パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

思ひ出ドライブ

2021年02月16日 | おでかけ
2月16日(火)晴れ
昨日の我が家はハードな1日であった。
父の死に伴い、様々な名義等を母へ移したりする事務作業がハンパなくめんどくさい。
戸籍謄本だの印鑑証明だの必要書類を集めねばならないし、それ以前に、取り寄せた書類を読み込んで理解してリストアップして、という作業だけでくじけそうになる。
が、ここが我が夫の素晴らしきところである。
電話連絡で済むような簡単な処理だけして、さっさと逃げ出すような兄とは大違いだっ!
おまえは罰として、実家に立ち寄る時にはいつもコンビニコーヒーを手土産にしろ!

両親の実家のある伊佐市へ老母と夫と3人で向かう。
父の戸籍謄本やら原籍なんちゃらかんちゃら(←すでに理解しておらず夫に丸投げ)を取るためだ。
ちょうどこの役所の近くに50年くらい前に住んでたことがある。
ワタクシが幼稚園生だった頃だ。
両親の実家や従兄姉達の家へはその後も遊びに行く機会があったが、このあたりには行く事も無く月日が過ぎていった。
役所では、きっちり下準備をしていた我が夫と、窓口のプロフェッショナルな女性のおかげで、手間取る事なく順調に書類ゲット。
ちょっとこの辺りを散策してみようという事になる。
車を停めて・・・あっ!この川だ!

もっと大きな川だったと思ってたが、でも確かにここだよねと老母と盛り上がる。
幼稚園で仲良しだったまさこちゃんちも見つけた。
彼女は病院のお嬢さんで、おっとりして色白の綺麗な子で、お遊戯会では白雪姫だった。
そして、ワタクシは七人の小人の一人。
そんな思い出話すると夫が「まだいいじゃん!木とか石とかよりは」
彼も、お遊戯会にはいい思い出がなさそうだ。
そうこうしているうちに母が「この辺りだよ!住んでたとこ。」
さすがにもう二軒長屋のボロ家は全て壊されて空き地になっている。
いや〜懐かしいねえ〜と思い出に浸りつつ、今度は伊佐市民が絶賛するラーメン屋さんへ。

ワタクシの、ラーメンの好みは少し人とズレているようで、夫も老母も概ね高評価。
しかしワタクシ、「なんか臭くない?」と、食品を語るには最低の感想。

お腹も満ちて、次はお墓まいり。
と、老母の実家へ向かいながら・・・そう、ちょうどいま、県下一周駅伝の真っ最中で、ああ、そう言えば二年前に帰省した時もドライブ中に偶然そのコースに引っかかって足止めされたね〜
今日あたり、ここらを走るんじゃなかったっけ?
な〜んて言ってたら、おまわりさんの姿を見かけるようになり、前方から白バイが走ってきて、「え?え?え?私達、車停めなくていいの??」と言ってる間も無く選手達が走ってくる。
ひゃ〜頑張れ〜〜〜と車から声援を送り、パシャパシャ写真撮りまくる。


お墓まいりを済ませ、帰路につきかけ、ふと「今年は梅の花がとても綺麗だよね〜」という話になる。
我が家の庭にある紅梅もいつになく綺麗だよねと話していたが、野山や人様のお庭の梅の木も、今年はすごく目につく。
と、ここで「藤川天神に行こうよ!」(←梅で有名)

そうそう!この市にも2年住んでた事あって、そのうちの2ヶ月ほど住んだ家の近くも偶然通り、またも大興奮する母娘。

我が夫のいいところは、寄り道を嫌がらないところ。
父はまずお出かけ嫌いだったし、どこか(と言っても盆正月の実家への帰省くらいだ)行っても、寄り道も外食もせずまっすぐに帰る人だった。
道の駅ごとに引っかかりたいワタクシの要望を聞いてくれ、行きは横川町の物産館、帰りは樋脇の道の駅に寄り、おもしろい野菜などを購入。
今回初めて知ったのは「祝蕾(しゅくらい)」
ふきのとうをひとまわり大きくした感じ。
天麩羅でいただきましょう。

我が街の支所でワタクシと老母の印鑑証明を取って、ミッションクリア〜〜〜
夫よ!お疲れ様でございました〜〜〜
母さん!楽しかったね〜また思い出ドライブしようね。
コメント
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