寅次郎のこと心配してくださっていただきありがとうございます。
寅次郎はウチに来て15年と7ヶ月になります。
いろんな所に一緒に行きました。
どこに行くのも一緒で、一緒に行けないなら、行かない。そんなふうに暮らしてきました。

今は、もう起き上がることも寝返りを打つこともできません。
体は動かせませんが、頭を仰け反らせるように小刻みに動かし続けることがあります。
喉が渇いたときとか、ウンチやオシッコをしたいときとかもありますが、そうじゃないときもあるようです。
柵にこすりつけて鼻の皮が剥けて血が出てしまったりもしました。
片方の手は伸びきってもう片方の手は縮こまって、曲げ伸ばしをしてもそれは変わらず、もうそんな感じに固まってしまっているみたいです。
オシッコは自力で出せないので膀胱を手で圧迫して出してあげて、ウンチは肛門を揉んで刺激することで出てくれます。
こんな事は苦になるようなことでもなく、むしろ出ない事の方が大変です。

娘が言いました。
「寅次郎は赤ちゃんみたいだね」
どうして?って聞くと「だって、ごはんも一人で食べれないから」と。
自分で水を飲むために頭を持ち上げることもできなくなり、今はペットボトルに水をいれて、欲しそうなときに口に注いで飲ませています。
エサも私たちが手で摘まんで口に運んで食べさせたり、そんな姿を見て赤ん坊のように思えたみたいです。

「寅さん大丈夫?」そう聞かれました。
私は「大丈夫、寅さんは今これが普通だから」そう答えました。
いまもブログを書いているすぐ横でまた頭を揺らしています。

蚊の鳴くような小さい声で夜中に何度か起こされます。
眠たくて、放っておこうかとも思ったりしますが、外に連れて行ってオシッコとウンチをさすと落ち着くので、やっぱり何かを訴えかけているのだと
思います。
ずっと小刻みに動かされるといらだってしまうときもあります。
意思疎通が図れないのは辛いです。
「悔いの無いように」
よく聞く言葉です。
悔いって何だろうと思うことがありますが、今思うのはこの現実から逃げないことが悔いの残らないことではないかと、そう思います。
「頑張らないように頑張って」
コメントで頂いた言葉です。
気負いのしないそんな言葉が合っている気がします。
若い犬と違って、年齢にはさからえません。
いくらがんばってもそれはかえれない現実。
逆に悲しいとか思わずいられるのは、自然の摂理を全うしてくれてからからだと思います。
薬一つ飲ませるのも、嫌がってなかなか上手くいきません。
来たる日まで、いつものことのように日々を送っていくことが一番のように思えます。
OKUTEC店長
寅次郎はウチに来て15年と7ヶ月になります。
いろんな所に一緒に行きました。
どこに行くのも一緒で、一緒に行けないなら、行かない。そんなふうに暮らしてきました。

今は、もう起き上がることも寝返りを打つこともできません。
体は動かせませんが、頭を仰け反らせるように小刻みに動かし続けることがあります。
喉が渇いたときとか、ウンチやオシッコをしたいときとかもありますが、そうじゃないときもあるようです。
柵にこすりつけて鼻の皮が剥けて血が出てしまったりもしました。
片方の手は伸びきってもう片方の手は縮こまって、曲げ伸ばしをしてもそれは変わらず、もうそんな感じに固まってしまっているみたいです。
オシッコは自力で出せないので膀胱を手で圧迫して出してあげて、ウンチは肛門を揉んで刺激することで出てくれます。
こんな事は苦になるようなことでもなく、むしろ出ない事の方が大変です。

娘が言いました。
「寅次郎は赤ちゃんみたいだね」
どうして?って聞くと「だって、ごはんも一人で食べれないから」と。
自分で水を飲むために頭を持ち上げることもできなくなり、今はペットボトルに水をいれて、欲しそうなときに口に注いで飲ませています。
エサも私たちが手で摘まんで口に運んで食べさせたり、そんな姿を見て赤ん坊のように思えたみたいです。

「寅さん大丈夫?」そう聞かれました。
私は「大丈夫、寅さんは今これが普通だから」そう答えました。
いまもブログを書いているすぐ横でまた頭を揺らしています。

蚊の鳴くような小さい声で夜中に何度か起こされます。
眠たくて、放っておこうかとも思ったりしますが、外に連れて行ってオシッコとウンチをさすと落ち着くので、やっぱり何かを訴えかけているのだと
思います。
ずっと小刻みに動かされるといらだってしまうときもあります。
意思疎通が図れないのは辛いです。
「悔いの無いように」
よく聞く言葉です。
悔いって何だろうと思うことがありますが、今思うのはこの現実から逃げないことが悔いの残らないことではないかと、そう思います。
「頑張らないように頑張って」
コメントで頂いた言葉です。
気負いのしないそんな言葉が合っている気がします。
若い犬と違って、年齢にはさからえません。
いくらがんばってもそれはかえれない現実。
逆に悲しいとか思わずいられるのは、自然の摂理を全うしてくれてからからだと思います。
薬一つ飲ませるのも、嫌がってなかなか上手くいきません。
来たる日まで、いつものことのように日々を送っていくことが一番のように思えます。
OKUTEC店長