2月7日(日)晴れ
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昔見たテレビで、もうすぐ亡くなるおばあちゃんが、嘆く幼い孫に言う。
「おばあちゃんはいつも○ちゃんのそばにいる。
その証拠に、おばあちゃんが死んだ後、縁側の風鈴を鳴らすからね。」
おばあちゃんが亡くなった後、風も無いのに風鈴が鳴って、幼い少女はおばあちゃんが近くにいることを確信するという話。
ワタクシは、小さい頃から今にいたるまでずっと死ぬのが怖い。
死んだら「無くなる」ということが恐怖なのだ。
だから、こういう話を聞くと一縷の望みを見たような気がする。
ワタクシの自慢の従姉ユーチューバーのkemiちゃんちの話。
名物おぢちゃんだったkemiちゃんのお父さんが亡くなってすぐの頃、みんなでケーキを食べていた。
すると、やけにしつこいハエが付きまとう。
kemiちゃんが「きーーーっ!このハエ、お父さんだよっっ!!!」
kemiちゃん、ハエ生まれ変わり説は酷すぎないか?
お酒を飲まないおぢちゃんは超甘党で、孫のアンパンマンパンとかも勝手に食べては孫を泣かしたりしていた。
ケーキにたかるはお父さんに違いない!と力説するkemiちゃん。
昨日の朝のこと。
キッチンで朝食の準備をしていると、換気扇からスズメの声が聞こえる。
外のフードカバーの上で鳴いているようで、いつになくはっきりとした鳴き声だ。
少しだけ気になるも、すぐに忘れた。
それから少しして、リビングの出窓に乗っていたイチが体勢低くしてキョロキョロと鳴く。
見ると、庭の菜園の蔓を這わすアーチの一番窓側に近いところに留まったスズメに反応している。
スズメもイチをみている。
お、おとうさん???
お昼頃だったか、母の部屋に行った時、母の部屋の簡易キッチンの換気扇からまたスズメの鳴き声。
「お母さん、いつもここからスズメの鳴き声聞こえる?」
母「あ、スズメが鳴いてるねえ。初めて聞いたよ、ここで。」
カクカクシカジカ朝からの話をする。
スズメになって会いにきたのかあ〜
でも、あたしたちが気づかないものだから、ダクトを通して聞こえるように換気扇のカバーの上で鳴いてたのね。
なんて話をしているうちに、ふと、お母さんを迎えにきたんじゃない?という話になっていくと・・・
母「イチが追い返してくれてたのね!」
母さん、それはちょっとヒドイ。
どんな形であれ(いや、ハエや虫はイヤだなあ)生まれ変わって、そこに少しだけ意思もあって会いに来られるなら死ぬのが少しだけ怖くなくなるなあ。
もう一つ、好きな話。
仏教学だかの教授が蚊を叩いたのを見た学生が「教授!殺生していいんですか?」
教授「輪廻転生を早めてあげた」
ワタクシも、蚊やハエや虫の期間はなるべく短くありたい。
そしてまた人間に生まれてきたい。
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昔見たテレビで、もうすぐ亡くなるおばあちゃんが、嘆く幼い孫に言う。
「おばあちゃんはいつも○ちゃんのそばにいる。
その証拠に、おばあちゃんが死んだ後、縁側の風鈴を鳴らすからね。」
おばあちゃんが亡くなった後、風も無いのに風鈴が鳴って、幼い少女はおばあちゃんが近くにいることを確信するという話。
ワタクシは、小さい頃から今にいたるまでずっと死ぬのが怖い。
死んだら「無くなる」ということが恐怖なのだ。
だから、こういう話を聞くと一縷の望みを見たような気がする。
ワタクシの自慢の従姉ユーチューバーのkemiちゃんちの話。
名物おぢちゃんだったkemiちゃんのお父さんが亡くなってすぐの頃、みんなでケーキを食べていた。
すると、やけにしつこいハエが付きまとう。
kemiちゃんが「きーーーっ!このハエ、お父さんだよっっ!!!」
kemiちゃん、ハエ生まれ変わり説は酷すぎないか?
お酒を飲まないおぢちゃんは超甘党で、孫のアンパンマンパンとかも勝手に食べては孫を泣かしたりしていた。
ケーキにたかるはお父さんに違いない!と力説するkemiちゃん。
昨日の朝のこと。
キッチンで朝食の準備をしていると、換気扇からスズメの声が聞こえる。
外のフードカバーの上で鳴いているようで、いつになくはっきりとした鳴き声だ。
少しだけ気になるも、すぐに忘れた。
それから少しして、リビングの出窓に乗っていたイチが体勢低くしてキョロキョロと鳴く。
見ると、庭の菜園の蔓を這わすアーチの一番窓側に近いところに留まったスズメに反応している。
スズメもイチをみている。
お、おとうさん???
お昼頃だったか、母の部屋に行った時、母の部屋の簡易キッチンの換気扇からまたスズメの鳴き声。
「お母さん、いつもここからスズメの鳴き声聞こえる?」
母「あ、スズメが鳴いてるねえ。初めて聞いたよ、ここで。」
カクカクシカジカ朝からの話をする。
スズメになって会いにきたのかあ〜
でも、あたしたちが気づかないものだから、ダクトを通して聞こえるように換気扇のカバーの上で鳴いてたのね。
なんて話をしているうちに、ふと、お母さんを迎えにきたんじゃない?という話になっていくと・・・
母「イチが追い返してくれてたのね!」
母さん、それはちょっとヒドイ。
どんな形であれ(いや、ハエや虫はイヤだなあ)生まれ変わって、そこに少しだけ意思もあって会いに来られるなら死ぬのが少しだけ怖くなくなるなあ。
もう一つ、好きな話。
仏教学だかの教授が蚊を叩いたのを見た学生が「教授!殺生していいんですか?」
教授「輪廻転生を早めてあげた」
ワタクシも、蚊やハエや虫の期間はなるべく短くありたい。
そしてまた人間に生まれてきたい。