢子に相談したいことであるに違いない。

昨日のブログをアップする。

「学術研究倫理セミナー」というものを受講する。春学期からずっと受講するように言われていて(教員全員)、ズルズルと先延ばしにしてきたのである。早く受講するようにと再三のメールが届くので、秋学期が始まる前に終わらせておこうと、重い腰を上げたというわけだ。

16分33秒のオンデマンドゼミナーを受講し、すぐに試験を受ける。8問から構成されるもので、全問正解でないと再受験になる。もちろん一発で合格する(質問は常識的なレベルのもの)。

雑用を片付けて、自転車を漕いで(10分ほど)池上の「ヒトナミ」へ昼食を食べに行く。

ここに来るのはたいてい月曜日でたいてい空いている。今日は先客が一人。

食事の前にリンゴジュース。

マリスさんは連休中に上田に帰省したのだが、私が松本にカフェ巡りに行くという話を思い出して、上田駅の周辺のカフェを探してみたところ、いままで気づかなかったが、「けっこうな数のカフェを見つけました」と話してくれた。「どのくらい?」と聞くと、両手を開いて「十軒はあります!」とのことだった。そうでしょうね、上田は観光地ですからね、カフェはあるでしょう。気づかなかったというのはカフェに関心がないからで、地元民にはカフェ文化がないのかな。今回、パンカフェに入ったという。「パンが好きなんですか?」「はい、大好きです」ならばということで、「パン日和あをや」を教えて差し上げる。とても関心をもったようで、「今度行ってみます!」と言っていた。

ブリの竜田揚げ定食。

食後にカフェオレ。

店主の小笠原さんが味醂の試飲を勧められる。けっこうアルコール度が高い。スイーツの甘味付けに使うのだそうだ。

ごちそうさまでした。また来ますね。

帰宅して2時からオンラインの面談を2時間ほど。

4時半を回った頃、散歩に出る。

大井町に行く。

飲み屋街は灯ともし頃にはまだ少し時間がある。

「ポットリー」に顔を出す。

先客は一人で、お気に入りの窓際の半円形のテーブルが空いていた。空いている場合が多いのは、一人客が椅子が4脚あるテーブルに座ることを躊躇うためかもしれない。私にはあまりその種のためらいはない(よほど混んでいない限り)。

前回来たときに撮ったマダムとのツーショットの写真をお渡しする。チャーミングに撮れている(マダムが)。加賀まりこさんにちょっと似ている。

ロイヤルミルクティーとトースト(ジャム)を注文。トーストは小型のもので、ジャムを塗ってスイーツ代わり。

写真のお礼かしら、マダムが「いただきものなんだけど、美味しいのよ」とクッキーを勧めてくれた。

いただきます。

「こんなものもいただいたの」と見せてくれたのは陶芸家が作ったというクッキー。ハロウィン仕様ですね。

店を出たのは6時近く。

飲み屋街に灯がともった。私には異世界である。

本日発表の東京の新規感染者数は6316人。あらま、月曜にもかかわらず昨日より増えた(もちろん先週よりも増えている)。シルバーウィークの影響なのか、全数調査見直し(性別・年代別の人数把握は「当面」続けるらしい)の影響なのか、定かでない。

夕食はポークカレー、サラダ、牛乳。

食事をしながら『モヤモヤさま~ず2』(録画)を観る。たくさんたまっているのだが、その中から「鶴見」の回を観た。『ちむどんどん』の影響でミニブームが起きているらしい。鶴見は京浜東北線で横浜方面へ行くとき通る駅だが、考えてみると、降りたことがないかもしれない。

「ヒトナミ」で購入したカリカリ梅干し。

録音した『村上RADIO~村上春樹 presents 山下洋輔トリオ 再乱入ライブ~』を聴きながら、今日の日記を付ける。

風呂から出て、『桑田佳祐のやさしい夜遊び』をタイムフリーで聴きながら、今日のブログの構成(写真の選択と配列)を決める。

1時半、就寝。


9月25日(日) 晴れ

2022-09-26 10:08:46 | Weblog

7時45分、起床。

トースト(ピーナツバター)、目玉焼き、ハムステーキ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

今日は秋らしい晴天になりそうだ。どこかに出かけたいところだが、そうはいかない事情がある。

9時45分から1時半頃まで、大学院の社会学コースの会合。長かった。

2時を回った頃、遅い昼食を食べに出る。台風にたたられたシルバーウィークだったが、最後は爽やかな抜けるような青空。

「プリミエールカフェ」に行く。

入ったときは混んでいたが、注文したものを待っている間に、みんな席を立って出て行った。ランチタイムが人とずれているのである。

海老ドリアを注文。

食事を終えて、お替わりのコーヒーを飲みながら、鞄に入れて来たレポートに目を通す。

じっくり腰を据えて読まなくてはならないレポートなので、場所を二軒目のカフェに移す。

「スリック」に顔を出す。上杉さんがサポートで入っていた。

グレープフルーツのセパレートティーを注文。「スリック」は私にとって基本的に「おしゃべりカフェ」なのだが、今日は「もの思いカフェ」で、黙ってレポートを最後まで読んだ。

支払いのとき「どうぞ」とマダムに促されて、ガラスの壺の中のチョコレートを一ついただく。毎年、ハロウィンの季節になるとこのガラスの壺がカウンターの上に置かれる。

午後5時半頃の西の空。

帰宅してチャイの散歩。チャイは今日はめずらしくどんどん歩いて、歩いたことのない場所まで進んだ。すると急にそのことをに気づいたらしく、立ち止まって目前の風景を見つめてから、回れ右をしていま来た道を戻っていった。「やばい。知らないところに来てしまった」と思ったのだろう。猫にとって見慣れない風景はリスキーなのである。

本日発表の東京の新規感染者数は5621人。先週よりは減ったが、昨日よりは増えた。三連休の二回ある、変則的な一週間で、いつものパターンではない。ここからの一週間がどうなるかが注目されるのだが、しかし、東京都の全数調査は今日までなのである。本当にそれで大丈夫なのか。「東京都はコロナとの共存をめざす取り組みを進めていきます」と都知事は言った。ものは言いようである。

まだ履修者は決まっていないが、オンデマンド講義「ライフストーリーの社会学」の第一回のコンテンツ一式をムードルにアップする。公開は9月29日(木)から。

『村上RADIO~村上春樹 presents 山下洋輔トリオ 再乱入ライブ~』をライブで聴く。1969年7月、学園紛争真っただ中の早稲田大学で、学生たちが大隈講堂(当時、革マル派の支配下にあった)に保管されていたスタインウェイのピアノを運び出し、バリケード封鎖されていた本部キャンパス4号館(当時、民生の支配下にあった)で、山下洋輔トリオー山下洋輔(p)、中村誠一(ts)、森山威男(ds)ーによるフリージャズライブを開催した。対立する学生のセクトもその時だけは山下洋輔トリオの演奏に聴き入ったという伝説が語り継がれている。村上春樹がその再現を山下に提案して今年7月12日に大隈講堂で行われた山下洋輔トリオの特別ライフの模様が「村上RADIO」で流された。実によかった。

夕食は鶏肉とピーマンの丸ごと味噌煮、笹かまぼこ、冷奴+納豆、味噌汁、ごはん。

我が家の定番料理の1つなり。

食事をしながら『鎌倉殿の13人』をライブで観る。武士の世界は必ずしも男たちの世界ではないということが通奏低音のように流れている大河ドラマである。

デザートは梨。

『山下達郎サンデーソングブック』をタイムフリーで聴きながら、今日の日記を付ける。

『村上RADIO』をタイムフリーでもう一度聴きながら、今日のブログを書く。

風呂から出て、ブログを書き上げる(アップするのは明日)。

1時半、就寝。