パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

おせっかい

2012年01月20日 | Weblog
1月20日(金)雨のち・・・雪になるのか

寒いですな。
どうせこんなに寒いなら、雪になってくれ!

今週は、ランチ三昧の日々だったのだが、そのうちのひとつに、ボランティア講習会の同期5人でのランチ会があった。
このランチ会、昨年の暮れに計画が持ち上がった。
ボランティアの例会の後、Mさん(62才)とSさんとワタクシの3人で日程を決め、
スケジュール帳を忘れたMさんにSさんが、「もし都合悪かったらnさんに電話するってことにしましょう。」
その2時間後くらいに、Mさんから電話。
「あららぁ~何か予定が入ってた?」と聞くと
Mさん「え?何のこと?」
n「ランチ会のことよ、辞めた○さんと△さんも一緒に集まろうって・・・
もし、その日、都合が悪かったらワタクシに電話するってことになってたから、てっきりその電話かと思ったんだけど・・・」
Mさん「あら、わたし聞いてないわ、その話。」
n、絶句。
聞いてないも何も、2時間前に、3人顔突き合わせて話したじゃん!
n動揺しつつ「えっとぉ~じゃあ、このお電話は、何のご用?」
Mさん「Sさんから、nさんに電話してって言われたんだけど、なあに?」
n、ランチ会の開催に至るまでの経緯や、日時やらを、いちから話す。
話しながら、いつMさんが「あ~っ!そうだったわねえ~いやだ、わたしったら、何ぼけちゃってるのかしらねえ。」と言ってくれるか期待しつつ・・・話す・・・
しかし、最後までMさんは、まるで初めて聞く話のような態度。
n「どこのお店にしましょうかねえ、いいところがあったら教えてくださいね。」と
うろたえながら電話を切る。
以前から、Mさんの言動やら行動には驚かされることがあり、
「少々おっちょこちょいな人だしねえ~
会長さんに怒られないように、同期の皆でフォローしてあげようね。」ってことになっていた。
しかし。。。もうおっちょこちょいのレベルではないことを確信。
今なら、痴呆症にも薬があって、進行を遅らせることが出来ると聞く。
Mさんはお兄さんと二人暮らし。
仲が悪く、ほとんど会話もない様子。
これじゃ、「おまえ、少しおかしいぞ、病院行った方がいいぞ」ってこともなさそう。
気持ちがざわざわして落ち着かず、とうとうSさんに電話する。
Sさん驚きつつも、ワタクシよりは冷静。
「都合が悪かったらnさんに電話することにしましょうって、私が言った言葉だけが頭に残ってたのねえ~」と分析。
彼女は、以前Mさんちに皆で集まった時、梨を持って行った。(この時の話
「あとで、みんなで食べましょう」とMさんに渡し、Mさんは冷蔵庫に入れた。
まてどくらせど梨が出て来ない。
とうとうしびれを切らしたSさんが「梨を食べない?」とMさんに言うと、少し不思議顔というか
困惑顔になったMさんが向かった先はお仏壇。
そこにお供えしてあった梨をとろうとしている。
慌てたSさん「私がさっき持ってきた梨よ!みんなで食べようねって渡したじゃない?」
キョトン顔のMさん「わたし、どこやったかしら」
Sさんが「冷蔵庫に入れてたみたいよ。」
ちょうどその時、ワタクシはトイレに行っていたので、その会話は聞いてないのだが
帰り道にSさんが話してくれて、二人で「かなり進んでるよねえ・・・」とため息をついたのだった。
そんなことを思い出したりしながら、二人で「このまま放っといていいのか・・・」と悩む。

数日後、Mさんから電話が来て「今、Sさんとも話したんだけど、今度のランチ会、○○ってお店でいいかしら?
良かったらもう予約しちゃうけど・・・」
n「じゃあお願いします!」
そしてまたその数日後、今度はMさんから電話がくる。
「Mですぅ~先日、どこかいいお店知らない?って言ってたでしょ。△はどうかしら。」
n、またも一瞬絶句。
「Mさん、Sさんと話してない?Sさんが、Mさんと話して○○に決めたって言ってたけど・・・」
Mさん「ううん。聞いてないわよ。○○に決まったのね。わかったわ」

ランチ会当日。
おしゃべりの中心はMさん。
お話好きの方なのだ。
Mさん「Y電機近くの八百屋は美味しいわよね。」
n「あら、それじゃあ、明日のボランティアの会の新年会のみかん、そこで買おうかしら。
あたし、みかん担当なのよ。」
Mさん「帰りに、そこで白菜漬け買うから、教えてあげるわ。一緒に行きましょう。」
ランチ会がお開きになり、Mさん真っ先に「じゃあねえ~ばいばい~」と、止める間もなく電動自転車で去って行く。
△さんが「あれ?Mさんに八百屋さんに連れて行ってもらうんじゃないの?」
ため息をつくワタクシとSさん。
ぢつは・・・かくかくしかじか・・・
途中でボランティアの会を退会した○さんと△さん、驚きつつも
「まあ、ああいう性格だから、忘れっぽいのかしらねえと思うことは何度もあったけど、
結構きてるねえ。
うっかりというレベルじゃなく病的だねえ。」
ワタクシとSさんは、会長さんに相談しようかと言ってたのだが、
この会長さんが、結構ストレートな方なので、もしかしたら、直接ご本人をばっさりと切ってしまう恐れもある。
区の「物忘れ相談」という部署に相談してみようということにし、
今、予約の電話を入れてみたら、当分予約は埋まってるとのこと。
その本人の住んでる地域の保健師さんに直接相談してみては?とのこと。
身内でもなく、昔から親しくしている友人でもないワタクシ達が、
こういうナイーブな問題に、どこまで首を突っ込んでいいのか。
親切とおせっかいのラインはどこなのか。
歳をとるということの怖さを感じつつ悩む今日この頃。
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3 コメント

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Unknown (puffpuff)
2012-01-20 14:29:26
デリケートな問題で悩みますね。
難しい判断ですが
治療したり施設を探したりは家族ですしね…。

義母もマイペース化まっしぐらです。
老いる覚悟をさせてもらっているのかもしれないけど
現実を見ると怖くなります。


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追伸 (puffpuff)
2012-01-20 14:31:47
nさんですかっ!
だから雪になっちゃったじゃないですか!
寒すぎます。。。
寒いぃ~。
寒いのでココア飲みます。
お湯で溶くだけですが。
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puffpuffさんへ (n)
2012-01-21 11:55:07
我が家は海っぺりのほうだからか、なかなか雪になりません。
でも寒いです。
温かいカフェオレやカプチーノ、エスプレッソ・・・バリスタちゃん大活躍です。

痴呆症問題・・・老いとか死とか考えさせられる年齢なんだなあと思いつつ、
なるべくなら避けて、見て見ぬフリしたいです。
理想は、「投薬なりなんなり治療してもらって、進行を遅らせて欲しい」のですが、
それはとても遠い道のりに思えます。
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