パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

矢野顕子VS JUJU

2023年05月04日 | 衣・食・住
5月4日(木)曇り
ワタクシの嫌いな事ベスト3を発表しましょう。
3位掃除
2位洗車
そして、栄えある1位が白髪染めであります。
我が老母83歳は、毎月きちんとカラー専門店で白髪を染め、2ヶ月に一度は美容院でパーマネントを当てはります。
これが若さの秘訣だろうなあと、感心して見ております。
いや、ワタクシも、ひと様にしていただく分には何ら抵抗はないのですが、なんせ貧乏。
となると、自分で染めなきゃとなり、めんどくせぇ〜となる運び。
美容院も半年に一度行くか行かないか。
今、メンバーズカード見ましたら、最後に行ったのが去年の9月でありました。
おそらく、去年の10月連休のるい嬢pさん来鹿に向けての事だったのでしょう。
そして、白髪は、モニターで当たったカラートリートメントを使用した記憶。
←これは白髪染めよりずっと楽。シャンプーの後、フツーにトリートメントするだけで結構な染まり具合。
ただ、これ、浴室も汚さない、手も汚れない、が売りのはずなのですが、浴室掃除担当の夫から「なんかわけわからん黒い物が付着してて取れない!」とクレームきてから使いずらくなっておる。
ワタクシの荒く太く乾燥しがちな髪の毛との相性もいまひとつで、カラートリートメントの後に通常のトリートメントをしてもいいものか毎回悩む。
そしてそのたびに「あゝめんどくさい」となる。
ワタクシは早く真っ白な頭になりたい。
今のこの中途半端な中年女の頭が嫌なのだ。
老女の白髪になりたいのだ。
それをボブに切り揃えればオシャレ婆さんになれそうな気がするのだ。
そんな事をうだうだ考えておるうちに、るい嬢来鹿が目前に。
はっ!と閃く。
カツラかぶって、この中途半端な時期をやり過ごせばいいのではないか。
ネットで検索すると・・・安いではないか。
美容院のカット1回分くらいでカツラ買える(いや、ピンからキリまでですよ)
娘に相談すると、「やめなよ〜知人のお母さんがカツラかぶった時、不自然過ぎて爆笑したよ」
あなたったら、失礼だわねえ。
諦めきれない母に呆れつつ、「まあ買ってみたら?そのくらいの値段だったら失敗しても許せるよね」
で、通販で買ってみた。届いた。装着してみた。
思ったよりいい。
我が実家にいる娘に自撮り写真を送る。
娘からの返信「www www www」
ん?変なのか?
娘「おばあちゃんにも見せたけど、カツラって気づいてない。カットしたと思ってる。いいわね〜だって!」
娘曰く「不自然じゃなさ過ぎておかしい!」
従姉で天才ユーチューバーのKemiちゃんにも送ってみる。
「若くみえる!」

誰かに似てる。これかぶると・・・
矢野顕子さんだ。
我ながらそっくりだ。
また娘が爆笑しながら「そっくり!!!矢野さんもカツラなのかなあ」

るい嬢来鹿。
さすがに照れるので、カミングアウトしてから装着して見せる。
それほど悪い反応ではないのでルンルンと観光スタート!!!

後日こんな写真が送られてきたところを見ると、るい嬢も動揺しておられたのだろう。
パン屋さんの行列に並んでいる写真を、今回の旅に来られなかったpさんに送り、「nさんの頭カツラなんだよ〜」とすぐバラす。
かなりカツラ支持者になっておるn、勝手にカツラ普及委員になりpさんにオススメする。
pさんはライブハウスで演奏されるミュージシャンであられるので、ロン毛とかいいんじゃないかと。
すると・・・ライブでプリプリになった妙齢の女性四人組の写真が送られてきて・・・
目をこらすと・・・JUJUがおる。
これ、pさんよね。爆笑する。
るい嬢にいたっては「JUJUというよりムッ○○・・・・(ピーっ)じゃないですかっっっ!!!」
さすがミュージシャンは、すでに持っておられました。

この日は、ランチのすぐ後に温泉に入ったので、カツラは午前中のみで、後半は白髪混じりのボサボサひっつめ頭となり、娘がまたも爆笑する。
翌日も機嫌良く装着してしゅっぱーつ。
今回のナビゲーターKemiちゃんもうっすら半笑いな気がするが気にしない気にしない。
写真撮影の度に半笑いな二人と、すっかり若返ってる自分に酔ってるn。
事件はこの後、うなぎ屋さんへ向かっているときに起きた。
この日、運転手であったワタクシ、何となく頭が締め付けられるような気がしてきて、いかんいかん持ち上がってきてる気がするとは思っていた。
しかし、ハンドル持つ手では直す事が出来ず、いよいよヤバイとなった時に、我慢できなくなった後部座席のるい嬢が爆笑。
彼女はずっとルームミラーに映るワタクシのおでこがジリジリ広がってく様を笑いを堪えながら見ていたらしい。
助手席のKemiちゃんは、ワタクシ同様前方を見ながら喋ってるから全く気付かなかった。
るい嬢の笑いで横のワタクシを見て・・・笑い死ぬ。
うなぎ屋さんの駐車場に着いて、ばさっとカツラを脱ぎ、ボサボサ頭で鰻を食すのであった・・・
その話を、その夜、焼肉屋さんで聞きながら爆笑する我が娘。

もう、皆さんの期待が凄すぎて抗えないまま最終日も装着。
記念写真を撮る度に皆さん、顔が歪むほど笑いをこらえる羽目になる。
何でよ〜まだズレてないでしょっっ!
無事に全ての行程を終え、今、矢野顕子さんになれるカツラは客間の水屋の上に。

ぢつは、このスタンドが組立式だったので初め気づかず、さてどう収納したらいいかと思案し、洗面所の買い置きの芳香剤に被せる。

娘から、夜、鏡に写ったら怖いからやめて!と言われ、この上にタオルかけて隠したりしていた。
スタンドに気付き、組み立ててかけられるようになったものの、置く場所に困る。

いや、それより、ズレない方法を研究せねば。
地毛が長すぎるのも良くないから近々Kemiちゃんにカットしてもらうつもり。
と、まだまだカツラ装着を続ける気満々。
コメント (4)
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