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パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

行くぜ、東北〜二日目〜

2017年07月22日 | おでかけ
7月22日(土)晴れ
二日目。
朝八時出発。
朝風呂どころではありません。
それにしても、たかだかバイキングとはいえ、何故に旅館での朝食はあんなにたくさん食べられるのでしょう。
普段パン一枚しか、コーヒー一杯しか、お味噌汁だけでいいわ〜とか、ヨーグルトだけ〜とか言ってる母娘が、
白ご飯に、温泉卵、海苔、明太子、肉じゃが、ソーセージ、サラダ各種、佃煮各種、煮物各種、炒め物各種。
ご飯お代わりしたくなるほどです。
コーヒー飲みながら、娘が旅先で読んでいる本の著者「宮本輝氏」について熱く語り始める母娘。
はっ!出発の時間が迫っとるではないかッッッ!
大急ぎで部屋に戻りバタバタ荷物を抱えてフロントへ。
前夜、ビールだなんだと呑んでるからその精算をしてバスに乗り込みます。

旅の二日目は吉永小百合さんのCMで人気スポットになったらしい『鶴の舞橋』へ。

ワタクシ、サユリストではございませんので存じ上げなかったのですが、この鶴の舞橋は、木造の三連太鼓橋で日本最長とのこと。
岩木山との風景が優美らしいですが、残念ながら岩木山は雲がかかり見えず。
でもお天気良くて、青空と橋が津軽富士見湖に写り込んで、絶景かな絶景かな。


千畳敷で綺麗な青い海を満喫した後、次はいよいよ、ワタクシの中で今回の旅のメインイベント『青池』へ向かいます。
こんな道で大型バスと離合したくないわぁ〜という細い山道を登りながら白神山地の緑を吸い込みます。
木々の合間には次々と十二湖が現れ(名称は十二湖だけど実際は33個の湖沼)、バスを降りて少し歩いたところに・・・

想像以上に青く、神秘的で、感動的。
と、文字にしたり言葉にすると安っぽいけど、ここを見るためにもう一度東北旅行したいと思うくらい素晴らしかった。

次は五能線に乗車。
こちらはまるであまちゃんの世界。
ただ、自由席ということで座れないかもしれないと聞きながら無人駅のホームで列車を待ちます。
炎天下、イライラし始めた短気母娘。
母「ここに大吉さんがいたら『悪しきモータリゼーション!!』と罵りながらも『見よ!ローカル線の底力!』って言いながら車両を増やしてくれるのにぃ〜〜〜」
とは言いつつ、なんとか座れて、さらには景色良いところでは停止してくれて写真撮影タイム。

娘が「海は良いね〜海は人間の心を優しくするっ!」
と、さっきまでやさぐれていたことも忘れ見惚れます。

お宿に到着。
また、夕食前に少し散策。
ふと「熊出没」のニュースを思い出し、慌ててお宿に逃げ帰るアホ母娘。
その夜の地方ニュースでは熊が出没して、サイクリングしてた男の人が怪我をしたという話が!
その町のばーちゃんが「あそこらは、車では通っけど、歩いては行かね。」
もし、ワタクシ達母娘が熊に襲われたら、きっとここらの人たちが「都会の人は怖いもの知らずだからね〜
あんなとこを散歩するなんてね〜」といわれるよきっと。
夕食時には、娘またも地ビールを呑まれます。
なんか負けたような気がするので母は秋田の銘酒飲み比べセットなんぞを。

濁り酒が旨し。

温泉も気持ちよくて、露天風呂もサイコー!
しかし生来の方向音痴のせいで危うく裸体を廊下歩く人の前に晒すところだった。
これは今振り返っても怖ろしい。
悪い思い出を作ることにならなくてホントよかったよかった。
お風呂上がりに母娘並んでパックするのはお約束。
あ〜極楽極楽。
東北二日目の夜も静かに更けてゆく。
コメント
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