1月8日(日)晴れ
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年末、夫の実家に帰省して驚いた。
話には聞いていたが、さらに猫の数が増えていたからだ。
いつも猫が絶える事のない家なのだが(以前は犬もいた・・・)
ここ数年、変動が激しいので把握できずにいた。
時々、義弟Aから送られてくる猫写真で「わ~っ、子猫がいるんだ!」とか
「いいよねえ~多頭飼いって。猫が重なってる姿って癒されるわぁ~」とか思っていた。
そして・・・我が家のイチを連れて帰省。
これまでの帰省では、2、3匹の猫ちゃんに囲まれ、ビビリはするものの、
適当に外遊びを楽しんだりしていたイチなので、ワタクシは放ったらかして義母やら義弟達に挨拶していた。
ところが、さすがに今回は9匹である・・・
イチはすっかり萎縮し、精神状態が不安定になり、家の中の奥まった義母の部屋へ逃げ込み
どんなになだめすかしてもダメ。
低く唸り続け、手を出そうもんなら、ガリッと引っ掻く。
しばらく放っといて落ち着くのを待ちましょう。
居間のコタツには黒猫ちゃん3匹、めずらしく長毛種の猫ちゃんが1匹、ホワイトタイガーの様な柄の猫ちゃん1匹。
そして、生まれたばっかりの子猫ちゃんが3匹。
久しぶりに、こんなちっちゃな猫ちゃん見たわぁ~
黒猫ちゃんが2匹と、シャム猫もどきの猫ちゃん1匹。
可愛くて可愛くて写真を撮りまくるが、なかなか9匹を同時に収めるというのは至難の業。
おまけにチビちゃん達の動き回る様が悶絶するほど可愛いのでついついカメラを向けるが
当然ブレブレ。
合間にイチをのぞきにいくと・・・相変わらず不機嫌。
娘は、何度も何度も引っ掻かれ傷だらけ。
どうにか、私達が寝る頃にはやっと奥の部屋から連れ出せたものの、ずぅっと唸り続けている。
このまま、おかしくなったらどうしょうと少し不安になる。
結局、帰る日まで、他の猫ちゃん達と友好関係は持てず、エサは取られ続けるのであった。
そして、「ったく!軟弱っつーか、線が細いっつーか。
だから一人っ子はダメって言われるんだよね。」とイチを叱咤激励するワタクシと娘も、
ぢつは軟弱さ全開だったのである。
もともと、夫の実家はチョー田舎なので、未だにトイレが汲取式。
最近、簡易水洗にはなったものの、簡易は簡易である。
虫は、夏ほどではないとはいえ、クモを見かけては息をのむ母娘。
洗面所に良く出没するので、ハミガキにも行けない。
そしてとどめが、子猫チャン達のおしっこ。
まだしつけがちゃんと出来てなくて、こたつ布団におしっこしてる。
ワタクシ達が寝る布団にも、明らかにおしっこしてる。
臭い。
しかし、雪もちらつく寒さである。
布団をかぶらないわけにはいかぬ。
イチは、またそのおしっこに反応して、うなり声をあげ、神経過敏になり、
娘はまた引っ掻かれて血が出る。
娘の神経も、「きーーーっ」となり、泣く。
泣きながら「猫をたくさん飼うのは夢だけど、こんな雑な飼い方はいやだ!
ちゃんとしつけて、大事に飼いたい。不衛生過ぎるっっ!!!」
ワタクシの嫌いなテレビ番組に、大家族ものがある。
ドラマの「11人もいる」は好きだったけど、リアルな大家族ものは嫌いだ。
嫌いだと言いつつ、時々見る。
そして腹を立てる。
何が腹立つかって、番組制作者側の「大家族ってすばらしいでしょ。
兄弟姉妹が多いのって、助けあって生きてて素敵でしょ。」という押しつけがイヤ。
学歴が全てではないが、子どもがたくさんいることで、学校に行かせられない状況を見るのがイヤ。
『貧乏人の子だくさん』
貧乏は『悪』ではないが、『良』でもなくないか?
負の連鎖を断ち切るためにも、ある程度の学歴、勉強する姿勢は必要じゃないか?
男の子は自衛隊、女の子は看護婦という選択肢しかないんじゃないかという状況とか、高校や大学進学を諦めさせる状況とか
勉強できる環境じゃない様子を見るのがイヤ。
『しつけのなってないガキ』を『たくましい子』と変換させるとこがイヤ。
今回の帰省で、我が家の軟弱イチに「わがまま一人っ子」の姿を重ね、
9匹の猫達に、ものすごくたくましく天真爛漫で社交的な「大家族のおうちの子たち」の姿が重なる。
どうみても、我が家のイチのほうが形勢不利だ。
ビジュアル的な子猫の可愛さを差し引いたとしても、
10人中10人が「イチ」を嫌い、「9匹の猫達」を可愛がるだろう。
軟弱母は、自分の育て方が間違ってたのかと弱気になりかける。
でも・・・でも・・・
やはり、ワタクシは、目やにが止まらないと言っては病院へ駆け込み
病気になったり怪我をしたら病院へ連れて行く。
経済的に、連れて行けるだけの猫の数だけにとどめておく。
子どもが望む事を諦めさせるようなことになるほどたくさんの子は産まない(ま、もう産めませんけどね)
4人くらいは産むつもりだったけど、それは複雑な諸事情により1人になってしまったが
ワタクシのキャパは、せいぜい4人が限度だと自覚していた。
その考えはやはり変わらないな。
そんなことを、オシッコ臭い布団の中で考えていた。
辛く苦しかった日の事は、すっかり忘れたかのように、元気なイチである。
あのまま、おかしくなって、唸り続けて引っ掻き続けるのではないかと危ぶんだが
そこまでヤワではなかった。
大事に育てること、甘やかして育てること、強く育てること、きちんと育てること。
そんなことを考えたお正月であった。
娘よ!母は、大事には育てたつもりだけど、甘やかして育てたつもりはない。
ちゃんと、強い子に育ててるからね。
大丈夫。この先、辛いことがあって、「どん底だぁ~」と落ち込む日があっても
必ず立ち直れるからね。
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年末、夫の実家に帰省して驚いた。
話には聞いていたが、さらに猫の数が増えていたからだ。
いつも猫が絶える事のない家なのだが(以前は犬もいた・・・)
ここ数年、変動が激しいので把握できずにいた。
時々、義弟Aから送られてくる猫写真で「わ~っ、子猫がいるんだ!」とか
「いいよねえ~多頭飼いって。猫が重なってる姿って癒されるわぁ~」とか思っていた。
そして・・・我が家のイチを連れて帰省。
これまでの帰省では、2、3匹の猫ちゃんに囲まれ、ビビリはするものの、
適当に外遊びを楽しんだりしていたイチなので、ワタクシは放ったらかして義母やら義弟達に挨拶していた。
ところが、さすがに今回は9匹である・・・
イチはすっかり萎縮し、精神状態が不安定になり、家の中の奥まった義母の部屋へ逃げ込み
どんなになだめすかしてもダメ。
低く唸り続け、手を出そうもんなら、ガリッと引っ掻く。
しばらく放っといて落ち着くのを待ちましょう。
居間のコタツには黒猫ちゃん3匹、めずらしく長毛種の猫ちゃんが1匹、ホワイトタイガーの様な柄の猫ちゃん1匹。
そして、生まれたばっかりの子猫ちゃんが3匹。
久しぶりに、こんなちっちゃな猫ちゃん見たわぁ~
黒猫ちゃんが2匹と、シャム猫もどきの猫ちゃん1匹。
可愛くて可愛くて写真を撮りまくるが、なかなか9匹を同時に収めるというのは至難の業。
おまけにチビちゃん達の動き回る様が悶絶するほど可愛いのでついついカメラを向けるが
当然ブレブレ。
合間にイチをのぞきにいくと・・・相変わらず不機嫌。
娘は、何度も何度も引っ掻かれ傷だらけ。
どうにか、私達が寝る頃にはやっと奥の部屋から連れ出せたものの、ずぅっと唸り続けている。
このまま、おかしくなったらどうしょうと少し不安になる。
結局、帰る日まで、他の猫ちゃん達と友好関係は持てず、エサは取られ続けるのであった。
そして、「ったく!軟弱っつーか、線が細いっつーか。
だから一人っ子はダメって言われるんだよね。」とイチを叱咤激励するワタクシと娘も、
ぢつは軟弱さ全開だったのである。
もともと、夫の実家はチョー田舎なので、未だにトイレが汲取式。
最近、簡易水洗にはなったものの、簡易は簡易である。
虫は、夏ほどではないとはいえ、クモを見かけては息をのむ母娘。
洗面所に良く出没するので、ハミガキにも行けない。
そしてとどめが、子猫チャン達のおしっこ。
まだしつけがちゃんと出来てなくて、こたつ布団におしっこしてる。
ワタクシ達が寝る布団にも、明らかにおしっこしてる。
臭い。
しかし、雪もちらつく寒さである。
布団をかぶらないわけにはいかぬ。
イチは、またそのおしっこに反応して、うなり声をあげ、神経過敏になり、
娘はまた引っ掻かれて血が出る。
娘の神経も、「きーーーっ」となり、泣く。
泣きながら「猫をたくさん飼うのは夢だけど、こんな雑な飼い方はいやだ!
ちゃんとしつけて、大事に飼いたい。不衛生過ぎるっっ!!!」
ワタクシの嫌いなテレビ番組に、大家族ものがある。
ドラマの「11人もいる」は好きだったけど、リアルな大家族ものは嫌いだ。
嫌いだと言いつつ、時々見る。
そして腹を立てる。
何が腹立つかって、番組制作者側の「大家族ってすばらしいでしょ。
兄弟姉妹が多いのって、助けあって生きてて素敵でしょ。」という押しつけがイヤ。
学歴が全てではないが、子どもがたくさんいることで、学校に行かせられない状況を見るのがイヤ。
『貧乏人の子だくさん』
貧乏は『悪』ではないが、『良』でもなくないか?
負の連鎖を断ち切るためにも、ある程度の学歴、勉強する姿勢は必要じゃないか?
男の子は自衛隊、女の子は看護婦という選択肢しかないんじゃないかという状況とか、高校や大学進学を諦めさせる状況とか
勉強できる環境じゃない様子を見るのがイヤ。
『しつけのなってないガキ』を『たくましい子』と変換させるとこがイヤ。
今回の帰省で、我が家の軟弱イチに「わがまま一人っ子」の姿を重ね、
9匹の猫達に、ものすごくたくましく天真爛漫で社交的な「大家族のおうちの子たち」の姿が重なる。
どうみても、我が家のイチのほうが形勢不利だ。
ビジュアル的な子猫の可愛さを差し引いたとしても、
10人中10人が「イチ」を嫌い、「9匹の猫達」を可愛がるだろう。
軟弱母は、自分の育て方が間違ってたのかと弱気になりかける。
でも・・・でも・・・
やはり、ワタクシは、目やにが止まらないと言っては病院へ駆け込み
病気になったり怪我をしたら病院へ連れて行く。
経済的に、連れて行けるだけの猫の数だけにとどめておく。
子どもが望む事を諦めさせるようなことになるほどたくさんの子は産まない(ま、もう産めませんけどね)
4人くらいは産むつもりだったけど、それは複雑な諸事情により1人になってしまったが
ワタクシのキャパは、せいぜい4人が限度だと自覚していた。
その考えはやはり変わらないな。
そんなことを、オシッコ臭い布団の中で考えていた。
辛く苦しかった日の事は、すっかり忘れたかのように、元気なイチである。
あのまま、おかしくなって、唸り続けて引っ掻き続けるのではないかと危ぶんだが
そこまでヤワではなかった。
大事に育てること、甘やかして育てること、強く育てること、きちんと育てること。
そんなことを考えたお正月であった。
娘よ!母は、大事には育てたつもりだけど、甘やかして育てたつもりはない。
ちゃんと、強い子に育ててるからね。
大丈夫。この先、辛いことがあって、「どん底だぁ~」と落ち込む日があっても
必ず立ち直れるからね。
猫はなわばり意識が強いし、知らないところにいたらご飯すら食べない仔も多いから、イチちゃんは頑張ってる方だと思います。
うちは年末に一匹亡くなったので、残った猫同士のバランスが崩れてなかなか難しいです。
未だに隔離のもいるし(^_^;)
何の心配もしてなかったのですが、
さすがに9匹に囲まれるとパニックになったようです。
ワタクシの実家に行ったら、すっかり元気になり、ガツガツ食べて、暴れ回ってました。
ひめちゃんのこと、急なことでびっくりしました。
寂しいでしょう。
残ってる猫ちゃん達も、戸惑ってるのでしょうか。
わーい!わーい!
失礼だとは思いつつ、嬉しくて♪
もうね、イチちゃんの様子、うちのにゃ~と似てるの。
イチさんに失礼だよね。すみません。
そしてそして!まさに同じような我が家の帰省(爆
我が家(主人の実家)はクモじゃなくてカメムシ、猫じゃなくてイヌ1匹ですけどね。
ウチは大家族じゃなかったけど超貧乏でした…
大家族ってふくよかな方が多い気も…
食事風景に良く出て来る
鍋いっぱいのシチューとかカレーが
テーブルに鍋ごと出てきて、みんなご飯を持って食べる姿のイメージが少々苦手。
明らかに炭水化物と肉の食べ過ぎ、野菜不足な気がするのですが…
あの臭さは、猫のおしっこに相当すると思います。
にゃ~ちゃんも自分が猫だと思ってないタイプってことですね。
産まれてたての子猫に向かって威嚇のポーズするイチを見た時は、少々情けない気分になりました。
そして、その威嚇のポーズを、子猫ちゃんが即、覚えて、仕返してる姿には笑いました。
大家族のイメージが、食事風景というところがpuffpuffさんらしくてクスッと笑っちゃった。
たしかに、ふくよかな方が多いわ!!