9月6日(水)曇り

娘が、大学の友人から歌舞伎のチケットをいただいたとのことで、母もご相伴にあずかる。
東京在住のうちに一度は経験しておきたいこと100のうちの一つだ(・・・)
着物なんか着ちゃう?と盛り上がるものの相変わらず準備不足にて、普段よりちょっと晴れ着という程度にお洒落して出かける。
なんの素養もないゆえ、おそらくちんぷんかんぷんであろう。
以前見た『能』やら『狂言』鑑賞の時の二の舞にならぬよう、せめてあらすじだけでも下調べしておこう。
と、こういう気持ちになるのは、下世話ながら料金を見たからです。
花道のすぐ近くだし・・・と座席表と照らし合わせると・・・
いっ、いっ、いちまんはっせんえん〜〜〜???!!!(かける2)と悲鳴を上げてからせっせと勉強するあたりが貧乏人丸出し。
そして、母以上に無知な娘にもあらすじを説明し、いざ歌舞伎座へ。

前半でワタクシを睡魔が襲う。
筋はわかってますから大丈夫ですというその心の余裕がこの眠気だ。
途中、小さなお子たちが登場して可愛いシーンでは、思わず母の気持ちになり、ついつい小林麻央さんのことを思い出して悲しくなる。
あの可愛いご子息が演じる色々な役をずっとずっと見たかったであろうと思うと。
ぞろぞろと若い衆が出てきてバク転だのされる様はジャニーズのよう。
そうそう!今、朝日新聞社の新聞小説は「歌舞伎の世界」のお話なのよ。
今、佳境に差し掛かってて大変に面白い。
そんなことも思い出したりしながら睡魔を追い払う(・・・)
幕間のお弁当。

こんなちっちゃいお弁当なのに高いっ!と貧乏人母娘は思ってましたが、食べ始めた途端「美味しいねえ〜」
原価50円くらいで作ってる我が夫のお弁当を思い出して、まぢで申し訳ないと反省した。
来週から、もう少し美味しいお弁当を作ることにするよ(いや、明日からは無理!仕込みが必要だからね)
最初のお話は『逆櫓』木曽義仲の家臣が主君の子を守る時代物で、二番目は『再桜遇清水』
桜姫と清玄(きよはる)の恋のお話(ざっくりすぎる)
恋文を恋敵に拾われてさあ大変!ここでお女中の機転により、同じ漢字のお坊さん清玄(こちらはせいげんさん)が身代わりになるも、せいげんさんが桜姫のことを好きになっちゃって・・・
ドタバタ劇の喜劇かと思いきや、最後は殺されて、恐ろしいことになっていく。
市川染五郎さんが二役を早変わりで演じられるところも面白い。
と、初めての歌舞伎を満喫して歌舞伎座を後にする。
と、帰る前に写真撮影会です。
ライトアップされてるので、かえって写真撮るのが難しい。
あーでもないこーでもないと母娘があっちに立ちこっちに立ちしているところへご親切なご婦人が「写真撮りましょうか?」と声をかけてくださる。
ここのビミョーな光加減をご存じないので「私、上手ですから!」と自信たっぷり。
スマホをお渡しして母娘並んでおすまし顔。
しかし案の定な仕上がりに、納得されない彼女「あれ?あれ?」と言いながら6枚も撮ってくださいました。
しまいには「ごめんなさいね、光がね〜」と言い訳しながら「お綺麗ね〜」と娘にお世辞を言ってから去って行かれた。
母にも、母にも何かお言葉を〜〜〜
ゲラゲラ笑いながら相変わらず写真撮影会を続けていると今度は外人の父子に写真を頼まれる娘。
「OK!」と簡単に引き受けたはいいが、ここでの撮影はディフィカルトなのですよ。
でも、それより何より母を驚かせたのが、娘が彼らに向かってカメラを向け、いきなり
「スリー!ツー!ワン!」とカウントダウンしてからシャッターを切ったこと。
後で聞くに「はい、チーズ!」が万国共通かどうかわからなかったから咄嗟に出たらしい。
ロケット打ち上げかっっ!!!
一枚目が暗すぎで、フラッシュを焚いての2枚目と、二度カウントダウンを聞くたびに爆笑する母であった。
そして、ここがいつものワタクシなのだが、すっかり36000円得した気分になってるから、ケーキなんぞ買って帰るのであった。

いいのいいの。
楽しい夜でした!

娘が、大学の友人から歌舞伎のチケットをいただいたとのことで、母もご相伴にあずかる。
東京在住のうちに一度は経験しておきたいこと100のうちの一つだ(・・・)
着物なんか着ちゃう?と盛り上がるものの相変わらず準備不足にて、普段よりちょっと晴れ着という程度にお洒落して出かける。
なんの素養もないゆえ、おそらくちんぷんかんぷんであろう。
以前見た『能』やら『狂言』鑑賞の時の二の舞にならぬよう、せめてあらすじだけでも下調べしておこう。
と、こういう気持ちになるのは、下世話ながら料金を見たからです。
花道のすぐ近くだし・・・と座席表と照らし合わせると・・・
いっ、いっ、いちまんはっせんえん〜〜〜???!!!(かける2)と悲鳴を上げてからせっせと勉強するあたりが貧乏人丸出し。
そして、母以上に無知な娘にもあらすじを説明し、いざ歌舞伎座へ。

前半でワタクシを睡魔が襲う。
筋はわかってますから大丈夫ですというその心の余裕がこの眠気だ。
途中、小さなお子たちが登場して可愛いシーンでは、思わず母の気持ちになり、ついつい小林麻央さんのことを思い出して悲しくなる。
あの可愛いご子息が演じる色々な役をずっとずっと見たかったであろうと思うと。
ぞろぞろと若い衆が出てきてバク転だのされる様はジャニーズのよう。
そうそう!今、朝日新聞社の新聞小説は「歌舞伎の世界」のお話なのよ。
今、佳境に差し掛かってて大変に面白い。
そんなことも思い出したりしながら睡魔を追い払う(・・・)
幕間のお弁当。


こんなちっちゃいお弁当なのに高いっ!と貧乏人母娘は思ってましたが、食べ始めた途端「美味しいねえ〜」
原価50円くらいで作ってる我が夫のお弁当を思い出して、まぢで申し訳ないと反省した。
来週から、もう少し美味しいお弁当を作ることにするよ(いや、明日からは無理!仕込みが必要だからね)
最初のお話は『逆櫓』木曽義仲の家臣が主君の子を守る時代物で、二番目は『再桜遇清水』
桜姫と清玄(きよはる)の恋のお話(ざっくりすぎる)
恋文を恋敵に拾われてさあ大変!ここでお女中の機転により、同じ漢字のお坊さん清玄(こちらはせいげんさん)が身代わりになるも、せいげんさんが桜姫のことを好きになっちゃって・・・
ドタバタ劇の喜劇かと思いきや、最後は殺されて、恐ろしいことになっていく。
市川染五郎さんが二役を早変わりで演じられるところも面白い。
と、初めての歌舞伎を満喫して歌舞伎座を後にする。
と、帰る前に写真撮影会です。
ライトアップされてるので、かえって写真撮るのが難しい。
あーでもないこーでもないと母娘があっちに立ちこっちに立ちしているところへご親切なご婦人が「写真撮りましょうか?」と声をかけてくださる。
ここのビミョーな光加減をご存じないので「私、上手ですから!」と自信たっぷり。
スマホをお渡しして母娘並んでおすまし顔。
しかし案の定な仕上がりに、納得されない彼女「あれ?あれ?」と言いながら6枚も撮ってくださいました。
しまいには「ごめんなさいね、光がね〜」と言い訳しながら「お綺麗ね〜」と娘にお世辞を言ってから去って行かれた。
母にも、母にも何かお言葉を〜〜〜
ゲラゲラ笑いながら相変わらず写真撮影会を続けていると今度は外人の父子に写真を頼まれる娘。
「OK!」と簡単に引き受けたはいいが、ここでの撮影はディフィカルトなのですよ。
でも、それより何より母を驚かせたのが、娘が彼らに向かってカメラを向け、いきなり
「スリー!ツー!ワン!」とカウントダウンしてからシャッターを切ったこと。
後で聞くに「はい、チーズ!」が万国共通かどうかわからなかったから咄嗟に出たらしい。
ロケット打ち上げかっっ!!!
一枚目が暗すぎで、フラッシュを焚いての2枚目と、二度カウントダウンを聞くたびに爆笑する母であった。
そして、ここがいつものワタクシなのだが、すっかり36000円得した気分になってるから、ケーキなんぞ買って帰るのであった。

いいのいいの。
楽しい夜でした!