パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

楽しい語学

2008年04月23日 | Weblog
4月23日(水)晴れ
先週のお教室での話。
小学男子のG君、普段からこまっしゃくれたくそ生意気なガキなのだが、
(・・・もう少し言葉を慎みなさい!)
このお教室の子にしては、英語をスタートするのが遅かった。
算数とかは、学年よりはるかに上のレベルの教材に入っているし、
もともと大変お出来になるお子様ではある。
よって、彼は英語を聞いてもらうときだけは、少しだけかわいいヤツになる。
なるべく他のお友達から遠い席を選び、小さな声ですらすらと読む。
どんどんと教材は進んで行くのだが、
このお教室では、次の教材へ進む時、レビューテストというものを受ける。
指導者の先生の前で、その教材を丸ごと一冊読むのである。
で、G君に「よしっ!もうすらすらだから、次はレビューテストね!」と言うと、
G君「そもそもレビューテストって何ですか?
  レビューテストの言葉の意味って何ですか?」
あろうことかnセンセ、レビューテストの意味も知らず使っておりました。
ぐっ・・・一瞬言葉につまり、「う~ン・・・何て説明したらいいかなあ~
そうだ!G君!調べてきてよ。そして、来週先生にも教えてね。」と逃げる。
そう言った後は、ずーーっとレビューについて考える。
レビューって、最近良く聞く事は聞くが、どういう意味?
本の感想とかをレビューって言うよねえ~
でも、それとテストとの関連って・・・
宝塚とか松竹歌劇団のレビューっていうのもあるよねえ~
この英語の教材の中には、復習のページが「スキット」という名前で出て来る。
スキット・・・寸劇・・・
ということは、レビューというのも演劇的意味合いがあるのか?
先生の前で、一人芝居しろってこと?
自宅に帰り、さ!検索検索!
しかし・・・普段あまり検索などしないワタクシ、
うまくワタクシ好みの答えにヒットしない。
review(英)評論・批評のこと。そうした記事を掲載した評論雑誌のこと。
revue(仏)評論という意味の単語ではあるが、普通は演芸、シャレたエンターテイメントショーのことを言う。
う~む・・・これとテストとどう関連付けて説明すればいいんだ?
最悪、指導者の先生に聞くしかないか・・・
しかし指導者の先生に聞くと「どうして今さら?」感も否めないだろうし、
誰が質問したかという話になるだろうし、そうなると、直接先生が説明されるかもしれぬ。
そうなると、G君は「僕の言った事、全部先生にしゃべっちゃうんだ。」と思うかもしれぬ。
博識の夫にも尋ねるが「テストってからには、復習って意味で使ってるんじゃないの?」程度で、確実なる答えはもらえない。
どうしたもんかと検索し続けてると・・・
あった!
「再検討」という意味でも使われる、とある。
これよ!こういう言葉を探していたのよ!
説明は続く。
re-再び view-良く見る、つまり「見直し」という意味を含んだ言葉。
言われてみれば、そのまんまだ!
学校でレビューエクササイズと言ったら、「復習問題」のことです。とまで書いてある。
嬉しくなる。
すっきりしたぁ~
いやぁ~、G君!こまっしゃくれたくそガキなんて言ってごめんよ。
君の問題提起のおかげでレビューについて、すっきりはっきりわかったよぉ。

今、図書館から「ダーリンの頭ン中」を借りてきている。
「ダーリンは外国人」の続編のようなものなのだが、
前作よりさらに、「語学」ということに重点をおいたものになっている。
このダーリン、語学オタクで、ハンガリーとイタリアの血を受け継ぎ、
アメリカで教育を受け、日本語はもちろん、中国語、スペイン語、ドイツ語を得意とする語学好き。
彼は、一つの言葉から関連付けて、次から次へと言葉を研究していってる。
とても楽しげに。
勉強って、こういうことなんだなあ~と改めて思う。

・・・君!レビューが分かった嬉しさに、僕に得意げに説明してくれたけど
「レビューエクササイズ」って言いたかったんだね。
僕には「レビューイグザンプル」って言っただろ。
何のこっちゃ???と思ったんだけど、そのことは書かないの?
・・・シーッ!
コメント (2)
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