4月15日(日)晴れ
ワタクシ、短気でしょうか・・・(でたっ!この書き出しの時って、何かあった時ですぜ。)
九州の友人Y夫婦が、GWに上京するという。
行きたい場所のリストによると・・・
*東京タワー
*隅田川 川下り
*築地(海鮮丼)
*お台場
*表参道ヒルズ(建物)
*国立美術館(建物)
*買い物(H&M)
*鎌倉
このリストをみて、ワタクシは非常にうれしくなる。
スカイツリーより、東京タワーを選ぶあたりが昭和な女だし、
なんだか、『東京』へのイメージが自分にそっくり。
この、(建物)とあるのは、おそらく彼女の旦那さんの希望だと思われる。
彼は建築士さんなのだ。
鎌倉までもリストに書いちゃうあたりもワタクシ的でうれしいよ。
さすがに「鎌倉は一日がかりになるので無理です。次回に回しましょう」とメールしておいたが。
「最後から二番目の恋」を見て、鎌倉に行ってみたいと思いついただけなのよぉ~と言う辺りまでもがおもしろい。
みどりさんが上京の折、『ペニンシュラホテルでアフタヌーンティを!』と言われた瞬間、案内する気が失せたが
(まあ、アレはアレでおもしろい経験だったけど)
今回は違う。
空港に『歓迎』の旗を持ってお出迎えするくらいの勢いになっている。
今回のミッションには失敗は許されぬ。
ゆえに下調べをしっかりとして、綿密な計画を立ててね、あなたっ!(え~~っ?俺?)
ってことで、築地の海鮮丼を食べに行くことにする。
下調べ、下調べ。
もちろん、夫が午前中いっぱいかけて検索検索・・・
2カ所ほどのお店をチョイスし、ワタクシは、食べるものまで決めていざ出発!
いいお天気だし、少し盛りは過ぎたけどまだ桜もあるでしょう。
帰りに浜離宮に寄ってもいいわね、八重桜にはまだ早いかしらねえ~
路地をくねくねしながら目当ての店を捜す。
なぜか端っこまで行ってしまう。
妻は心の中で「あれほどグーグルでチェックまでしてたようなのに、なぜすぐに店をみつけられないのだ?」と思うが、
夫の機嫌を損ねて「君の友達だろ?勝手に案内でもなんでもしたらいい。もう俺は知らん(怒)」と言われるとお手上げなので黙って付いて歩く。
神社を見つけた夫、写真を撮ってくると言い出しやがる。
こちとら腹が減ってるんでぃ、なにフザケタことぬかしとんねん!と思うが
夫の機嫌を損ねて・・・「君の友達だろ?勝手に案内でもなんでもしたらいい。もう俺は知らん(怒)」と言われるとお手上げなので黙って付いて歩く。
路地を引き返し、やっとお目当てのお店発見。
満席らしく、店の入口にファミレスのように名前を書く台が置いてある。
すぐに名前を書くかと思いきや「何にしようかな~」と、店の前に並んでる丼の写真を見出す夫。
後ろから来ていたカップルが「きゃーーーっ、このウニ丼すごいっ」と言いながら
さっと名前を書く。
ちっ!先を越されたじゃないの!と一瞬不機嫌になるも、気を取り直し、「このお店でいいのね、名前書くからねっ!」と名前を書く。
3番目だし、まあ、それほど待たずに済むでしょう。
その後、どんどん人が増えてきて、その名簿には名前がどんどん書かれていく。
ワタクシの前の二組はすぐに通される。
ちっ!ホントならあのカップルよりあたしたちのほうが先だったのに、と思いつつ待つ。
待つ・・・待つ・・・
あれ?ワタクシ達の後からきた家族連れが通される。
夫が「4人席が空いたんじゃないか?」と穏やかに言う。
また待つ・・・待つ・・・
名簿を見に行くと、ワタクシの名前のみ残され、ワタクシの下に書いた人たちの名前が消されていっている。
なぜ?なぜ飛ばされてるの?
一瞬怒りが込み上げるが、「そういえば、ワタクシの後に名前を書いた人、違うお店に行こうと思ったのか消してたね。
そっか、これは自分で消したんだよね。
そして、その次の人達は4人席に通されたってことだよね。
そして、次は、いよいよワタクシ達ってことだよねと分析しつつ待っていると、
ワタクシ達より、だいぶ後に来た中国人だか韓国人だかの女子二人が通された。
その瞬間、ワタクシは静かに立ち上がり、店の中に入って行った案内係の女の子に
「どうして、ワタクシ達は、飛ばされてるのかしら。」
すると、その女の子、めんどくさげに「順番にお呼びしてますから、お待ち下さい。」
かち~ん。
「ですから、順番を飛ばされてるんですけどっっ(怒)」
名簿台のとこへ行き、一つだけポツンと残されてる『n』の名字を指差す。
するとその女の子「呼んだ時にいらっしゃらなかったんじゃないですか。」
かち~ん。
「ずーーーーっと、ここにおりました。」
すると、その女の子、ったくメンドクサイ客だわという態度見え見えで「じゃあ、お通ししますからどうぞ」
がち~~~~ん。
後ろにいた夫を振り返り「やめていい?」
夫、うなずく。
「もう、結構です。気分悪いので!!!」と店を出る。
ワタクシのたれ目が、きーーーーっとつり上がっていたと思われる。
だいぶ後になってから思うに、この案内係、お客が勝手に消した名前を、自分が消したと思い込み、
どんどん、その先に書かれてる名前を呼んでいったのだろう。
それに気づいてないのか、たとえ気づいたとしても謝る気がなかったのか。
どっちにしても、なぜ一言「申し訳ございません」って言えないのだろう。
歩きながら夫が「気分を変えないと、ずっとおもしろくないままだぞ」と言う。
わかってるわよっっっ。
検索した、もう一軒のお店に着く。
え~~っ!「今日だけ特別丼」という海鮮丼が、お安くて、いろんなネタが乗ってて美味しそう!。
これって、ネットでは出てなかったねえ。
ワタクシ、これにするっ!とテンション回復の兆し。
狭い、カウンターだけのお店に入り・・・
夫「俺は三味丼」
妻「あたしは、今日だけ特別丼」
カウンターの中のおにいさんが、ものすごく不機嫌な声で
「それって、うちじゃないっす」
え?え?え?
入口は同じだが、二階にあがるお店がもう一軒あって、そこの丼らしい・・・
脱力しつつ「じゃあ、北海海鮮丼・・・」
その、声が小さかったのか、またしばらくしてからこのおにいさんが
「で、そちらさんは何にされるんですか?」
「ほっかいかいせんどん」・・・またも、つっけんどんな言い方になるn。
そして、ワタクシ達の後からきたおば樣方二人組が「今日だけ特別丼、まだあるかしら」と
お店の女の子に聞いている。
女の子「それ、うちじゃないです・・・二階の・・・」
またしばらくして、海鮮丼食べてるワタクシ達の3つ隣りに座ったおぢが「今日だけ特別丼!」
おにいさん「それ、うちのじゃないっす。」
おぢ「え?あれ?そうなの、じゃあウニ丼」
だからぁ~紛らわしいっていうのっ!
不機嫌な声出すくらいだったら、あの張り紙を何とかしろよ。
気分を変えなきゃと努力はしたつもりだが無理だったのは、海鮮丼の貧弱さにもあるが、
それ以上に、このカウンターの中にいたおにいさんと、おじさん。
リストラされて再就職しました風のおじさん、年の頃なら50くらいか、
そのおじさんが、何かするたびにこのおにいさんがダメ出しをする。
例の冷ややかな声で。
「ネタは、こう、置いてください(冷)」
おじさんが鍋をしまうと・・・
「違うっ!そこに置くと、次に使うとき、使いにくいです。」
このおじさんが、ホントにダメダメで使えない人なのかもしれないが、
聞いてて痛々しいというか、なんだかツライ。
これが、逆なら、何も思わない。
若い子を大将が叱ってたりしてても、
「何事も修行だよ!頑張れ」と思うのだが、やはり、若造がおじさんを叱ってる姿は見ててキツかったわあ。
気分を変えるどころかますます滅入ってお店を出る。
そうそう!どれだけその海鮮丼が貧相だったかというと、
夫が、路地を抜けた所にあるラーメンを見て「ラーメンが食いたい」とつぶやいたくらい。
『築地の海鮮丼』と聞いてイメージしてた「新鮮な魚がてんこ盛りになってて、お値段もお安い丼」とはほど遠い代物を食べてしまった気がする。
まあ、前向きな夫は『「築地の海鮮丼は、値段に関係ないから、安くても高くても変わらない」ということを学習したと思えばいいんじゃないか?』
ってことで、Y夫婦はおそらく千円くらいの海鮮丼を食べさせられると思われます。
と、気分最悪のまま、とんぼ返り。
しかし、このまま家に帰るのもねえ~と思い、駅前のカルディに立ち寄る。
夫に「厄を払う」と宣言し、いつもは躊躇するようなものをどんどんカゴに入れていく。
夫もどこからともなく生マッコリを持ってきたり、ナッツをカゴに入れたりする。
と、安上がりな厄払いをして、帰宅する頃にはいつもの楽しい夫婦でありましたぁ~
ワタクシ、短気でしょうか・・・(でたっ!この書き出しの時って、何かあった時ですぜ。)
九州の友人Y夫婦が、GWに上京するという。
行きたい場所のリストによると・・・
*東京タワー
*隅田川 川下り
*築地(海鮮丼)
*お台場
*表参道ヒルズ(建物)
*国立美術館(建物)
*買い物(H&M)
*鎌倉
このリストをみて、ワタクシは非常にうれしくなる。
スカイツリーより、東京タワーを選ぶあたりが昭和な女だし、
なんだか、『東京』へのイメージが自分にそっくり。
この、(建物)とあるのは、おそらく彼女の旦那さんの希望だと思われる。
彼は建築士さんなのだ。
鎌倉までもリストに書いちゃうあたりもワタクシ的でうれしいよ。
さすがに「鎌倉は一日がかりになるので無理です。次回に回しましょう」とメールしておいたが。
「最後から二番目の恋」を見て、鎌倉に行ってみたいと思いついただけなのよぉ~と言う辺りまでもがおもしろい。
みどりさんが上京の折、『ペニンシュラホテルでアフタヌーンティを!』と言われた瞬間、案内する気が失せたが
(まあ、アレはアレでおもしろい経験だったけど)
今回は違う。
空港に『歓迎』の旗を持ってお出迎えするくらいの勢いになっている。
今回のミッションには失敗は許されぬ。
ゆえに下調べをしっかりとして、綿密な計画を立ててね、あなたっ!(え~~っ?俺?)
ってことで、築地の海鮮丼を食べに行くことにする。
下調べ、下調べ。
もちろん、夫が午前中いっぱいかけて検索検索・・・
2カ所ほどのお店をチョイスし、ワタクシは、食べるものまで決めていざ出発!
いいお天気だし、少し盛りは過ぎたけどまだ桜もあるでしょう。
帰りに浜離宮に寄ってもいいわね、八重桜にはまだ早いかしらねえ~
路地をくねくねしながら目当ての店を捜す。
なぜか端っこまで行ってしまう。
妻は心の中で「あれほどグーグルでチェックまでしてたようなのに、なぜすぐに店をみつけられないのだ?」と思うが、
夫の機嫌を損ねて「君の友達だろ?勝手に案内でもなんでもしたらいい。もう俺は知らん(怒)」と言われるとお手上げなので黙って付いて歩く。
神社を見つけた夫、写真を撮ってくると言い出しやがる。
こちとら腹が減ってるんでぃ、なにフザケタことぬかしとんねん!と思うが
夫の機嫌を損ねて・・・「君の友達だろ?勝手に案内でもなんでもしたらいい。もう俺は知らん(怒)」と言われるとお手上げなので黙って付いて歩く。
路地を引き返し、やっとお目当てのお店発見。
満席らしく、店の入口にファミレスのように名前を書く台が置いてある。
すぐに名前を書くかと思いきや「何にしようかな~」と、店の前に並んでる丼の写真を見出す夫。
後ろから来ていたカップルが「きゃーーーっ、このウニ丼すごいっ」と言いながら
さっと名前を書く。
ちっ!先を越されたじゃないの!と一瞬不機嫌になるも、気を取り直し、「このお店でいいのね、名前書くからねっ!」と名前を書く。
3番目だし、まあ、それほど待たずに済むでしょう。
その後、どんどん人が増えてきて、その名簿には名前がどんどん書かれていく。
ワタクシの前の二組はすぐに通される。
ちっ!ホントならあのカップルよりあたしたちのほうが先だったのに、と思いつつ待つ。
待つ・・・待つ・・・
あれ?ワタクシ達の後からきた家族連れが通される。
夫が「4人席が空いたんじゃないか?」と穏やかに言う。
また待つ・・・待つ・・・
名簿を見に行くと、ワタクシの名前のみ残され、ワタクシの下に書いた人たちの名前が消されていっている。
なぜ?なぜ飛ばされてるの?
一瞬怒りが込み上げるが、「そういえば、ワタクシの後に名前を書いた人、違うお店に行こうと思ったのか消してたね。
そっか、これは自分で消したんだよね。
そして、その次の人達は4人席に通されたってことだよね。
そして、次は、いよいよワタクシ達ってことだよねと分析しつつ待っていると、
ワタクシ達より、だいぶ後に来た中国人だか韓国人だかの女子二人が通された。
その瞬間、ワタクシは静かに立ち上がり、店の中に入って行った案内係の女の子に
「どうして、ワタクシ達は、飛ばされてるのかしら。」
すると、その女の子、めんどくさげに「順番にお呼びしてますから、お待ち下さい。」
かち~ん。
「ですから、順番を飛ばされてるんですけどっっ(怒)」
名簿台のとこへ行き、一つだけポツンと残されてる『n』の名字を指差す。
するとその女の子「呼んだ時にいらっしゃらなかったんじゃないですか。」
かち~ん。
「ずーーーーっと、ここにおりました。」
すると、その女の子、ったくメンドクサイ客だわという態度見え見えで「じゃあ、お通ししますからどうぞ」
がち~~~~ん。
後ろにいた夫を振り返り「やめていい?」
夫、うなずく。
「もう、結構です。気分悪いので!!!」と店を出る。
ワタクシのたれ目が、きーーーーっとつり上がっていたと思われる。
だいぶ後になってから思うに、この案内係、お客が勝手に消した名前を、自分が消したと思い込み、
どんどん、その先に書かれてる名前を呼んでいったのだろう。
それに気づいてないのか、たとえ気づいたとしても謝る気がなかったのか。
どっちにしても、なぜ一言「申し訳ございません」って言えないのだろう。
歩きながら夫が「気分を変えないと、ずっとおもしろくないままだぞ」と言う。
わかってるわよっっっ。
検索した、もう一軒のお店に着く。
え~~っ!「今日だけ特別丼」という海鮮丼が、お安くて、いろんなネタが乗ってて美味しそう!。
これって、ネットでは出てなかったねえ。
ワタクシ、これにするっ!とテンション回復の兆し。
狭い、カウンターだけのお店に入り・・・
夫「俺は三味丼」
妻「あたしは、今日だけ特別丼」
カウンターの中のおにいさんが、ものすごく不機嫌な声で
「それって、うちじゃないっす」
え?え?え?
入口は同じだが、二階にあがるお店がもう一軒あって、そこの丼らしい・・・
脱力しつつ「じゃあ、北海海鮮丼・・・」
その、声が小さかったのか、またしばらくしてからこのおにいさんが
「で、そちらさんは何にされるんですか?」
「ほっかいかいせんどん」・・・またも、つっけんどんな言い方になるn。
そして、ワタクシ達の後からきたおば樣方二人組が「今日だけ特別丼、まだあるかしら」と
お店の女の子に聞いている。
女の子「それ、うちじゃないです・・・二階の・・・」
またしばらくして、海鮮丼食べてるワタクシ達の3つ隣りに座ったおぢが「今日だけ特別丼!」
おにいさん「それ、うちのじゃないっす。」
おぢ「え?あれ?そうなの、じゃあウニ丼」
だからぁ~紛らわしいっていうのっ!
不機嫌な声出すくらいだったら、あの張り紙を何とかしろよ。
気分を変えなきゃと努力はしたつもりだが無理だったのは、海鮮丼の貧弱さにもあるが、
それ以上に、このカウンターの中にいたおにいさんと、おじさん。
リストラされて再就職しました風のおじさん、年の頃なら50くらいか、
そのおじさんが、何かするたびにこのおにいさんがダメ出しをする。
例の冷ややかな声で。
「ネタは、こう、置いてください(冷)」
おじさんが鍋をしまうと・・・
「違うっ!そこに置くと、次に使うとき、使いにくいです。」
このおじさんが、ホントにダメダメで使えない人なのかもしれないが、
聞いてて痛々しいというか、なんだかツライ。
これが、逆なら、何も思わない。
若い子を大将が叱ってたりしてても、
「何事も修行だよ!頑張れ」と思うのだが、やはり、若造がおじさんを叱ってる姿は見ててキツかったわあ。
気分を変えるどころかますます滅入ってお店を出る。
そうそう!どれだけその海鮮丼が貧相だったかというと、
夫が、路地を抜けた所にあるラーメンを見て「ラーメンが食いたい」とつぶやいたくらい。
『築地の海鮮丼』と聞いてイメージしてた「新鮮な魚がてんこ盛りになってて、お値段もお安い丼」とはほど遠い代物を食べてしまった気がする。
まあ、前向きな夫は『「築地の海鮮丼は、値段に関係ないから、安くても高くても変わらない」ということを学習したと思えばいいんじゃないか?』
ってことで、Y夫婦はおそらく千円くらいの海鮮丼を食べさせられると思われます。
と、気分最悪のまま、とんぼ返り。
しかし、このまま家に帰るのもねえ~と思い、駅前のカルディに立ち寄る。
夫に「厄を払う」と宣言し、いつもは躊躇するようなものをどんどんカゴに入れていく。
夫もどこからともなく生マッコリを持ってきたり、ナッツをカゴに入れたりする。
と、安上がりな厄払いをして、帰宅する頃にはいつもの楽しい夫婦でありましたぁ~