フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月30日(金) 雪のち雨、夕方には上がる

2015-01-31 11:17:54 | Weblog

7時半、起床。雪が降っている。

トースト、サラダ(鶏のササミ、トマト、レタス)、紅茶の朝食。

雪はほどなくして雨に変る。

こんな日はお客さんも少ないだろうと「phono kafe」に昼食を食べに行く。それが常連客の役割である。

先客が一人いたが、ちょうど出るところで、店内の客は私一人になる。

おにぎりセット+惣菜一品(ポテトの包み揚げ)を注文。

食後にハニーブッシュを注文して大原さんとおしゃべりをしていると、若い女性の一人客が入ってきた。大原さんとあいさつを交わしているところをみると、馴染みの客のようである。言葉に東北の訛りがある。聞くと、岩手の出身とのこと。大原さんは宮城の出身だから、互いに親近感を抱いている感じが伝わってくる。大学生かと思ったら、蒲田の中華料理店で働いていて、中休みの時間を使ってここに食事に来たのだそうだ。中華料理店ならまかないが出るんじゃないのと聞いたら、自分はいま野菜中心の食生活で、中華料理は油っぽっくてダメなんですと答えたから、なんだか可笑しかった。

食に関係した仕事に将来は就きたいのだと彼女は言う。「でも、もうアラサーだから結婚のことも考えないと」と言ったので、びっくりした。そういう年齢には見えないからだ。私がそう言うと、「昨日が誕生日で、26歳になりました」と答えたので、拍子抜けした。26歳をアラサーとは言わないだろう(言うのか?)。私の感覚ではアラサーというのは30歳±2歳あたりのことで、26歳というのは「20代半ば」である。もし、20代半ばの女性たちが自分のことをアラサーと呼ぶ風潮があるとすれば、それは一種の予期的社会化というやつで、早い段階から30歳になったときの心の準備をしておくということだろう。

結婚うんうんは、彼女が一人っ子であることと関係しているらしい。当初、東京に出て働くことを心配していた両親は、いまは早く孫の顔が見たいと盛んに言ってくる。とは言っても、結婚の前段階としての恋愛から始めなければならない状態にあるので、先日、飯田橋の東京大神宮(縁結びの神様として有名)に行ってお守りを購入したそうである。見せてもらったが、スズランをデザインしたというお守りは、私には抜いた奥歯(親不知)のように見える。

いい娘さんだ。仕事に、夢に、恋愛=結婚に頑張ってほしい。

「まやんち」にも顔を出す。やはり、先客が一人いたが、私と入れ替わりで出て行った。

新メニューのフレジエという苺のケーキを注文する。

苺のケーキというと日本ではショートケーキが代表的だが、フランスではこのフレジエなのだそうだ。中層の苺を包むクリームにはバターとカスタードが使われていて濃厚で、それが表層のフランポワーズ(ラズベリーソース)の酸味とよくマッチしている。

店主のまゆみさんから、お土産にスポンジケーキをいただいた。寒い雨の降る日に行くと、こういういいこともあります。

夕食は焼き魚(ナントカ鯛)。

深夜、ゼミ論集に載せる最終原稿が出揃う。来週、研究室のプリンターで全部を印字して、版下を作り、印刷・製本業者に渡すことになる。


1月29日(木) 晴れ

2015-01-30 09:31:23 | Weblog

7時半、起床。

目玉焼き、ソーセージ、トースト、サラダ(鶏のササミ、トマト、レタス)、紅茶の朝食。

大学に出る前に病院へ母の見舞いに行く。たぶん今日が退院前の最後の見舞い。

病院の昼食はハンバーガーとサラダと紅茶だった。お粥に飽きている母はハンバーガーを美味しそうに平らげた。紅茶は私が飲む。

病室のあるフロアーを母と一緒に歩く。午後にはご近所の人がお見舞いに来るだろう。

1時前に病院を出る。近所のパン屋で私の昼食とゼミ論集の編集作業のときのお八つを買っていく。

病院から蒲田駅まで歩く道(医大通り)にある永島金属。「非鉄金属商」という言葉に引かれる。鉄以外の金属とは、たとえばアルミニウムとか、真鍮とか、銅とかだろうか。金属商だけど、鉄は扱わないというところが、「へぇ」と思う。近代社会の特徴の一つである「分業」というものの見本である。

2時前に大学に到着。

学生たちが来る前に研究室で昼食。コロッケパンとドーナツと紅茶。食べ終わる前に学生たちがやってきた。

今日がゼミ論集編集作業の最終日。今日の担当は、Hさん、N君、Kさん、Mさん。もう一人のMさんは担当ではなかったが、自分のゼミ論の校正のためにやってくる(呼び出されたのである)。

そのもう一人のMさんが撮った写真。

今日の作業は6時前に終わった。

N君、Hさんと「五郎八」へ。二人とも二度目になる。

4日間の作業の打ち上げだから、蕎麦を食べる前につまみをいくつか注文。

薩摩揚げ。

田楽。

卵焼き。

N君はかき揚げ蕎麦、Hさんは山海そばを注文。

 

私は天ざる。いつのまにかつけ汁の器が蕎麦用と天ぷら用の二種用意されるようになった。これが正しいあり方です。器が一つだけだったときは、私はつけ汁が天ぷらの油で汚れるのがいやで、天ぷらは全部塩を食べていた。

「五郎八」を出て、「カフェゴト―」に食後のお茶を飲み行く。

二人はココア、私はアイスココアを注文。

ゼミ論集の「編集後記」はこの二人に依頼した。

卒業までの2か月をみんなはどんなふうに過ごすのだろう。旅行に行く人、アルバイトに精を出す人、ひたすらだらだらと過ごす人、それはそれでよいと思うが、一つ提案は、親に感謝の言葉(手紙、メール)を書くということである。卒業・就職という出来事は、本人の人生にとってだけでなく、親子関係の歴史においても大きな節目の出来事である。親離れ、親からの自立の過程におけるターニングポイントである。あなたが学校的世界の中で今日まで生活してこられたのは、家庭的世界というものが存在したからである。いま、学校的世界から職業的世界へ移行するにあたって、親に対して感謝の気持ちを述べておくのは悪いことではない。結婚式の前に(あるいは結婚披露宴の場で)娘が親に感謝の言葉を述べるというのは慣習化されているが、卒業式の前に息子も娘も親に感謝の言葉を述べるということはもっと行われれていいことではないかと思う。仲のいい親子も、そうでない親子もいるだろうが、照れや反抗とは別の次元のことである。一人前の人間として(一人前の人間となるべく)筋を通すということである。

学生生活最後のよい春休みを!

9時、帰宅。

深夜、ランニング&ウォーキング。明日は雪が降るらしい。


1月28日(水) 晴れ

2015-01-29 09:45:00 | Weblog

8時半、起床。

メンチカツ、トースト、サラダ(ハム、トマト、レタス)、紅茶の朝食。

10時半に家を出て、大学へ。

駅の近くのパチスロ館(以前はゲームセンターだった)が今度はカラオケ館になる。一貫して自分には無縁な場所である。

阿比留先生と「すず金」で昼食をご一緒する。彼女もここの鰻重のファンである。

肝焼き。これはすぐになくなってしまうので、早めに注文する。

鰻重(大)。お重に収まり切らないので、端がめくれている。

食後のお茶は阿比留さんのご希望で「SKIPA」で。「SKIPA」のことは私のブログでご存じなのだが、実際に行くのは今日が初めてとのこと。

年末にお父様(義父)を亡くされて、お辛い年末年始だったと思うが、いつもの明るい笑顔の阿比留さんである。

私はプリンとチャイ、阿比留さんはバナナと胡桃のパウンドケーキとチャイを注文。

2時から研究室でゼミ論集の編集作業(3日目)。

今日の担当はN君、Kさん、Tさん。

阿比留先生からいただいたどら焼きをみんなにおすそ分けする。

6時過ぎまで作業をして、N君とTさんと「五郎八」に食事に行く。

私は鴨せいろ、N君は天丼とうどんのセット、Tさんは鴨南蛮うどん。

昨日のAさん同様、Tさんもフローフード派。なので、いっぱい雑談をした。「あなたの生活に占める〇〇の割合は?」という昨日と同じ質問をしたところ、N君は「30%」と答えた。Tさんは、最初、「30%」と答えたが、私が「私のブログはいろいろな人が見てますけど・・・」と言うと、「あっ」という顔をして、「じゃあ、40%」と修正したのが可笑しかった。

食後のお茶は「カフェ・ゴト―」で。これで3日連続の「五郎八」→「カフェ・ゴトー」コースである。でも、私以外は毎回人が違うから、いいかなと。

私は昨日と同じココア、N君はアメリカン、Tさんはシナモンミルクティー。

授業が終わり、卒業式まであと2か月となった4年生は、半分卒業生のようなもので、ざっくばらんなおしゃべりに終始する。そうしたおしゃべりの中から、「へえ、こういう人だったのか」という知らなかった面が見えて来て面白い。

10時、帰宅。

昨日の昼食がすき焼き鍋膳、今日の昼食が鰻重と高カロリーのものが続いたので、今夜は走りたかったが、冷え込みが厳しいし、ちょっと疲れも溜まっている感じだったので、無理はしないことにした。


1月27日(火) 晴れたり曇ったり

2015-01-28 09:58:34 | Weblog

8時半、起床。

トースト、サラダ(炒り卵、トマト、レタス)、紅茶の朝食。

11時半頃、母の見舞いに病院へ。

今日の昼食は焼きそば。母は全部平らげた。牛乳と朝食の時に出たバナナは私が食べた。

Y医師が病室に回診に来た。今週の土曜日に退院と決まる。入院したのが2日だったから、丸々一ヶ月入院していたことになる。

財布と定期券を忘れたので、いったん自宅に戻ってから、大学に出かける。

駅に向かう途中の吉野家で昼食。

牛すき鍋膳を注文。牛丼よりも気分的に豊かな感じがする。

けっこう肉の量もある。

暖かいが、曇りがちの一日だ。 

キャンパスの八重椿がちらほら咲き出した。

2時から研究室でゼミ論集の編集作業(二日目)。今日の担当はKさん(昨日に引き続き)、Yさん、Aさん、Tさん、Hさんの5名。

6時半頃まで作業をして、本日は終了。後に授業やサークルの用事がないAさん、Hさんと「五郎八」へ食事に行く。

私はにしん蕎麦を注文。

Aさんは力うどん、Kさんはなめこうどんを注文。二人とも「五郎八」は初めてとのこと。

 

食後のお茶は「カフェゴト―」で。昨日と同じコースだ。やはり二人とも「カフェゴト―」は初めてとのこと。最近の学生は大学の周辺の飲食店をあまり利用しないようである。せっかく日本でも有数の「学生街」にいるのにもったいないことである。大学があるところ必ず学生街があると思っているとしたら大間違いで、早稲田のように大学と地元の街が有機的に結びついているところは案外少ないのである。

昨日はアイスココアだったが、今日はホッとココアを注文。Aさんもホットココアで、Kさんはシナモンミルクティー。

Aさんはうどんを食べるスピードもココアを飲むスピードもゆっくりだ。どちらも速い私からすると時間が止まっているのじゃないかと思うほどである。スローライフ、フローフード。いいんじゃないでしょうか。ゆっくりお茶を飲むことは、「もう少しあなたとここで過ごしたい」というメッセージであるから。それがたとえ猫舌のせいであるにしても、相手はそのように好意的に解釈してくれるだろう。

Aさんのおかげで、「カフェゴト―」の滞在時間は昨日より30分ほど長かった。その分、おしゃべりの量も増えた。「あなたの生活に占める〇〇の割合」を二人に尋ねたところ、Aさんは「70%」と答え、Hさんは「2%」と回答した。なるほど、2人は全然体質の違う人間なのだ。さて、「〇〇」とはなんでしょう。正解は明日のブログで(嘘です)。


1月26日(月) 晴れ

2015-01-27 11:01:33 | Weblog

9時、起床。

目玉焼き、ソーセージ、トースト、サラダ(トマトとレタス)、紅茶の朝食。

今週は毎日午後から大学へ出て、ゼミ論集の編集作業がある。4日間ないし5日間かかる作業だ。

大学に行く前に病院へ寄る。本来の面接時間は13時から20時だが、昼食時間に病室に行く。今日からおかゆがパンに変わった。おかずは豚肉と野菜のトマトソース煮だ。豚肉を試食する。うん、なかなか美味しい。

そろそろ退院のタイミングについて考える段階に来た。

病院のそばのパン屋で編集作業の合間に食べるお八つを購入。デニッシュ三種(洋梨、アプリコット、ブラックチェリー)、ドーナツ、海老カツサンド。

大学には1時半頃到着。作業は2時からなので、その前に「たかはし」で昼食をとる。年が明けてから初めての「たかはし」。来よう来ようと思いながらなかなか来れなかったが、ようやく来れた。

刺身定食(ぶり)を注文。

寒鰤の一点盛りの潔さ  たかじ

支払いのとき、お年賀のタオルをいただく。恒例であるが、これがあるので、どうしても1月中に行かねばと思っていたのである。かろうじて1月最終週に滑り込めた。今年もよろしくお願いします。

今日の編集作業は、Nさん、Sさん、Uさん、Kさんの4人で。

12月に提出されたゼミ論を、冬休みの間にゼミ生同士で読み合って、誤字脱字や書式のミスを修正した「修正版」を提出してもらったが、今回の編集作業で「完成版」を作成する。編集作業がどのくらい時間がかかるかは「修正版」がどのくらいきちんと修正されているかにかかっている。毎年のことだが、きちんと修正され切っていないものが多い。

6時過ぎまで作業をして、初日の作業を終える。最後まで残って作業をしてくれたKさん、Uさんと「五郎八」に食事に行く。こうして夜のキャンパスを歩くのもあとわずかである。

私はカレー南蛮うどん。

Kさんは親子丼とせいろのセット。

Uさんは豚ゝ(とんとん)せいろ。

食事のあとは「カフェゴト―」でお茶。

私はアイスココアを注文。ああ、美味しい。

二人は一つのチョコタルトをシェアして、Kさんはココア。(チョコとココアか!)

Uさんはアップルティー。

二人は卒業後は公務員になる。Kさんは区役所、Uさんは市役所だ。世のため人のために頑張ってください。

9時、帰宅。

一息入れてから、ランニング&ウォーキング。途中で雨が降ってきたので、6周で切り上げる。10周走ると体重は500グラム経るのだが、6周なので300グラムの減だった。2周で100グラムの計算だ。